ポイントは「肩甲骨」!
家事やスマホのお疲れ肩に! 肩こり解消法
最近ではスマホのしすぎも原因になるといわれている肩こり。普段から悩まされていませんか? 枕の使い方や体操など、日常ですぐに取り入れられる肩こり解消法をご紹介します。

リンパマッサージの先生から伝授
日々の家事や、仕事で蓄積する肩こり。最近ではスマホのしすぎも原因になるといわれています。もし、頭痛や吐き気までする場合は、首こりもプラスされているのではないかと推察します。
私も一時期、首の後ろから両肩そして背中の真ん中にかけて、菱形の鉄板が入っているのではないかと思うくらいの、ガッチガチ! バッキバキ! のこりを経験しました。
その時に通っていたリンパマッサージの先生に教えていただいた、こりのほぐし方を伝授したいと思います(あくまで私に効果があった順です)。
枕から体操まで、解消法5選
1)枕をぺったんこのものにする。バスタオルを三つ折りにしたくらいのでもいいかもしれません。
2)首を斜め横上にむけてその反対側の鎖骨の内側の固いところ(押して痛いところ)を人さし指中指薬指でぐっと押してゆっくりと10数える。左右どちらか特に痛いところがあれば、ことある度に押していました。コツは顔を斜め上に向けることですよ。
3)片手を上にあげ、頭の後ろに手首が来るように曲げ、反対の手で曲げたひじを下に押すようにする。
4)いわゆる『マエケン( ドジャース 前田健太選手)体操』。肩から両腕をぐるぐる回しますが、身体の側面ではなく前面で弧を描くように回すのがコツです。
5)壁に脇をつけるようにして立ち、手をできるだけ高いところまで伸ばし、腹式呼吸をしながらゆっくり10数える。
先生によれば、肩甲骨周りの筋肉や筋が固まり血行が悪くなっているのだから、肩甲骨を意識して背中をすぼめる(胸をそらす)だけでもいいそうです。首や肩を揉むのはあまり効果がないそうです。それよりは固くなっている部分に指をあてて、息を吐きながらぐうっと押す方が効果的らしいですよ。
すぐできる! タオルで作れるマッサージアイテム
肩こりなどのツボ押し用のグッズがいろいろ売られていますが、薄手のタオル2本を重ねて2、3度堅結びして、こぶこぶの団子状にしたものを作ります。団子状のところで押したり、仰向けに寝て背中の下でぐりぐり転がしたりするのも、痛すぎずに続きます。
お風呂に入ってもとれず、シップやエアーサロンパスなんてもう効かず、という方もお試しください。


YOKO☆瑛琉(える)
東京都 /67歳2017年3月まで高校国語科教員でした。新婚の頃と、子どもが5歳の時と、二度アメリカに滞在する機会を得ました。その数年間のさまざまな体験が、妻として、母として、教員としての私の人生の基盤になった経緯をレポートします。
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