
美術館で桜とアートを愛でる
東京国立近代美術館では、毎年人気イベント「美術館の春まつり」を開催!近代日本画の巨匠・川合玉堂 作・重要文化財《行く春》の公開など、期間限定の特別イベントです♪
公開日:2019年01月31日
アデュ~ 私の”金メダル”メイク術!File.3
女は誰しも最も輝いていたときのメイクを忘れない……。そんな自分だけの“金メダルメイク”をこっそり見直してみませんか? 今回は、顔の凹凸を演出する、ハイライトとノーズシャドウの使い方。あなたのノーズシャドウ、真っ逆さまに落ちていませんか?
ハイライトやシャドウとは、ファンデーションを塗った後に、ハイライト=光やシャドウ=影をつけて、顔に陰影や立体感をつけること。
ハイライトは、白などの明るい色にキラキラのグリッターがはいったもので、パウダータイプやクリームタイプがあり、ブラシや指で直につけたりします。シャドウは、肌色よりだいぶ暗い茶色といってほうがいいような色で、これもパウダータイプやクリームタイプがあります。
シャドウはシェーディングと言ったほうが、なじみがあるかもしれませんね。私たち世代には、眉の付け根に入れるノーズシャドウや、エラに入れる小顔シャドウが、おなじみですよね!?
ノーズシャドウのことを、私は”「デザイアー”シャドウ」と呼んでいるのですが、ノーズシャドウが誰よりも似合う方といえば、やっぱりあのお方……。
今だって羽田空港に行くたびに、「北ウイング~」。歌っちゃううよねぇ~、心の中でそっと。でもね、今あのノーズシャドウやってしまったら、それこそ、「真っ逆さまに落ちてデザイア~」ですよ。
どうしてノーズシャドウがダメかというと、今はあまり使われない傾向にあるからなんです。
最近のメイクは「素顔っぽさ」を重視するのもあって、無理に影をつけて小顔に見せたりするのは流行らないのです。そもそも今の若い子は、私らのように外国の方のような彫りの深い顔を目指す発想がない。コントアリング(海外発、コントロールカラーとシェーディングを塗りまくって顔の陰影を作る)ブームだって風のように通り過ぎましたから(笑)。
私たちはスーパーモデルブーム世代ですから、彫りの深い顔に憧れたものですけれどね。
一方のハイライトは、逆に若い子の間では手放せないものに。しかし、それも昔のハイライトとはまる別モノなんです。覚えている? 昔のⅭゾーンハイライト! 目の周りをグルリと囲む大きなハイライト。なぜあれが流行ったんだろう(笑)!?
今となっては不思議です。あんなに大きなハイライトでは顔が大きく見えてしまう。最新のハイライトは、必要な所に必要なだけ。ミニマルです。でも、入れると入れないでは、大違い。現在のハイライトは、パッと見それと感じさせないほど、小さく薄っすらと。でも確実にピンポイントな効果を狙える。そう、とてもさりげないんです! 今のメイクは!!
私たちハルメク世代にだって、さりげないハイライトは大変有効です。例えば、上唇の山のところにほんの少しだけ仕込むハイライト。これで、しぼみがちな唇が少しだけふっくらと見えます。
例えば、チークの上にほんのわずかに重ねるハイライト。これで、下がった頬が少しだけ上がって見えます。私たち世代でしたら、ほうれい線のくぼみにも仕込みたい。ほうれい線が少しだけ上がります。
(1)Tゾーン(2)チーク上に重ねるように、頬骨の高い位置に(3)ほうれい線の上(4)上唇のエッジに沿うように塗りましょう。
つまり、顔の中でリフトアップして見せたいところに、ほんの少しだけうっすらと仕込む。それが、今どきのハイライトなんです。忙しい中で顔にもうひと手間をかけるのは難しいけれど、お友達とお食事や観劇などの、ちょっと特別な日、今どきのハイライトをぜひ思い出して! いつもより少しだけ、でも確かにキレイになれますよ。
イラストレーション=田渕正敏
「アデュ~ 私の”金メダル”メイク術」の記事はこちら
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