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素朴な疑問フローリングの水拭きはダメ?正しいお手入れ方法
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
窓を全開にして、フローリングの掃除をしていたときのこと。お向かいさんが回覧板を持ってきてくれました。
「今日はいい天気だからフローリングを水拭きしているの」と言うと、「あら、フローリングが傷むから水拭きしちゃダメよ! 」ですって!
大変! 今までずっと雑巾で水拭きしていました……。本当に水拭きしたらダメなのかしら? 正しいお手入れ方法も知りたいし、すぐに調べてみなくっちゃ!
フローリングの水拭きがダメといわれる理由って?
フローリングを水拭きしてはいけないといわれている理由は「木でできているから」です。
木には水分を含んだり放出したりする調湿作用があり、水分によって変形することがあります。
また、水を吸うと木材が反ったりカビや雑菌が繁殖したりして傷んでしまうこともあるため、水拭きはダメだといわれているのです。
ただし、フローリング材の表面に塗装や加工が施されている場合は、コーティングによって多少の耐久性があるため、水拭きをしても水を吸いすぎることがありません。
そのため、皮脂や食べ物の汚れなど乾拭きでは落としにくい汚れを落としたいときは、固く絞った雑巾を使えば水拭きも可能です。
フローリングの正しいお手入れ方法
フローリングのお手入れは、フローリングワイパーと掃除機、乾拭きで以下のように行うのが基本です。
- フローリング表面のほこりやゴミをフローリングワイパーで取り除く
- 取り切れなかったほこりやゴミを掃除機で吸い取る
- 乾いたモップや雑巾で乾拭きする
水拭きは床のベタつきが気になる場合は毎日でもよいですが、基本的には1〜2週に1回程度にしておくのがおすすめ。
反対に気にならないのであれば、月に1回〜年に1回でも大丈夫です。
ほこりやゴミを引きずって床の表面を傷つけないためにも、必ず乾拭きをしてから固く絞った雑巾などで水拭きし、仕上げに再度乾拭きをしましょう。
また、最低でも1年に1回程度はワックスをかけることも大切です。
ワックスをかける前に掃除機や乾拭きで床のほこりやゴミを取り除き、モップなどで木目に沿ってワックスを塗ったら部屋の窓を開けて、30分〜1時間程度乾かします。
フローリングのお手入れをする際の注意点
フローリングのお手入れをする際は、以下の点に注意しましょう。
- 清潔な道具を使う
- 水拭きの水分は最小限に抑える
- 化学モップや雑巾はドライタイプを選ぶ
- ワックスがけは半年に1回〜1年に1回にとどめる
- ワックス剥離剤は使用しない
- ワックスフローリングはワックスがけをしない
汚れた雑巾やモップには雑菌が繁殖している場合があるので、使用するのは清潔な道具。そして水拭きする際は最小限の水分で行います。
薬剤が染み込んだ化学モップや雑巾はドライタイプのみを使用し、濡れた場所には使用しないようにしましょう。
また、ワックスがけは頻繁に行ってはいけません。半年〜1年に1回程度を目安にし、剥離剤を使わず重ね塗りをしましょう。
最近増えているワックスフローリングは、ワックスをかけると効果がなくなる可能性もあるため、注意が必要です。
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参照:BXゆとりフォーム
イラスト:飛田冬子
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