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2021年07月31日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
我が家で「ひまわりを育ててみようか?」と話しています。でも、育て方がわからないのでこれを機会に調べてみたいと思います。
ひまわりは100種ほどあり、目的別に大別すると、一般的になじみのある観賞するための「園芸用」、栄養価が豊富な「食用」、油を抽出するための「油糧用」の3種類があります。
さらに形でも品種を分けることができます。
「高性品種」は、通常90cm以上成長する背の高い品種で、直径15〜30cmの大輪を咲かせます。鉢植えでは背が伸びないため、地植え向きといえます。
一方、「矮性(わいせい)品種」は、25~30cmと背が低く、枝分かれして花を咲かせるのが大きな特徴です。鉢植えでも育てやすい品種です。
庭などに植える場合は背が高く伸びる高性品種、マンションなど限られた場所では矮性品種がおすすめですが、育てる環境によって品種を選ぶのがいいでしょう。
ゴッホが描いたひまわりのような外観が特徴的な、一重、半八重、八重などの花が咲きます。花粉がないため、切り花にしても周りが汚れず、持ちがいいので、切り花としても最適です。
ひまわりのイメージそのままのオーソドックスな花を咲かせるひまわり。葉があまり大きくならないのが特徴です。花粉を持たないため、プレゼントとしてもおすすめです。
細い花弁が花の中心からふんわりと広がる八重咲きのひまわりです。
チョコレート色といってもいいような、赤色が特徴的な種類です。シックな色合いは、男性へのプレゼントとしても喜ばれています。
咲き始めはクリーム色で徐々に白っぽくなる、涼しげな印象のひまわりです。
高性品種は50~60cm、矮性品種は15~20cmの株間を空けるようにして、土の深さ1~2cmに種を2~3粒まきます。発芽の適温は20~25℃と比較的高めなので、4~6月頃の種まきがおすすめです。種は光が当たるのを嫌うため、直射日光が当たらないように撒いた後は必ず土を被せるのがポイントです。
ひまわりは、日当たりと風通しのいい場所を好みます。風通しが悪い環境だと病害虫の標的になることもあるので注意が必要です。また、植え替えには向かない種類なので、移植せずに育てられる場所を選ぶのがおすすめです。植え替えがどうしても必要な場合は、根に触れないようにしましょう。
苗から育てる場合は、生き生きとした緑色の葉を持ち、葉の表裏をよく見て病害虫のないものを選びましょう。本葉が5~6枚までの時期が移植のタイミングなので、成長しすぎていないものを選ぶのもポイントです。ひまわりの苗は、初夏から8月事頃まで市場に出回っています。
枝分かれする品種は、次に咲く花に効率よく栄養をいきわたらせるために、咲き終わってしおれた花を摘んでおきます。ただし、種を収穫したい場合は、摘まずにそのまま置いておきます。
ひまわりは、常にしっとりした環境は苦手なので、表面の土が乾燥したらたっぷり水を与えるようにしましょう。高温多湿になる梅雨の時期は、葉の状態をよく観察するようにしてください。「べと病」が確認できた場合は、薬剤散布が効果的です。なお、「マルチング(地表面をビニールで覆う)」で事前に害虫対策をしておくのもおすすめです。
また、暑さに強い品種のため、夏の暑さ対策は不要です。ただし高性品種の場合は、強風や台風に備えて支柱を立てて固定しておくと安心です。ちなみにひまわりは一年草のため、秋までの寿命です。
開花した後、1か月半~2か月で種ができます。花の首が少しずつ下を向き黒っぽく固くなってきたら花茎(かけい)ごと収穫します。その後数日間かけて天日干します。乾燥後は、一粒ずつ種を取り、再び数日間天日干しをして、完全に乾燥させればOKです。種は、密閉容器や袋に入れて冷暗所で保管しましょう。
ひまわりって花の種類もいろいろあるんですね~。我が家には、ゴッホのひまわりがいいかしら!?
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イラスト:飛田冬子