賢く節約して最大限に楽しむ!メリハリ旅行術
2024.09.022024年10月10日
旅好きスタイリスト・岡部久仁子さんが伝授
最小限の荷物で旅先のおしゃれを楽しむ「5つのワザ」
旅行に行くなら、重い荷物に煩わされず、体もラクに身軽に楽しみたいもの。旅が大好きというスタイリスト・岡部久仁子さんに、荷物を軽くするひと工夫を伺いました。
教えてくれた人:岡部久仁子(おかべ・くにこ)さん
大人の女性が持つ本来の美しさを引き出す技術に定評があり、タレント等のスタイリングを数多く手掛ける人気スタイリスト。著書に『99%の人が知らない1%のおしゃれ術』(KADOKAWA刊)がある。「ハルメク365」でもおしゃれを指南する動画を多数配信中!
着回し力をアップするスカーフは、旅の必須アイテム!
国内外の旅を楽しんでいるスタイリストの岡部久仁子さん。
「2泊3日の旅なら、機内持ち込みできる大きさのキャリーケースに収まる量の荷物にします。重くなっても自力で飛行機の荷物棚に持ち上げられるくらいの大きさにしたくて、今の体力だとこれがベストです」と言います。
少ない服でおしゃれを楽しむには、「トップスとパンツは白と黒でまとめて、好きな色を小物などで取り入れると、ラクで素敵に過ごせますよ」
50代からの身軽旅を叶える「5つのワザ」大公開
ワザ1:トップスとパンツは、白と黒1枚ずつ。1セットは着ていけば荷物が減る!
ユニクロや無印良品などの白と黒のニット、near.nipponの黒のパンツ、エムフィルの白のパンツ。上の写真のように組み合わせ自在です。
ワザ2:防寒対策は、服の間にはさめる軽い羽織りもので
1日の中でも夜は急に冷え込むなど寒暖差が激しいことも。ダウンベストや薄手のパーカーは、コートの下に着ても着ぶくれしにくくて便利。
ワザ3:スカーフやインナーなど軽いポーチで分類してすっきり!
スカーフは四つ折りにたたみ、インナーやコスメも各々ポーチに。靴は袋に、ニットやパンツは丸めて入れています。
ワザ4:差し色になるスカーフを持っていくと何通りにも活躍!
スカーフがあれば、基本の白と黒の服の差し色になり、食事の際も華やかに。白髪など髪の悩みもカバーできます。
ワザ5:軽い靴が1足あると宿泊先で便利
秋冬はブーツを履いて旅に行く機会も多いですが、宿泊先で食事に出るときなどは脱ぎ履きが大変。そんなとき便利な軽い靴を必ず持っていくそう。
ぜひ、みなさんもお試しあれ!
取材・文=野田有香(ハルメク編集部)、撮影=中西裕人
※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年1月号を再編集しています。