
50代から「英語の学び直し」♪
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公開日:2018年12月23日
素朴な疑問
ワタシが実はこの世で一番怖いもの。それは幽霊なんです......。トイレに入ってようが、風呂に入ってようが、ベッドに入ってようが、寝てても音もたてずにいつの間にか来てそうで、子供の頃から苦手です。
でもよく考えてみるとワタシが怖いのは日本の幽霊だけ。日本の幽霊は『怨念』という感じがして、全身で拒否してしまいます。そして日本の幽霊はなぜ足が無いのでしょうか? 海外にも幽霊っているのでしょうか?
気になってきたので、かなり怖いけど調べてみました!
日本にも幽霊だけでなく、お化け、妖怪というジャンルがあります。お化けといえば、オバケのQちゃん。彼には足がありますが、いつも足を含めた被り物を洗濯して引き出しにしまっていたのを覚えています。(あれはソックスなのかしら? 靴なのかしら?)Qちゃんも自分のことをオバケだと言っているので、ジャンルとしてはお化けですよね。お化けと幽霊は同じなのかしら? ワタシの感覚では、お化けは許せても幽霊は本当にダメです。
妖怪は、鬼太郎の世界に出てくるものが妖怪で、足はあります。(一反木綿など飛ぶものは除いてですが)
やっぱり幽霊だけ足がないのかしら?
なぜ日本の幽霊には足が無くなったかというと、江戸時代に「幽霊画」という幽霊の絵が数多く描かれており、その絵の幽霊に足が無かったから幽霊=足がない、というのが定説になったそうです。四谷怪談でも足が無いのはそのせいなんですね。
幽霊画が流行ったきっかけは円山応挙(まるやまおうきょ)の幽霊図(お雪の幻)という絵という説があり、この幽霊画は国宝にまでなっています!
足がないのは、墨がなくなったからだとか、亡くなった奥さんを書いたからだとか言われていますが、真相はいまだにわからないそうです。そして海外では「The Ghost of Oyuki」といわれ、世界的に有名な幽霊画になっているそう。
他にも番町皿屋敷で有名な「お菊」を書いた、月岡芳年(つきおかよしとし)「いちま~い、にま~い」と皿の数を数える怪談は誰でも知っている有名なお話です(怖)。
他にも葛飾北斎や歌川国芳も数多くの幽霊画を残していますから、江戸時代から明治時代にかけてはいかに「幽霊全盛期」だったかがわかります(その時代に生まれなくて良かった)。
日本の幽霊がわかった所で海を飛び越えて、今度は海外の幽霊です。
ハロウィンなどでは、子供たちがゴーストのマネをしたりしてなんだか陽気な感じがします。ゴーストバスターズが流行ったから、楽しそうに感じるだけなのかも知れません。海外では幽霊というよりも『ポルターガイスト』などの心霊現象の方が恐れられていて、日本のジワジワ恐ろしくなる(日本人形の髪が伸びるなど)感じよりも、音や物が勝手に動いたり、急に電気がついたり消えたりする、驚きの恐怖感の方が強いのかも知れませんね。他にも海外では吸血鬼やゾンビなど実害が及ぶ系ばかりが並びます。
実はハリウッド映画で、『貞子』がブレイクした関係で海外から見た日本の幽霊は貞子スタイルが基本になりつつあるようです。
というわけで、日本人にとって日本の幽霊は、幽霊画の流行から足がないことがスタンダードになったということがわかりました。
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イラスト:飛田冬子
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