モデル前田典子直伝!万能セーターで着回しコーデ
2024.11.192024年12月16日
50代モデル前田典子!連載「マエノリごと」16
マエノリも憧れ!デザイナー島田順子さん「パリマダム」のような魅力
人気モデル前田典子さんの連載「マエノリごと」16回目は、尊敬するデザイナー島田順子さんの2025春夏コレクションに行った話。ずっと憧れている理由もお伝えします!
JUNKO SHIMADA 2025 春夏コレクション会場にて
デザイナーの島田順子さんは、私にとってずっと憧れの存在。人生の大先輩でありながら、毎年コレクションを発表し、自由でイキイキと活躍されるその姿にいつも刺激を受けています。
今回のコレクションについて、「テーマはありますか?」と伺ったところ、島田順子さんらしく「特にテーマを決めないのがJUNKO流」とのこと。好きなものやその時々のインスピレーションをもとに作り上げていくそうです。
2025年春夏コレクションでは、花柄プリント、背中が大きく開いたフェミニンなフレアワンピース、鮮やかなブルーに白いボタンのディテール、フリンジやゴールド系のアクセントなど、目を引くアイテムが満載でした。
南仏のバカンス気分に!
エレガントな大人のバカンススタイルが浮かんでくるような、華やかで洗練されたコレクション。
私も実際にコレクションの中から、ツイードジャケットやかわいい赤のチェック柄、大胆な肌見せのショートパンツにメリージェーンパンプスを合わせたルックを試着させていただきました。
その瞬間、まるで南仏でバカンスを楽しんでいる気分に!大きな花のデザインが特徴の丸いバッグやサンダルも、とても素敵でした。
ポルシェが似合う女に憧れて
2011年に出版された書籍『島田順子スタイル』の中で、「ずっとポルシェが似合う女になりたかった」と語られているページを見て以来、「私も!」と憧れて、順子さんと同じポルシェに乗り続けています。
気付けばもう13年。ゴルフもされているとのことで、私もぜひ続けていきたいと思っています。
フレンチマダムのような自然体スタイル
島田順子さんのトレードマークといえば、無造作にまとめられた髪、日焼けした肌、そしてほぼノーメイク(リップぐらい?)。
洗いざらしのシャツにデニムだけでもエレガンスを感じさせ、ニットにパンタロンとスニーカーでマスキュリンな装いもサマになる。そして、ジャケットにタイトスカート、生足にヒールというクラシックなコーディネートも、抜群のセンスで着こなしてしまう——まさにカッコいいフレンチマダム。
いくつになってもチャーミングでフレッシュ。コンサバティブに決めすぎず、エレガントさの中に絶妙な「抜け感」を取り入れた自然体のスタイルは、まさに私の目指したい姿そのものです。
島田順子さんは、私にとって永遠の憧れです!
文・写真=前田典子 編集=鳥居史(ハルメク365)
※本連載「マエノリごと」は、毎月1日・15日の更新を予定。お楽しみに!