
自分の尿モレタイプはどれ?
たまに尿モレがあっても、だましだまし過ごされている方も多いのでは? けれど一口に尿モレと言っても症状によってタイプはさまざま。そこで自身の尿モレのタイプがわかる簡易診断チャートをご紹介!
更新日:2018年08月15日 公開日:2018年07月02日
旅好き女性1000人が選んだ人気温泉[第4位]
日本屈指の源泉数と湧出量を誇る、おんせん県・大分。ここを巡れば世界中の温泉地に行ったも同然と言われるほど。代表格の「別府八湯(はっとう)」は、それぞれ異なる泉質を持つ温泉郷。そのなかでもおすすめの温泉を厳選!自分好みの“湯”が見つかるかも?
源泉数は世界1位、湧出量でもアメリカのイエローストーン国立公園に次いで、世界2位の大分県・別府温泉郷(別府市)。そのなかでも有名な「別府八湯」とは、別府温泉から始まり、観海寺(かんかいじ)・堀田(ほりた)・明礬(みょうばん)・鉄輪(かんなわ)・柴石(しばせき)・亀川(かめがわ)・浜脇(はまわき)の8つの温泉地を指します。このエリアだけでも100余りの温泉があるとか。まさに温泉天国の八湯から、まずは別府ならではの名物温泉をご紹介します。
別府温泉のシンボルとも言える竹瓦温泉は、男湯(塩化物泉)と女湯(炭酸水素塩泉)で異なる泉質を持つ市営の温泉施設です。備え付けは洗面器とイスのみ。熱めのお湯と名物の砂場で、ダブルデトックス!別府八湯巡りはここから始めるという人も多いです。
別府駅周辺にはお手頃で、満足度の高い温泉が点在しています。別府の温泉は温度が高めですが、「駅前高等温泉」や「不老泉」は“ぬる湯”もあり、初心者向き。しかも駅から近いので便利です。観光メインで回りたい人は近辺でハシゴ湯というのもアリでしょう。
希少な濃厚泥湯(酸性単純硫黄泉)は美肌効果が高く、混浴の露天風呂では泥パックを試したいところ。混浴といっても、白濁したお湯とちょっとした仕切りで抵抗感は低めです。内湯の泥湯はさらに濃いため、顔塗りはNG。木の棒につかまって浮遊感も楽しめる不思議な温泉です。
藁葺き屋根の湯の花小屋が建ち並ぶ、明礬温泉郷。小屋では江戸時代から変わらない湯の花製法を見学でき、その技術は国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
また、岡本屋の元祖「地獄蒸しプリン」も明礬温泉の名物の一つ。物騒なネーミングとは裏腹に舌触りなめらか、上品な味がやみつきになる職人手づくりのプリンです。
鎌倉時代に一遍上人(いっぺんしょうにん)が創設したとされる、いわば和風サウナ。清流沿いにしか群生しない石菖(せきしょう)という薬草が敷き詰められた床に横になってしばらくすると汗が吹き出し、気分も爽快に。無料で利用できる足蒸しもあります。
海岸に湧き出る温泉熱で温められた砂に埋もれて10~15分。湯あたりしないように時間が来たら「砂かけさん」が声をかけてくれます。終わったあとの体の軽さがクセになり、老若男女で大賑わい。待ち時間も、海を眺めながらの足湯で退屈知らずです。
個性あふれる温泉には事欠かない別府八湯ですが、心身ともに少々刺激的で「疲れた…」と思う人もいるかもしれません。でもご安心ください、ほっこりと癒される湯場もたくさんあります。ディープな温泉巡りの合間に訪れたい、おすすめの温泉をご覧ください。
個性派揃いの別府八湯のなかで、もっとも正統派と言われる柴石温泉。醍醐天皇が湯治で訪れたことでも知られ、傷治しの湯として人気があります。あつ湯とぬる湯、露天風呂、むし湯が利用でき、気の利いた市営温泉です。
別府インターチェンジ近く、露天風呂もある市営の温泉浴場。無色透明の単純温泉とはありますが、大浴場には湯の花が浮かび、白濁して見えます。
鉄輪温泉とともに別府温泉発祥の地と呼ばれる浜脇温泉エリア。市営の源泉を引いた共同湯もたくさんあります。市営の浜脇温泉は、地元民も多く訪れる場所。深夜1時まで営業しており、個性的な温泉を巡ったあとの仕上げに入るのも◎。
営業時間は異なりますが、同建物内の「湯都ピア浜脇」も併せてどうぞ。こちらは多目的温泉保養館として体力や健康状態に合わせて利用できる数種類の温泉とトレーニングルームも完備。たしかに健康になりそう!毎日使いしたいほど充実しています。
別府といえば、「地獄めぐり」を連想する人もいるのでは?実際に巡るのは、別府八湯の鉄輪・亀川エリア。この辺りはかつて噴気や熱湯が出ていたことで忌み嫌われ、「地獄」とささやかれていたとか。現在でも温泉噴出口は「地獄」と呼ばれているそう。
鑑賞スポットは全部で7カ所。すべて効率よく回るなら、バスツアーがおすすめです。実は日本で初めて女性バスガイド付き観光バスの運行が行われたのがここ、別府なのです。それが1928(昭和3)年のこと。今では愛嬌ある鬼が描かれたラッピングバスが1日2便、毎日走っています。ではコース内容に沿って、それぞれの地獄をのぞいてみましょう。
海地獄(国指定名勝*)
海を思わせるコバルトブルーの池。地獄の湯で茹でた温泉たまごが食べられるのはここだけ。ほかは地獄の噴気で蒸したものです。食べ比べするのも一興。
鬼石坊主地獄
熱せられた泥が、ボコボコと球状に沸騰する様子が坊主頭に似ていることから、この地獄名が付けられました。どことなく愛嬌があり、見ていて飽きません。
かまど地獄
1丁目から5丁目までいろいろな地獄を楽しめます。飲む温泉、のどや肌が潤う体験コーナーなどもあり、お祭りの屋台のよう。
鬼山地獄
別名・ワニ地獄。温泉熱を利用してクロコダイルやアリゲーターを飼育しており、餌付け体験ができる日もあります。
白池地獄(国指定名勝)
噴出時には透明な湯が温度や圧力の低下により、だんだんと青白く変化していきます。大型の熱帯魚も飼育されていて、異国感すら覚えます。
血の池地獄(国指定名勝)
奈良時代の文献にも記された日本最古の天然地獄。赤い泥で作られた「血ノ池軟膏」は皮膚病に効果があるとされ、お土産としても人気。
龍巻地獄(国指定名勝)
一定の間隔で豪快に熱湯と噴気を出す「間欠泉」は、別府市指定天然記念物。バスツアーのほうが噴出を鑑賞できる可能性が高いかも。
定期観光バスによる別府地獄めぐりツアーの所要時間は、約3時間。“次はその名もめずらしき山の中なる海地獄”といったバスガイドさんの軽快な七五調案内で、あっという間に地獄を巡れますよ♪
*国指定名勝:国がした文化財の一つで、優れた景勝地のこと
ハシゴ湯は別府ならではの醍醐味ですが、温泉を巡れば巡るほど「ここに行ったという証明がほしい」「記録に残したい!」などと思うかもしれません。そんな方におすすめなのが「別府八湯温泉道」です。これは、約150湯の参加施設のうち、88湯を巡るスタンプラリーのことです。
温泉道にはスタンプの数によって段位があり、88のスタンプが揃えば「温泉道名人」の認定を受けることができます。参加方法はJR別府駅の観光案内所や別府市観光協会などで「スパポート(100円)」を購入してスタート!各施設ごとに異なる入湯記念印を押し、埋めていきます。1冊すべての枠が埋まれば名人に、11回以上繰り返すと永世がつく名人位にレベルアップします。
もう少しハードルを下げて達成感を味わいなら、「別府八湯温泉本(500円)」から始めるのも手。こちらは年に一度発行される別府八湯温泉道の公式ガイドブックのようなもので、2湯(初級)から8湯(初段)のスタンプが押せる台紙が付いています。別府八湯の紹介はもちろん、温泉の豆知識やいくつかの施設がお得になるチケットもあり、初めての別府観光にぴったりの内容です。市内の書店やコンビニエンスストアでも入手できます。
お得を狙うのであれば、イベントも要チェック!毎年4月頃に開催される「別府八湯温泉まつり」では、市内100カ所ほどの共同温泉が無料開放という大盤振る舞い。また、毎月26日は「風呂の日」として参加している旅館やホテルの温泉が260円で利用できるキャンペーンも行っています。
サービス満載のイベント期間は混雑必至。しっぽりと浸る温泉もオツではありますが、大人数でワイワイと裸の付き合いをするのも良いものです。別府の温泉は後者のほうが合っているかもしれません。
知れば知るほど奥深い、別府八湯。なぜ別府がこれほどまでに温泉地として栄えたかというと、油屋熊八氏の存在抜きでは語れません。日本初の女性バスガイドや別府地獄めぐりも油屋氏の発案です。別府観光の父とも呼ばれた彼の像は、JR別府駅のそばにあります。こちらも記念にパシャリとどうぞ。
今回後紹介した別府八湯巡りには、別府地獄めぐりのツアーと同じ、亀の井バスを利用するのが便利です。路線バスが1日または2日間乗り放題のフリー乗車券「MyべっぷFree」も販売されています。
温かい湯と人が迎えてくれる別府を満喫してくださいね♪
<路線バスのお問い合わせ>
別府営業所:0977-23-0141
<定期観光バスのお問い合わせ>
北浜バスセンター:0977-23-5170
■JR別府駅までのアクセス
■今回ご紹介した別府八湯など
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