内向的だった自分が生まれ変わる決断&挑戦ストーリー

娘が出産間近。そんな中舞い込んだ読者モデルの話

公開日:2019.02.26

離婚後、子育てや仕事に奮闘し、そして迎えた子の自立。日課のウォーキングが気持ちを前向きにしてくれました。今は一人暮らしを満喫中、50代を楽しんでいる様子やこれからの生き方をお伝えします。今回は「ハルメク」の読者モデルと娘の出産のお話です。

娘が出産間近。そんな中舞い込んだ読者モデルの話
こんな感じで載っていました

読者モデルのお話が!

44歳で離婚、就職した会社員生活も13年目。当初は何もできないので始発で出勤。掃除やゴミ出しを買って出て、一つ一つ仕事を覚えてきました。クビにもならず、思春期だった二人の子どもたちも巣出ち、念願のワンルーム一人暮しです。これも会社のおかげ。ありがたいです。仕事があるから食べていけます。

さて、娘の初めての出産日が近づいたある日、雑誌「ハルメク」2019年1月号読者モデルの話をいただきました。
 

ドキドキワクワクの撮影当日

撮影時に着用したコート
撮影時に着用したコート

 

2018年10月号の「秋冬こそ大人のショートカットでもっとすてきに若々しく」に続いて2度目です。

今回のテーマは「この冬、今あるコートで素敵になれる!」。着なれてマンネリになったコーデのコートを、ショートカット企画の際にもお世話になった大嶋みかさんが、すてきにスタイリングしてくれるとのこと。そりゃお願いしたい!

撮影日は、娘の出産予定日。娘の体調は安定しているし、初産は遅れるから大丈夫だろう、と踏んで仕事も前倒しで片づけて臨みました。

雨上がり。明るい日だまりのスタジオで

撮影場所は池尻大橋駅近くのスタジオ。朝からの雨が上がって、晩秋の日差しがオフホワイトの壁に柔らかく差し込んでいます。2018年10月号の撮影でもご一緒した美しい植田さん、同じ号の別企画で誌面掲載されていた上田さん、2人の読者モデルとの撮影です。

ヘアメイクの梅沢さんは、楽しい話題でリラックスさせてくれながらメイクしてくれます。プロの技はさすが! シミやクマはアラ不思議! なかったように消え去り、目尻だけのツケマで優しげな表情に! これが私か!?

そして大嶋さんのスタイリング。私は3番目、ラストの撮影だったので、植田さん、上田さんのスタイリングもバッチリ観察。植田さんの真っ赤なコート! なんて鮮やか! でも定番カラーの服と合わせて印象はシック! え? 上田さんのこの黒いダウンにふわふわまっ白のスカートを合わせちゃうの? なんて斬新! でもステキ! お二人ともイキイキと魅力的です。

かつて私が毎朝ウォーキングしていた駒沢公園で、ランニングしているというカメラマンの長谷川さん。飄々と軽やかに撮影してくれます。撮ったショットごとに編集の方がチェック、アッという間に時間が過ぎました。

撮影は、スタイリングの勉強になったのはもちろんですが、着せてもらった「45R」のコートの軽さに驚き! たまたま数日前にこのブランドのパンツを買い、そのスタイリッシュなフォルムと暖かさに大満足していました。これからこのブランドに注目します。

3日後に娘が出産

26年前、娘を出産した産院がその後総合病院になり、娘はそれを知らずに偶然そこを受診。初診時に「26年前に受診歴がありますね」と言われたとか。結婚して姓も変わってるのに何でわかるの⁉ 昔から良心的な産院で、陣痛が止まってしまった私に促進剤も使わず、「階段を上がったり降りたり、歩いたりしてね」と待ってくれました。評判からか、少子化なのに妊婦さんがたくさんいます。娘の出産当日、すでに二人が出産。

娘は夜9時過ぎに無事に男児を産みました。娘を産んだ産院で娘の出産に立ち会えたことは感無量で、知らず知らず涙があふれていました。無事に生まれたことに感謝しました。

出産直後の娘と孫
出産直後の娘と孫
一ヶ月検診後の孫
一ヶ月検診後の孫

 

次回は、仕事と娘の産後の世話をどうするか? 会社もキビシい今、わがままは許されるのか? どう乗り切ったかの報告です。

酒井 マサコ

19年間専業主婦の後会社員。30代息子と20代娘、娘は2018年11月に出産予定。夫は2006年に離別、その後亡くなりました。子どもたちを一人前にするのが当座の目標でしたがそれを果たして今はアパートに一人暮し。家、車、財産、夫なし。でも身軽。これからが私の人生です。どこまで何ができるのか楽しみです。

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