公開日:2019年03月03日

アデュ~ 私の”金メダル”メイク術!File.4

厚塗りNG!“ずっちー”素肌感ベースメイクをしよう

女は誰しも最も輝いていたときのメイクを忘れない……。そんな自分だけの“金メダルメイク”をこっそり見直しませんか? かつては完璧な作りこみが主戦場だったベースメイク戦線に異常あり! 大事なのは素肌感。ファンデーションの塗り方もご紹介します。

時代の流れに沿ってメイクも変えよう

「人は誰しも過去の成功体験が頼み!」

つい先日、50代のハルメク世代の編集者とそんな話に……。「頭の中身って、入れ替えられないんだよねー」。編集者も過去の成功体験からアイデアをひねり出しがちです。もちろんライターだって。いや、人間なんて、そんなもんです。メイクだって、つい自分が最も輝いていたときの”金メダルメイク”を、なかなか忘れられないもの。それを、時代の流れに沿って変えろ!と言われても、なかなか難しいものですよね。

そこで、ベースメイク! いつからこんなに薄くなった!? 振り返ってみると、ここ2~3年くらい薄塗り傾向に拍車がかかって。ものすごい勢いで“すっぴん”に寄せてきています。しかし、我らが青春の頃は違っていた。ファンデーションをがっつり塗って、コンシーラーできっちり隠して、お粉をモフモフはたいて、それがパーフェクトと信じていた、いやパーフェクトにつくらなければいけなかった、そんな時代……。

その頃、つまり1990年代のファンデーションのCMに登場したのは、鈴木保奈美さん。最近もドラマに登場されていますが、美人ぞろいの女優さんの中にあって、ちょっと次元の違う神々しい美貌ですよね。大好きです!  最近のほうがもっと好きになりました。当時は、ファンデーションの製造技術の向上から、「くずれない!」機能に大きな注目が集まっていました。CM覚えています?

ノーファンデーション主義も台頭中

ところが2019年の今、ベースメイクは止まることを知らない”素肌感”追求の波の中にあって、ほとんど限界まで薄くなっています! ”厚塗り”はダサいは今や年代問わずの共通認識に。使うアイテムも変わってきています。昔は使っていなかった下地はマスト、ファンデーションはごく少量に控えて、お粉はほとんど使わずに、気になるシミはレーザーで消す! 

昔はレーザーでシミを消すなんて特別な人が内緒でやるものだったけれど、今は誰でも気軽にできるほどに価格も低下。シミにコンシーラーをたっぷりのせていた、あの頃が懐かしいほどです。そうした流れもあってか、もうファンデーションは塗らない! と宣言する、ノーファンデーション主義やすっぴん主義まで登場する事態に。
 

素肌感ベースメイクを作るポイント

実際は、本当に何も塗らないのではなく、ほんのり色つきの下地をメインにするのが、ポイント。最近の下地の進化は目覚ましく、保湿や紫外線防止はしっかりしつつ、肌をさりげなく補正する力はかなりのもの。下地をきちんと塗るだけでもハッキリ言って肌は整います。
 

鈴木保奈美さんの今
目の下の三角形の部分を中心にファンデーションをのせましょう。
現在の鈴木保奈美さんのような透明感が生まれるはず。

 

下地だけなんて無理! という人は、ファンデーションを少量だけ、目の下から頬にかけての三角ゾーンに、プラスしてみて。気になるほうれい線にはハイライトをほんの少し仕込んで、目の下のクマやくすみが気になる場合は、専用のカバーアイテムを。ファンデーションもその他のアイテムも、基本は部分使い。顔全体に塗ってまるごと補正は、今どきじゃありません。ましてや、顔と首の色が違うなんて、ダメ、ぜったい!!

かくいうワタクシも、近頃は下地オンリー、こっそり実践中です。最初は慣れなくて恥ずかしかったけれど、自分の目も徐々に慣れてくるもの。ちょっとおめかしというときだけ、ファンデーションをほんの少しだけ。そんな勇気ない!? いやいや、個人的には「グレイヘア」を育てるより、「ノーファンデーション」のほうが、ハードル低いですよ。これ、絶対です!

 

イラストレーション=田渕正敏 

 


「アデュ~ 私の“金メダル”メイク術」の記事はこちら
 

中森明菜メイク

そのシャドウ濃すぎ!さりげないハイライトで今どき顔

安室風まゆげのまま?

その眉、1ミリ太くしよう!今どきの描き方を伝授

ファンデーション厚塗り
厚塗りNG!“ずっちー”素肌感ベースメイクをしよう

 

木更容子
木更容子

きさら・ようこ 美容ライター・エディターとして長い経験を持ち、多くの雑誌や新聞に記事を執筆。ブランドアドバイザー・コピーライターとして多数の化粧品ブランドに関わる。

みんなの コメント
ハルメクが厳選した選りすぐりの商品

驚きの軽さ&使いやすさ!

これ1本で7つの効果 薬用美肌ヴェール

【PR】美術館でお花見!?春爛漫をアートと食で感じよう

美術館で桜とアートを愛でる

東京国立近代美術館では、毎年人気イベント「美術館の春まつり」を開催!近代日本画の巨匠・川合玉堂 作・重要文化財《行く春》の公開など、期間限定の特別イベントです♪

2025.03.10
【PR】タイプで分かる!ライフスタイル別レンズ診断

タイプ別!ぴったりの眼鏡

「近くのものが見えづらくなった」と感じる人は眼鏡の変え時かも!ライフスタイル別におすすめの眼鏡レンズを無料で診断♪

2025.03.10
【PR】戸籍に氏名のフリガナが記載されます

全員忘れずに通知の確認を!

5月26日に「戸籍法」改正し、国民には「氏名のフリガナ通知」が届きます。通知が届いたら必ずやるべきこととは?

2025.03.10
【PR】部分入れ歯のウソホント!?正しいケアって?

部分入れ歯のウソ・ホント!?

部分入れ歯が不安定・外れそうで怖い…そんなお悩みは「ケアの仕方」に原因が!?間違えている人が意外に多い、部分入れ歯の「正しい使い方」を専門家が紹介します!

2025.03.12
【PR】ブラトップでシルエット美人に!

ブラトップでシルエット美人に!

下着メーカーが本気でつくったブラトップ ♥ブラに比べ、しめつけ感の少ないブラトップはラクちんで大人気です!

2025.03.04
【PR】鼻への重量感・違和感のストレスから解放!

「ふわっ」と軽いメガネ♥

メガネがずり落ちる・鼻の頭が重いなど、メガネのプチストレスにサヨナラ!あっと驚く程つけ心地抜群のメガネをぜひお試しください

2024.12.17
人生100年時代!50代〜のライフプランと資産形成

老後の支出いくらかかる?

もし100歳まで生きるとすると、65歳からでも約1億円も必要ってホント!?老後の支出と収入、ちゃんと把握してる?

2025.01.08
【PR】頼れる家族がいない……入院・入居どうする?

おひとり様の備えはOK?

この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生!

2024.07.22
認知症の早期発見に役立つポイントは

認知症予防は身近な生活習慣から

脳トレゲームで気軽に認知症予防。早期発見のポイントもチェック!

2025.02.25
子どもに残すべきはお金?不動産?どちらがお得?

子に遺すべき資産は?

「現金」か「不動産」か…どっちが得?メリット・デメリットは?相続や親族間のトラブルに悩まされないためにしておくべき準備とは

2024.12.12
【PR】飽き症でも、ゼロから英語が話せるようになったワケ

ゼロから英語が話せる!

飽き症さんでもOK!たった60日で英語が苦手な人でも英会話ができるようになると話題の「インド式英会話」をご存知ですか?無料体験セミナー実施中です!

2025.02.05
【PR】50代からの願いを叶える新しい資金調達術

50代~お金の増やし方

将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか?

2024.11.20

ハルメクが厳選した選りすぐりの商品

【限定コラボ】職人技が光る!ハルメク×マエノリのセーター誕生秘話