マエノリ感激!ルイ・ヴィトン × 村上隆さんポップアップストアへ
2025.01.15
公開日:2025年03月15日
50代モデル前田典子!連載「マエノリごと」23
モデル前田典子!味もコスパも大満足な「アメリカワイン」を飲み比べ
人気モデル前田典子さんの連載「マエノリごと」23回目は、アメリカのワインのイベントに参加した話。オレゴン州やワシントン州産のワインを飲み比べたランチ会の様子をお届けします!
カリフォルニアだけじゃない!…アメリカワインは千差万別
先日、ノースウエストワイン協会のイベントに参加し、フルコースランチとのワインのマリアージュを楽しむという贅沢な時間を過ごしました。
会場は赤坂プリンスクラシックハウス。東京都指定有形文化財の建物で、紀尾井町のビル街の中に佇む優雅な空間がとても印象的でした。
アメリカのワインといえば、カリフォルニア州、特にナパ・バレーが真っ先に思い浮かびますよね。しかし、オレゴン州やワシントン州、そしてニューヨーク州でもワイン造りが盛んで、高品質なワインがたくさん生まれてるんだそう。
オレゴン州…実はブルゴーニュ地方に似た気候
オレゴンと聞くと……懐かしい「オレゴンから愛」というドラマを思い出します(笑)。広大な土地、ロッキー山脈、豊かな緑。それは今でも鮮やかに記憶に残っています。
最近のオレゴン州といえば、全米で最も住みたい街に選ばれた「ポートランド」が位置する州としても有名です。ポートランドは環境に優しく自然豊かでスローライフを満喫できる都市として人気です。フランスのブルゴーニュ地方に似た冷涼な気候で、ピノ・ノワールの栽培に適しているため、ワイン愛好家からも注目されています。
ワシントン州…近年ワイナリーが急増
ワシントン州はみなさんご存じの「スターバックス」の発祥地でもあります!そのワシントン州もワイン造りに恵まれた気候を有しており、近年ではワイナリーが急増しているんだとか。
昼と夜の寒暖差が大きく、乾燥した大陸性気候が特徴で、緯度はフランスのボルドーやブルゴーニュとほぼ同じ。赤ワイン用のブドウ品種ではカベルネ・ソーヴィニヨンが最も多く生産されていますが、次いでメルロー、シラーが続きます。
白ワイン用のブドウではシャルドネが広く栽培されており、高品質なワシントンワインは世界中で人気があります。特にコストパフォーマンスが高いワインが多く、日本でも比較的簡単に入手することができます。
ワインは背景にあるストーリーも楽しい
私自身、オレゴンやワシントン州のワインを飲むのは初めてだったのですが、この日はソムリエの矢田部匡幸(やたべ・ただかつ)氏が選んだワインを楽しむことができました。
オレゴンのロゼ、白ワイン、ワシントン州の白ワイン、赤ワインと、それぞれの料理に合わせた4杯いただきました。どれも驚くほど素晴らしくおいしく、矢田部氏のセンスの良さに感心しました。この4本のワインは特におすすめ!
このイベントでは、ワインと料理の相性の重要性を再確認しました。前菜からメインディッシュ、デザートに至るまで、各料理がワインと絶妙にマッチして、味覚のハーモニーを堪能できました。
イベントに参加した方と、ワインについての情報交換が楽しかったです。それぞれの好きな銘柄や味の特徴を熱く語り合い、お互いのおすすめワインを試してみるという新しい楽しみ方を発見しましたよ。
ワインは単に飲むだけでなく、その背景にあるストーリーや地元の文化、作り手の情熱を感じながら楽しむことで、その魅力が更に広がります。オレゴンやワシントン州のワインを味わうことで、そんな感動を共有できる素晴らしい時間を過ごすことができました。
次回、ワインを楽しむ際にはぜひオレゴンやワシントン州のワインもチェックしてみてください。新しい発見とともに、素敵な時間を過ごせること間違いなしです!
文・写真=前田典子 編集=鳥居史(HALMEK up編集部)
※本連載「マエノリごと」は、毎月1日・15日の更新を予定。お楽しみに!