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素朴な疑問マイナンバーカードが健康保険証にもなるって本当?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
2021年3月から、マイナンバーカードが健康保険証としても利用できるようになるんですって! 便利だから申し込みたいけれど、申し込み方法は難しいのかしら? 早速調べてみましょう。
2021年3月からマイナンバーカードが健康保険証にもなる
マイナンバーカードを健康保険証としても利用するには、パソコンから申し込む方法、スマホから申し込む方法の二つがあります。利用できるのは2021年の3月からですが、事前申し込みの受付は始まっています。「マイナポータル」のウェブサイトに詳しい申し込み方法が載っているので、それに従えばOK。
マイナンバーカードの保険証登録が済めば、医療機関や薬局に設置されたカードリーダーにマイナンバーカードを読み込ませた後、顔写真で本人確認ができれば、健康保険証の提示が不要となります。ただし厚生労働省は、「令和5(2023)年3月末には概ね全ての医療機関等での導入を目指す」と発表しているので、実際に使える医療機関・薬局は限定されるようです。しばらくは今まで通り健康保険証が必要みたいね。
マイナンバーカードの6つのメリット
その他にも以下のようなメリットがあります。
- 就職・転職・引越しをしても健康保険証としてそのまま利用可能
就職・転職・引っ越しをしても、新しい健康保険証の発行を待つことなく、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになります。
- 医療保険の資格確認がスピーディーになる
カードリーダーにかざせば、速やかに医療保険の資格確認ができ、医療機関や薬局の受付での事務処理がスピードアップされます。
- 薬や特定健診の情報が、手元でいつでも見られる
特定健診の結果を見直すことができます(2021年3月開始予定)。また、自分が過去にどんな薬が処方されたかなどの医療に関する情報が、マイナポータルで見られるようになります(2021年10月開始予定)。
- 確定申告の医療費控除が自動入力できる
マイナポータルから国税庁のe-Tax(国税電子申告・納税システム)を使って医療費控除申請ができるようになります(2021年秋頃予定)。また、領収書の保管も不要になります。
- 医療保険の事務コストが削減される
医療保険の請求の誤りや未収金の減少など、保険者などの事務処理のコストが削減されます。
- 手続きなしで限度額以上の一時的な支払いが免除される
限度額適用認定証がなくても、高額療養費制度における限度額以上の支払いが免除されます。
その他のマイナンバーカードのメリット
- 公的な身分証明書として使用できる。
- コンビニなどで住民票や印鑑登録証明書などの公的証明書の発行ができる。
- オンラインバンキングなど、各種民間のオンライン取引に利用できる。
- マイナポイントが付与される。
マイナンバーカードと「PayPay」などのキャッシュレス決済サービスをオンライン上で 連携させることで、マイナポイントが付与されます。期間は2021年3月末までとされてい ますが、申し込み期間が早まる可能性もあるので、お申込みはお早目に。
また、2024年には、マイナンバーカードを運転免許証と一体化するという計画も進んでいます。
マイナンバーカードでできることがどんどん増えていくと、1枚でいろんなことが済んで、楽になりそうね。
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参照:政府広報オンライン
イラスト:飛田冬子
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