公開日:2020/04/30
更新日:2021/09/17
憧れのグレイヘア。でも、白髪が伸びかけて頭頂部が白い富士山のような状態をどう切り抜けるかが、最大の課題。「実際に移行した人のリアルな声が聞きたい!」というリクエストにお応えして、今回はリアルなグレイヘア移行レポートをお届けします。
「グレイヘアにしたくて白髪を伸ばしているのですが、生え際の白髪がとにかく目立つので、ウィッグで隠しています。ウィッグに頼らずカバーする方法はありませんか?」と編集部にお便りをくださったのは、読者の小林雪子さん。
ウィッグでごまかしながら、3か月がんばって伸ばした髪が、こちら。
以前美容院で白髪染めをしていたときの茶色がなかなか抜けず、伸びてきた白髪との段差がかなり目立ってしまっている状態です。白髪の量が多い方ほど、こうなりがちですよね。
2剤を混ぜるタイプの白髪染めは、一度で濃く色付き、色が半永久的に持つという長所がありますが、グレイヘア移行期にはそれが逆にデメリットとなることも。色が抜けないため、このように染めた部分と伸びてきた白髪の差が目立ってしまうのです。
伸びてきた白髪を隠すために部分用ウィッグを活用してきたそうですが、夏場にウィッグで隠すのは暑いですし、毎日着けるのは大変ですよね。
そこで編集部がおすすめしたのが、トリートメント白髪染めの「濃い茶色」で白髪部分のみを染め、髪がある程度伸びてきたら染めるのを止める、という方法です。
「えっ、また染めるのは意味がないのでは?」とお思いの方もいるかもしれませんが、トリートメント白髪染めは、ヘアカラーの白髪染めに比べて淡い色付き”。逆転の発想で、“洗髪のたびに色が抜けていく”という特長を生かせば、きれいにグレイヘアへ移行できるのです。
まず、1日に2回続けて(1日1回を2日連続でも)、トリートメント白髪染めを使用しました。
生え際のアップがこちら。
白髪部分のみが淡い茶色に染まり、段差が目立たなくなりました(小林さんは染まりにくい毛質のため2回染めていますが、染まりやすい方は1回でもOK)。
その後は「1週間に1回」、お風呂ついでトリートメント白髪染めを使用したそうです。
全体が淡い茶色で、白髪との段差がそこまで気にならないままキープできています。
そして、白髪部分がだいぶ伸びたので、16週間後にトリートメント白髪染めの使用もストップしました。また、頭頂部が白くなり富士山のようになってしまうのではという心配は無用です。“トリートメント白髪染めは髪を洗うたびに少しずつ色落ちする”ため、全体的に退色し、汚く見えないのです。
こちらは、最後に染めて4日放置したときの写真です。
全体的に退色し、さほど段差が気にならない状態です。
さらに1か月半後。
ほんのり茶色が残ってはいますが、全体的に色落ちしているので、汚い印象には見えません。
小林さんのように、白髪の量が多い方がグレイヘアに移行する場合、美容院染めからトリートメント白髪染めに切り替えて1年ほど染めると、スムーズに移行できます。
もちろん、すぐのグレイヘア移行を考えていなくても、トリートメント白髪染めに変えるのもアリ!です。染める頻度は高くなりますが、髪や頭皮への負担がグッと減らせる上、いざグレイヘアにしようと思ったとき、すぐに移行ができますよ。
「もっと早く、トリートメント白髪染めの存在を知りたかった!そうすれば、最初の3か月の“富士山”状態はなかったのに」と小林さんは笑顔で話していました。
■もっと知りたい■
小林さんが使用したのが、「セリジエ つや髪 深染めヘアカラー<早染めタイプ>」。年齢を重ねて傷みやすい髪や頭皮のため、トリートメントベースで作った白髪染めです。
美容液成分95%で、髪につやを与える椿油やヒアルロン酸、ハリコシを与える昆布エキスなどをたっぷり配合。染めるたび、つやとボリュームのある若々しい髪になれます。
乾いた髪につけて5分たったら流すだけと使い方も簡単。お風呂に入る直前につけて、体を洗っている間に時間がたつので、余計な手間はいりません。
興味がある方はこちらからどうぞ。
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