トイレは神聖な場所だからこそ、大切にしたい

トイレリフォーム節約術。なんと0円?

公開日:2020.02.19

60歳のとき、人に寄り添って生きるために「占いおばさん」になった春ちゃんさん。お金をかけなくても日々を、心豊かに過ごす方法をお伝えします。今回は、春ちゃんが、家の中で一番大切と考える「トイレ」のリフォームについて。

トイレには神様がいる

トイレには女神様がいると言われているほど、神聖な場所。だからこそ、トイレはいつもきれいにしていたいものです。

トイレの中では、誰にも邪魔されないひと時だからこそ、いいアイデアを思いついたり、反省したり……。トイレの中の静かな孤独感は、私にとって一番大切な時間です。

今回の節約術は、私が一番好きな空間、トイレのリフォームについてです。

トイレの床も、リフォーム

トイレの床の板張りは夫の手作り作業
トイレの床の板張りは夫の手作り作業

便器自体を取り替える大工事です。トイレは場所が狭く、身動きができません。便器を入れるための丸い所を、鉛筆で印をつけながらの作業。今までと違い、板一枚一枚に真剣に取り組みながらの手作業は、夫の大工仕事。トイレに行く必要があるときは、自宅の目の前にあるコンビニを使用させていただき、一日で完成しました。

その後日、私が床板に、ニスを2度塗ってすべてが完成しました。

夫が大工仕事、私がペンキ塗りの夫婦でのリフォームは、毎回苦労しますが、これが私達夫婦の、楽しみながらのリフォームなのです。

トイレットペイパ-棚。

トイレットペイパ-置く棚は空間を利用して夫が手作りしたもの空間を利用して夫が手作りしたもの
トイレットペイパ-を置く棚は空間を利用して夫が手作りしたもの

築50年の古い我が家。トイレには、トイレットペ-パ-を置く棚がありませんでした。そこで、空間を利用して夫が棚を作りました。窓の上の両側に、幅30cmの棚を置くための細い板を取り付けました。ただ置くだけで作れるというシンプルな作業は、日曜大工が得意な夫にとっては簡単なことでした。

窓にカ-テン&タオル掛け

小窓のカ-テンは100円ショップで購入したレースを2枚使用。写真左のタオル掛けは、タオル半分に、夫の定年後のワイシャツから袖口を切り取り縫い付けました
小窓のカ-テンは100円ショップで購入したレースを2枚使用。写真左のタオル掛けは、タオル半分に折り、夫の定年後のワイシャツから袖口を切り取り、縫い付けました

トイレの窓も一工夫し、華やかさと清潔感を演出をしました。100円ショップでレースカ-テン2枚とタオル1枚を購入しました。

タオル掛けは、タオルを半分に折り、夫の古いワイシャツの袖口を縫い付けただけの、私の手作りアイデアです。

あるものを利用するだけで、楽しみながら節約するのが私流なのです。

花と芳香剤を置く2段の飾り棚

花と香臭剤を置いた2段の飾り棚。夫が手作りした棚に、私が白のペンキを塗り、共同作業で作りました
花と&香臭剤を置いた2段用の飾り棚。夫が手作りした棚に、私が白のペンキを塗り、共同作業で作りました

家のリフォームしをしているうちに、板がたくさんあまって出ます。余り板を利用した夫のアイデア小物が、我が家のトイレの小さいスぺ-スを華やかに、和ましてくれています。

上の段には庭先に咲いた花を飾り、下に香臭剤を置く二段用の飾り棚を夫が作りました。それに私が白いペンキを塗り、夫婦の共同作業で作った節約アイテムです。

トイレのリフォーム費用は、大きな買い物だった水晶とテレビを購入した際に、交渉した最後の端数の金額分をまかないました。

つまり、プラスマイナス0円で完成しました。

大きな買い物をするときは「この端数をサービスしていただけませんか」「ハイ、いいですよ」感謝の気持ちの交渉は簡単に成立します。

値切るのでなく、あくまでも楽しく交渉するのも、私の節約術の一つなのです。

春ちゃん

高校卒業後、会社で5年働きました。24歳で結婚し今年48年目を迎え、現在は夫、長男と3人家族で住んでいます。子育てとパートをしながら習った易学で、埼玉の「占いおばさん」として、人に寄り添いながら占い活動をしています。床についてからもできるので、エッセイを書くのが趣味。

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