素朴な疑問登山・ハイキング・トレッキングの違いって何?

公開日:2020/03/24

 

登山・ハイキング・トレッキングの違いって何

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

この間、靴屋さんでハイキングシューズというものを見掛けました。たくさん歩くのによさそうだったけど、同じコーナーにはトレッキングシューズや登山靴も並んでいました。この3つ、どれも山歩きをするイメージだけれど、どう違うのかしら? 気になってきたので、早速調べてみることにしました!

 

登山、ハイキング、トレッキングのそれぞれの特徴を調べてみた結果、以下のようなことがわかりました。

 

まず「登山」とは一般的に山を登ることをいいますが、主に頂上を目指して登ることを指します。山には低山から標高3000m以上のものがあり、どんな山を登るかによって難易度に違いがあります。

 

例えば、高尾山(標高599m)の山頂へは日帰りで行けますので、携帯する装備は少な目です。また、ウェアもシューズも、動きやすいものであれば問題ありません。

 

しかし、富士山山頂(3776m)を目指すのであれば、山頂にたどり着くまでに小屋に宿泊することもありますし、防寒対策のため、携帯する装備が多くなります。また、崩れた岩や石などで荒れた斜面をけがをしないように進むため、グリップ力のある登山靴を履いた方が安心です。ハイキングコースがない難易度の高い山を登る際には、ザイル、ハーケン、ピッケルなどの道具が必要になります。

 

一方「トレッキング」は同じ山歩きですが、山頂を目指すことが主目的ではありません。山の麓や渓流沿いなどの比較的緩やかなコースを歩くことが多いそう。気候や環境に合わせた服装や装備を準備する必要はありますが、登山に比べると、初心者でも挑戦しやすいです。

 

3つの中で最も難易度が低く、チャレンジしやすいのが「ハイキング」です。ハイキングは、自然を楽しむために野山を歩くことを指します。景色や動植物を楽しみながら高低差のない場所を歩くもので、基本的には山頂や目的地までの到達を目指したものではないので、日帰りで行われ、装備が少なく、服装も動きやすいものなら問題ありません。ハイキングはワタシのような50代女性でも気軽に始められそうです。

 

「登山」、「トレッキング」、「ハイキング」の違いはわかりましたが、実際にどんな服装で行けばよいのでしょうか? 

 

調べてみた結果、3つのどれをするにも、共通のポイントがあることがわかりました。それは、「動きやすさ」と「体温調節」。

 

山や山の麓では、歩くだけといっても結構な運動量になります。そのため、動きやすい素材の衣類を着るのがおすすめ。ストレッチ素材のパンツや、バックパック(リュック)を背負っても窮屈にならないシャツなどを着ましょう。

 

また、日中でも温度差が激しいことが少なくありません。状況に応じて脱ぎ着がしやすいよう、重ね着スタイルをしていきましょう。また、歩いていると汗をかきます。汗冷えは低体温症を招く危険がありますので、汗をかきやすい季節には速乾性素材の衣類を、寒い時期には保温性の高い衣類を着ることが重要です。

 

それから、靴選びも大切です。普段履いているタウンシューズは靴底がツルツルと滑りやすいものもあります。舗装されていない不安定な路面を歩くときは、グリップ力のある登山靴などを選んだ方が足元が安定し、転倒や捻挫の予防になります。

 

忘れてはならないのがレインウェアです。山や山の麓では、天候の変化が激しく、突然雨が降ることが珍しくありません。できれば、上下別になったレインウェアを携帯して行きましょう。

 

私はハイキングをしてみたいなと思い始めています。ダンナさんも巻き込んじゃおうかな!


 

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参照:びゅうトラベル

   FAMILY OUTDOOR

   違いがわかる事典

        初心者のための登山とキャンプ入門

 

お弁当持ってハイキングに行きたいわ♪
お弁当持ってハイキングに行きたいわ♪

 

イラスト:飛田冬子

 


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