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- 【新!スマホ講座17】電池を消耗させるNG行動4
シニア女性から多く寄せられるスマホの使い方のお悩みや、知っておくと便利なことをご紹介する連載。17回目のテーマは「電池の消耗」について。電池には寿命があるとはいえ長持ちさせたい…電池の寿命を伸ばすために、消耗が早くなるNG行動4つをご紹介!
<お悩み>気が付くと電池がナイ!ということが…
最近スマホの電池(バッテリー)の減りが早くて、気が付くと10%とかになっていることも……。電池を長持ちさせる方法はありますか?
<これで解決!>設定アプリで電池の状態をチェック
物価高のこの時期、スマホの買い替えはできるだけ避けたいところ……。とはいえ、スマホのバッテリーは、繰り返し使うことで劣化して減りが早くなり、いずれ買い替えが必要です。
一般的には2~3年で寿命がくるといわれていますが、使い方によってはそれより短くなったり、逆に長持ちすることもあります。
まずは、バッテリーの状態をチェックしてみましょう! まだ買い替え時期でないことを確認したら、バッテリーに負担をかけたり、電池を無駄にする使い方をしていないか、確認してみましょう。
バッテリーの劣化を確認する方法
バッテリーの充電能力や最大容量が80%未満なら買い替えかバッテリー交換を検討しましょう!
※タップ=スマホの画面を指で軽くタッチすること
【Android】Aquos(アクオス)、Xperia(エクスペリア)の場合
「設定」アプリを開き、「デバイス情報」→「電池の状態」または「電池性能表示」の順にタップ
【Android】Galaxy(ギャラクシー)の場合
「設定」アプリを開き、「端末情報」→「バッテリー情報」→「バッテリー性能」または「電池性能表示」の順にタップ
【iPhone】の場合
「設定」アプリを開き、「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」の順にタップ
設定アプリで確認できない機種の場合は、「AccuBattery」などのアプリで確認できます。 「AccuBattery」はGoogle Playストアから無料でインストールできます。
チェック!こんな使い方は電池が早く減ったり、劣化する!
NGな使い方1:画面が暗くなるまでの時間が長過ぎる
画面が明るくなっている時間が長いほど電池を使うので、長過ぎるなら、下の方法で調整を。画面の明るさを変更することでも電池の無駄使いを防げます。
【Android】の場合
1.「設定」アプリを開き、「ディスプレイ」→「スリープ(または画面消灯)」の順にタップ
2.好みの時間をタップ
【iPhone】の場合
1.「設定」アプリを開き、「画面表示と明るさ」→「自動ロック」の順にタップ
2.好みの時間をタップ
NGな使い方2:実はたくさんのアプリを起動したまま
ホーム画面に戻っても、実はアプリは完全に終了していません。アプリをたくさん起動していると電池を使うので、下の方法でアプリを終了させて。
※スワイプ=スマホ画面を軽くこするように指を滑らせること
【Android】の場合
画面下部の「□」または「|||」をタップ。なければ指を画面の下から上にスワイプ。→起動中のアプリが表示されるので、「全て閉じる」をタップするか、1つずつ上にスワイプして消す。
【iPhone】の場合
ホームボタンのある機種は、ホームボタンを素早く2回押す。ない機種は指を画面の下から上にスワイプ。→起動中のアプリが表示されるので、1つずつ上にスワイプして消す。
NGな使い方3:電池があまり減っていないのに頻繁に充電する
頻繁に充電すると劣化が早くなります。逆に電池残量0%になってから充電するのも負荷が大きく、20〜80%の間で維持するのが理想的といわれています。
NGな使い方4:充電しながらスマホを使う
充電と放電を同時に行うことで、バッテリーに大きな負荷がかかります。家にいるからといって充電コードにつないだまま使うのは避けましょう。
増田さんからのアドバイス
バッテリーが極端に劣化すると、スマホが発火することもあります。スマホがふくらんできたり、熱を持っているようなら、早めにショップなどに相談しましょう!
※操作法は機種によって異なります。
教えてくれたのは増田由紀さん
ますだ・ゆき 大人のためのスマホ・PC教室「パソコムプラザ」代表。初心者にもわかりやすく、すぐに役立つレッスンに定評がある。『いちばんやさしい60代からのAndroidスマホ』(日経BP社刊)他著書多数。
構成・文=松尾肇子(ハルメク編集部) イラストレ―ション=たつみなつこ
※この記事は雑誌「ハルメク」2023年2月号を再編集し、掲載しています。
※機種等は、2022年12月現在の情報を基にしています。
雑誌「ハルメク」
女性誌売り上げNo.1の生活実用情報誌。前向きに明るく生きるために、本当に価値ある情報をお届けします。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど幅広い情報が満載。人気連載の「きくち体操」「きものリフォーム」も。年間定期購読誌で、自宅に直接配送します。雑誌ハルメクサイトはこちら
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