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- 2023年は50周年のユーミンで締めくくり♪
2022年にデビュー50周年を迎えたユーミンこと松任谷由実さん。2023年5月から始まった記念コンサートツアーに12月、ようやく行くことができました。ホヤホヤの感動をお裾分けします!
デビュー50周年の集大成
私の初参戦は、記念ツアー全54回公演の49回目、代々木第一体育館でした。広大なホールの中央に巨大な海賊船がセットされ、一大スペクタクルショーが始まるような期待感が高まります。
ツアータイトルは「The Journey」。ユーミンが海賊船の船長、私たち観客を連れて航海に出るという設定です。
冒頭、中央からせりあがって登場したユーミンに大歓声!
360度に配置された客席すべてから見えるよう、ステージ中を動き回ります。ものすごいエネルギー、年齢を超越した存在に圧倒されました。何より、かっこよくてカワイイ!
衣装は、ユーミンと同時代に活躍してきた世界的デザイナー、アナ・スイによるもの。着こなせる抜群のスタイルと纏ったオーラは想像以上にまぶしくて、序盤から胸がいっぱいになりました。
周囲を見まわすと、私と同世代の女性はもちろん、かなり高齢と思われるご夫婦や親子連れも多く、客層の幅の広さを実感します。なんといっても50年に及ぶ活躍ですから!
涙がとまらない理由
現在55歳の私の人生と変わらない年月、第一線で楽曲を提供し続けているユーミン。物心ついた時から、彼女の歌が傍らにあったわけで、もはやDNAに刻まれているレベルかもしれません。
アンコールで歌われた「やさしさに包まれたなら」1974年、「あの日に帰りたい」1975年、私は6~7歳。「埠頭を渡る風」1978年、10歳。このあたりはリアルタイムではなく、後付けの記憶でしょう。
中興期の名曲「リフレインが叫んでる」1988年、大学生の青春真っ只中。あの頃は本当にこの曲が頭の中をリフレインしていたな~と思ったら、もう涙腺崩壊。「LOVE WARS」1989年、バブル真っ盛り。
冬彦さんドラマで一世を風靡した「真夏の夜の夢」1993年、まだ入社2年めの社会人。「春よ、来い」1994年、夢も希望もあったな~(笑)。
すっかり記憶力は衰えているのに、ユーミンの曲には当時の記憶が連動しているから不思議です。
まもなく70歳とは思えない気力と魅力にあふれた興奮のステージ。ご本人曰く「今はずいぶん丸くなった。若かりし頃のステージは尖がっていて、ごめんなさい」だそうです(笑)。
ハルメク世代には今のユーミンで十分、まだまだこれからよ! という希望と勇気をもらいました。
涙がとまらなくなったのは、郷愁だけでなく、そんなメッセージがストレートに胸に響いたからだと思います。
2024年は昇り龍で
ユーミンコンサート最大の魅力は、壮大なステージセットと演出と言われていますが、まさにその通りでした。
ステージで何度も吹き上がる炎、スモーク、縦横無尽に空間を駆け巡るダンサーたちのパフォーマンス、会場を水面に変えてしまうレーザー光線……。後半、ユーミンが口から火を噴くドラゴンに乗って登場した姿はもはや神々しい!
2024年は辰年。あの昇り龍のように気持ちも行動も上げていかなければと思い直し、2023年の良い締めくくりができました。
チケットを手配してくれたのは15歳で出会った高校時代の友人。かつて女子高生だった私たち、4人併せて220歳(笑)で分かち合いました。
「あの日にかえりたい」の歌詞のように、私たちはもうすっかり忘れてしまったかもしれない青春の後ろ姿……。
40年の時を超えて、これからも折に触れて思い出しては笑い合いたい。いろいろあったけど、きっとキラキラしていた日々……。そして、いくつになっても私たちはまだキラキラできるはず、と素直に思えた最高の夜でした。
皆さま、来年も良いお年を。
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