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- 正直困る…手作り食品や裁縫ギフト対処法
今回は「手作りの贈り物」について。日常生活でちょっと困ったシーンに遭遇することはありませんか。時流に沿った柔軟な立ち居振る舞い、大人の女性として身につけておきたい理想的な対応力について、マナー講師である諏内えみさんに聞きました。
【質問】友人からプレゼントされる手作り食品やハンドメイドグッズに困っている
親しい友人が手作り小物やお菓子をプレゼントとしてくれるものの、自分の趣味と合わなかったり、味が好みでなかったり……と困ってしまうこと、ありますよね。相手の好意を無下にせず、どうすれば角をたてずにうまく断れるのでしょうか。
【回答】手作りお菓子には「アレルギーとダイエット」が鉄板
コロナ禍を経て、衛生面に配慮して手作りの食べ物を贈る人は減ってきていると思いますが、たびたび贈られると迷惑に感じてしまうことも。好みでない食べ物ならなおさら、お礼として購入品を返すのもモヤモヤします。
諏内「お菓子は、アレルギーを理由にしてしまうのがいちばん簡単です。相手もわかってくださるでしょう。ダイエットもいいですね。『今回いただいたものを最後にダイエットに入りますので、今後はお気遣いなく』と伝えてみてはいかがでしょうか?」
「自分ではない」別の誰かの好みであることを伝える
ティッシュケースや化粧ポーチなどのハンドメイドの手芸品。手作りが好きな人にとっては、時間をかけて作ったものへの思いがこもっているので、受け取る側は扱いに困ります。
諏内「まずは、かわいい!素敵!と褒めてから、『こういうテイストのものがお好きな方だったら本当にうれしいかもしれませんね』と、自分は好みではないけれど、好む人はどこかにいるはずというニュアンスで伝えます。もし、好きそうな人が思い当たるなら、『こういうものが好きなお友達がいるので紹介していいかしら』とそちらに目を向けていただきましょう」
「私の好み」とは絶対に言わないで「こういうのが好きな方がいますよね」と伝えるのがコツだそう。
「趣味が合わない」「インテリアのセンスが違う」の上手な伝え方は?
飾っておくタイプの小物をプレゼントされると、インテリアに合わないときに困りますよね。
諏内「うちのインテリアとは合いませんとストレートに言うことはできません。『こういったものが似合うお部屋があるといいんですけど……』『我が家のインテリアには映えなくてもったいないわ』と謙遜することで伝えたいところです」
「趣味が合わない」というのは伝わりにくいもの。例えば、一緒にお買い物に行く機会があったとき、さりげなく自分はこういうテイストが好きということを伝えてみるのも一つの方法かもしれません。
大人の正解マナー
「私の好み」とは絶対に言わずに、「こういうのが好きな方いますよね」と伝えて
イマドキ50代の社交術・正解マナーを教えてくれたのは?
マナースクール ライビウム代表 諏内えみ
エレガントな振る舞いや会話、社交が学べるオンライン講座「Class the SUNAI」では、レストランでのテーブルマナー、アフタヌーンティーマナー、立食マナーを直接習えるコースが人気。YouTube「諏内えみチャンネル」や「オンラインサロン」も登録者多数。著書にベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社) 等。
監修=諏内えみ 取材・文=古田綾子
■もっと知りたい■
諏内えみ
マナースクール ライビウム代表。エレガントな振る舞いや会話、社交が学べるオンライン講座「Cl
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