手放したいけれど、つい先延ばしに……

今年中に片づけたい物、本とレターセット

公開日:2019.12.13

ハルトモライターさんから、「今年片づけたいもの」を大募集! 多趣味なさいとうひろこさんが、手放したい、でも、つい手放すのを先伸ばしにしてしまいがちなものとは?

私が捨てられないもの:本

まずは本です。本は余程のことがない限り、いつもブックオフで購入します。図書館で借りると、返却期限が気になって落ち着いて読めないのと、気に入った本に出合ったら手元に置きたくて、結局は買ってしまうので、何だか二度手間のような気がして嫌なのです。

ブックオフでは、新品同様の新古本を選びます。価格もお安いし、気が大きくなってついついせっかくだからと、あれもこれも手に取って、1回に5~6冊は買ってしまいます。これを持って帰る時の幸せなことと言ったらありません。

店員さんは「読んだら1冊でもいいですから、売りに来てくださいね」と必ず言います。

「はい」と返事はしますが、売ると言う行為にはなかなか後ろめたさが付きまとい、実行するまでに決心が要ります。今月はいいか? またにしよう、来月は絶対に売りに行くと思っても、まだいいやと一か月延ばしで、本は溜まる一方です。

特に思い入れのある本との別れは辛いですし、私達世代は購入して所有し、眺めて楽しむのが一番でしたから売るのは抵抗があります。それにしても程があります。そろそろ重い腰をあげて、売りに行かなければと思い始めました。仕分けします。

特にお気に入りの本、まあまあの本と、手放しても良い本。迷います。手放しても良い本の数は15冊、それならば後5冊選抜して、今回は20冊処分しようと決心しました。

でも、今は決められない、決めたくないと言う気持ちが勝ります。う~ん 一晩考えようと思い明日に先送りしながら、決断力がないなと自分で自分を笑います。何があっても明日はあと5冊選びましょう、絶対に……。

今、我家の玄関付近には売りに行く本が、20冊まとめて置いてあります。雨の日は無理なので、晴天の心地よい日にお別れです。

捨てられないもの:レターセット

レターセット

もう一つは、引き出し2段にびっしり入っているレターセットです。数年前までは、美術館に行く度に買った絵葉書や、鳩居堂の手刷りの葉書や、季節感いっぱいの便箋でよく手紙を書いていました。でも、ここ数年は、「メールで失礼」なんて言葉を添えて、ほとんどそれで済ませています。

小川糸さんの「ツバキ文具店」を読んで、また手紙を書いてみたいとつくづく思いましたが、それにしてもあり過ぎです。半分くらいにすれば、今後使い切れそうです。まずは郵便番号5桁の葉書を処分、中には変色してしまったのもありますので、これは迷うことなく出来ました。そして丁度引き出し一つに収まりました。スッキリしました。空いた引き出しには、行き場を失っていた家計簿数年分が収まりました。

小まめに片づけないと億劫になるので、これからは物をため込まないで、少しづつ整理していきたいと思います。

さいとうひろこ

趣味は落語鑑賞・読書・刺しゅう・気功・ロングブレス・テレビ体操。健康は食事からがモットーで、AGEフードコーディネーターと薬膳コーディネーターの資格を取得。人生健康サロンとヘルスアカデミーのメンバーとなり現在も学んでいます。人生100年時代を健康に過ごす方法と読書や落語の楽しみ方をご案内します。

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