きれいめカジュアルなシャツワンピースの着回しワザ
2021.05.132023年12月27日
素敵なかごを3つ作りました
かご編みのワークショップ!ハンドメイドで気分転換を
ハルメクでもおなじみのモデル・青木沙織里さんの連載です。今回は、青木さんが気持ちを切り替える手段、と話すハンドメイドのワークショップに参加した様子をお伝えします。インテリアにも映える、カゴ3種、その仕上がりは?
全3回のかご編みのワークショップに参加してきました
最近のマイブームはハンドメイドです。家中かごだらけと言っても過言ではないくらい、無類のかご好きの私。自分でも編んでみたいと思っていて、かご編みのワークショップに行ってみることにしました。
数年に一度、定期的に何かを作りたい衝動にかられて、つい夜更かしをしたり家事もそっちのけで作業してしまいます。やりたいことはとりあえず気が済むまでやってみる行動派。
過去には、陶芸、金継ぎ、苔玉作り、アクセサリーやバッグも製作していました。なので今回も、あ~はいはい、来ましたね、という感じ。
第1回目は花籠づくりにトライ
初回の体験教室で作ったのは花籠。あけびに似ている蔓(つる)の原産地はフィリピン。名前は忘れました……。この蔓は硬いので、2日間水に浸し曲げやすいように柔らかくしてから使うそう。芯になる蔓はしっかりした太めを選び、井桁に組んでかごの中心から編み始めます。
すき間を開けないように最初は3本ずつ、途中から1本ずつ上下交互に編んでいきます。
形になってくると楽しい。
無駄に力が入ってしまい途中何度か折れましたが、継ぎ足しながら編めるので問題ありません。ナチュラルな風合いを生かしました、と言いたい……。
目を揃えるのが難しく、いびつになってしまいました。
土台が編み終わったらグイッと折り曲げ、取っ手を編んで完成!先生にご指導いただき2時間半ほどで編み上がりました。
曲げるとゆがみも気になりません。自分で作ったと思うと、ちょっと感動(涙)
ワークショップ2回目は白樺細工作りに挑戦
ワークショップ2回目は、北欧の白樺細工。オーナメントを作りました。白樺も乾燥すると割れるので、編む前に食用油を塗ってから作業を始めます。
折り紙のような懐かしい感覚。
星のオーナメントの出来上がり。かわいい……。
星以外に、三角やひし形のオーナメントも。小さすぎて立体にするのがとても難しく、何度もやり直しました。
紐につなげて出来上がり。意外にも完成までに3時間かかりました。
経年とともに飴色に変化していくそう。それも楽しみです。
復習用にオーナメントの材料を2セット購入して持ち帰りました。夜更かし注意です。
3回目は籐で編むかごバッグ作りに挑戦
3回目は、かごバッグに挑戦。素材は籐。籐は柔らかいので水に浸すのは編む直前でOK。乾燥しないように霧吹きで水をかけながら編み進めていきます。
初回で習ったのと同じく、太めを選び井桁に組んでスタート。
立ち上がると、かごバッグっぽくなってきました。
ここまでで時間切れ。
自分がやれるところまでは宿題になりました。
ハンドメイドの時間は気持ちをコントロールするためにも大事
モデルは35年続けていますが、順調な時もあれば、そうじゃないことも多く……自分の心にも大きく左右されるお仕事です。プライベートで落ち込むようなことがあっても、撮影ではそれを微塵も感じさせることなくやり遂げなければいけません。
私の中で趣味を持つことはとても大切で、その中でもハンドメイドは、集中することでざわざわした心を安定させ、コントロールしてくれるので、気持ちを切り替える手段として必要な時間なのです。
自分のステップアップにもつながると思っているので、定期的にやってくる心動かされる衝動を、これからも見逃さないようにしたいと思います。
何事もバランスが大事ですね。次のワークショップが待ち遠しい!
青木沙織里
あおき・さをり カフェ巡りとあんこが大好き。19歳よりモデルを始め「nonno」などの雑誌、CM等を中心に活動。30代から「いきいき(現・ハルメク)」のモデルに。バッグ製作も行う。趣味はキックボクシング、ピラティス、陶芸など。グレイヘア育成中。インスタグラムは@blue_record365
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