のんびりシャンシャンの「ハンモックは楽しいな」
2019.12.112020年02月05日
毎週シャンシャン♪
「カラスが来た!」それはシャンシャンの敵or友達?
2020年12月末で中国に返還が予定されている、東京・上野動物園のパンダのシャンシャン。公開観覧日から日々撮り続けている、ぱんだうじさんこと高氏貴博さんの、かわいすぎる写真をお届け! 今週のテーマは「カラス」です。
唯一、シャンシャンの運動場にやってくる者
シャンシャンは、いつも一人で、食べたり遊んだりしています。そんなシャンシャンの元に、遊びに来る者がいます。それは、カラス!
上野動物園のパンダ舎の近くでは、昔からカラスを見掛けました。パンダの運動場にはガラスの高い仕切りがあるので、地上からは何物も侵入することはできません。が、唯一カラスは、空からひらりと飛んで来られるのです。
カラス研究の第一人者によれば、「カラスは遊びをする数少ない動物の一種」だそうです。空を飛ぶ鳥は他にもいるのに、なぜカラスだけが、パンダのような大きな動物を怖がりもせず飛んでくるかが、わかるような気がしてきますね。
上の写真はシャンシャンが9か月の頃のものです。当時は母親のシンシンと一緒に運動場に出ていて、お母さんにじゃれついたり、運動場にある木によじ登ったりぶら下がったり、いろんなものを相手によく遊んでいました。
そこへやってきたのが、カラスです。シャンシャンは怖がる様子もなく、「あなたはどなた?」というふうに少しずつカラスに近寄っていきます。カラスは知らん顔……と思ったら、飛んで行ってしまいました。カラスは本当はわかっていて、からかっていたのでしょう。遊ばれてしまったシャンシャン……。
...