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素朴な疑問防災マップって何?
台風や地震、洪水などの災害が起きた時のこと、考えたことありますか? ペットボトルの水や非常用の保存食を常備している、災害のときの非常用持出袋を用意しているという方は多いかもしれません。日頃から準備をしておくのはとても大切ですよね!
けれども、それだけで安心してしまっていませんか? 実際に災害が起こった時の避難場所を知っていますか? いざという時、どこに行けばいいのかわからないと困りますよね。
などと言ってるワタシも、実は今ひとつ危機感が無くて、避難場所を知りません! 近所の小学校とか中学校に行けばいいんじゃない? などと軽く考えていました。
避難場所は、自分が住む地域の防災マップで確認できるのだそうです。防災マップの名前は知っていたけれど、実際には目にしたことがないんですよね……。今回は、反省も込めつつ、防災マップについて調べてみることにしました。
防災マップは、災害時の避難経路や避難場所を記入した地図のことです。台風や地震、その他の災害などのときに、すみやかに安全な場所に避難するための情報が記載されています。
よく似たものにハザードマップがありますが、こちらは、災害の被害予測を地図上に示したもので、災害の種類別に作成されているのが特徴です。例えば、河川が氾濫した時に危険なエリアがどのあたりか、地震が起こった時に注意すべき箇所などが、災害別に確認できるようになっています。
防災マップは、市町村ごとに作成されていますが、市町村によっては、両方をまとめた防災ハザードマップを作成しているところもあるようです。防災マップは、最寄りの役所に行けば無料でもらうことができます。この機会にぜひ手に入れておきたいですね! 市町村のオフィシャルHPで公開されていることも多いので、ネットから確認するのもおすすめ。
防災マップで確かめておきたいのは、自宅近くにある避難場所と経路。もしもの時は、家族全員が各自で避難場所まで行けるように確認しておくのがベストです! 機会があれば、家族で避難経路を歩いてみるのもいいかもしれません。
ほかにおすすめしたいのが、市町村が提供している防災アプリをスマホにダウンロードしておくこと。防災アプリや防災マップなどの名前で検索してみましょう。防災アプリは「全国避難所ガイド」など無料で使えるものも多く、「震災時帰宅支援マップ首都圏版」のように、オフラインでも使えるものもあります。
自然災害は、起こってしまった後の動きが予測できないことが多いもの。もしもの時のために、家族で落ち合う避難場所や連絡方法などを決めておくと安心ですね!
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参照:東京都防災マップ
イラスト:飛田冬子
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