ほっそり二の腕に見せる!薄着シーズンの体型カバー術
2022.11.052022年11月05日
横森美奈子の目からウロコのおしゃれ塾・25
体型カバーより魅力を引き出す!太めさんの大胆コーデ
ファッションデザイナー・横森美奈子さんが50代からのおしゃれのコツをアドバイスする連載企画。今回のテーマは、太めの体形を素敵に見せるコツ。体形を隠すことばかりに気を取られてはもったいない!太めだからこそ似合うコーディネートを紹介します。
体型を隠すより自分のイメージや魅力を引き出す
年齢とともにふくよかになった体形が悩みだという内海圭子(60歳)さん。さらにこのコロナ禍で出歩く機会が減り、いわゆる“コロナ太り”してしまったそう。「そのせいで余計におしゃれが難しくなってしまって……。何を着てもしっくりきません」と横森さんに相談します。
そんな内海さんの私服を見た横森さんは「どの服もなんとなく選んだ、あいまいさが出てしまっていますね。内海さんの場合もう1~2サイズ大きくゆとりがある方が、体型をよく見せます」と言います。
内海さんはご覧のように素敵な笑顔の明るいキャラクター。「体型操作というよりはご自分のイメージや魅力を引き出す恰好をしてみませんか?」と横森さんは提案します。「すごくうれしいです。なんでも着てみたい!」という内海さんの前向きな姿勢も、おしゃれになれるコツなのだそう。
話をするうちに、実は内海さんの家には姿見がなく、鏡で全身を見る習慣がないことがわかり横森さんから一喝。「姿見は絶対に必要です!ゆとりあるサイズが豊かな体をきれいに見せたり、太めのナイスバディだからこそ大胆な色柄が似合うということは、全体で見なくてはわかりませんからね」。
いろいろなアドバイスを受け、鏡の前で試着した内海さんは「大きいサイズの方がこんなにすっきり見えるなんて!」と驚いた様子。「体にボリュームがあるからこそ着こなせる服もあるんですよ。昔、『大きいことはいいことだ』というCMソングがあったのを覚えていますか? 太めの体形はいい意味で着映えします。それを生かして楽しい人になってしまいましょう!」と横森さん。さっそく、その着こなしをご紹介します!...