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素朴な疑問年越しそばはなぜ食べる?タイミングはいつ?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
明日は大みそか。今までは子どもたちもいたので「年越しそば」は、晩ご飯の後に22時くらいから家で食べていました。今年は夫と二人なので、近くのおいしいお蕎麦屋さんに食べに行くのもいいね♪ と話しています。
でも食べるタイミングは、やっぱり夜じゃなきゃいけないのかしら? 夜はお家でのんびりしたいんだけどなぁ……。
そもそもなぜ大晦日に年越しそばを食べるのかしら。せっかくだから、縁起の良い具材も知りたいわ。気になり出したらどんどん疑問が湧いてくるので、早速調べてみましょう!
大晦日に年越しそばを食べる理由
細く長いそばは、寿命を延ばして家運を伸ばす縁起物とされ、雨風に当たっても起き直る強さから「捲土重来(一度失敗したものが再び勢いを盛り返すこと)」を期すためや、その歯切れの良さから一年間の苦労や借金を翌年に持ち越さないようにするために食べるといわれているそう。
また、そばには五臓六腑の滓(かす)を取り去る効能があり、健康効果も期待できることから、体内をきれいにしてから新しい年を迎えるために食べるという説もあります。
年越しそばの由来や始まりについては「年越しそばの由来は?いつから始まったの?」の記事もご参照ください。
年越しそばを食べるタイミングはいつ?
年越しそばは、大晦日(12月31日)であれば何時に食べてもOKです。
ただし、両年にまたがって年越しそばを食べると、験担ぎの効果が薄れてしまうだけでなく、新しい年にお金で苦労するという言い伝えもあるので、年を越すまでに残さずきれいに食べるようにしましょう。
年越しそばの具材の地域別の特徴
年越しそばの具材や食べ方に決まりはなく、以下のように地域ごとにその土地ならではの特徴があります。
- にしんそば:北海道・京都・大阪
- わんこそば:岩手県
- へぎそば:新潟県
- 越前おろしそば:福井県
- くるみそば:長野県
全国的には大ぶりの海老天をのせた天ぷらそばが一般的なようですが、にしんの棒煮をのせたにしんそばや布海苔をつなぎに使ったそばを「へぎ」という器に盛り付けるへぎそば、すり潰したくるみをそばつゆで溶いた「くるみだれ」で食べるくるみそばなど、地域によってさまざまです(どれもおいしそう! )
おいしくて縁起もいい!年越しそばのおすすめ具材
毎年同じになりがちな年越しそばですが、具材の意味を知ってから食べるとおいしさも格別です!
- 海老天:長寿祈願
- ネギ:労をねぎらう
- 紅白かまぼこ:めでたさのシンボル
- 卵焼き:金運や繁栄祈願
- 油揚げ:五穀豊穣や商売繁盛、家内安全祈願
年越しそばには、上記のように古くから人々のさまざまな願いが込められています。一年を無事に過ごせたことに感謝しつつ、新年もいい年になるよう祈りながら食べたいものですね!
※この記事は2022年12月の記事を再編集して掲載しています。
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参照:ウチトコ
イラスト:飛田冬子
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