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- 日野原重明先生の思い出と梅干し第3弾。
創刊当初から雑誌編集に携わり、「ハルメク」を心から愛するハルメク編集部・岡島。夏になるといつも思い出すのは、長年連載を担当してきた医師・日野原重明先生のこと――。日野原先生とのエピソードや貴重なオフショットも。
夏が来ると思い出す
夏が来ると、2017年7月に亡くなられた、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生のことを思い出します。日野原先生は「人間ドック」や「生活習慣病」を定着させたお医者さんです。85歳で聖路加国際病院の院長に就任され、あの地下鉄サリン事件のときも人命救助のために陣頭指揮をとられました。
先生の連載エッセイ「生きかた上手」は、ハルメク、そしてその前身の「いきいき」でも名物コーナーでした。
今もハルメクでは、200回以上続いた連載から、よりすぐりの一編を毎月お届けしていますが、年月が経っても古びないメッセージってこういうことをいうのだなぁと、毎回、編集している私自身が感銘を受けて胸を熱くしてます。
何事も言葉で言っているだけではダメで、行動に移さなくては、ということ、
悩みがあるときには歩くことに集中する、ということ、
争いのない家庭を作ることが世界平和につながる、ということ……
また、先生はよく、「よりよく生きる」ということを口にされていました。
今日より明日、よりよく生きるために、今日の一日を生き切る。
その「生きる覚悟」のようなものが、先生からはいつもみなぎっていました。
なぜ夏になると思い出すかといえば、亡くなられたのが夏だったから、ということもありますが、
先生ご自身が「夏おとこ」だったからです。
どんなに暑くても先生は涼しげにワイシャツを着こなし、颯爽とされていました。
「僕はね、暑い方が元気になるんだよ」
そう言って笑顔を見せた先生が、ほんとうになつかしい。
冒頭の写真は、私がいちばん先生らしい表情だと思う、大好きな一枚です。
そしてこれは最晩年に撮った貴重なツーショット写真。
梅が干せました
東京は、7月前半は肌寒い日が続いて、太陽の光が恋しかったですが、今となっては……
猛暑はやり切れませんが、梅を干すには格好のお天気。
土用干しは、日中1~2回、梅をひっくり返すとのこと。
夏休みで家にいる長女(10歳)に、「お昼ご飯を食べるときにひっくり返してね♪」とお願いしました。
干している時の梅の手触りって、ビロードのようになめらかで気持ちいいんですね。赤しそはすり鉢でゴリゴリすって、ゆかりにしました。どちらも、夏休みのお弁当に欠かせません♪
ところで……赤い梅酢とさしす梅酢はどんなふうにお料理に活用したらいいのでしょうね。
とりあえずキュウリを赤い梅酢で和えたら、とってもおいしかったです。
土用干しをインターネットで検索すると、「最初の2晩は夜は取り込む」とか「3日3晩出しっぱなしでもOK」とか「夜取り込んで、いったん梅酢に漬ける」とかいろいろな方法があるのですね。
私はテキトーなものですから、最初の2日は夜は取り込んでおいて、最後の1日だけ夜露にあてました。夜露にあてるとほんとにしっとりするんですね~。現在、「さしす梅」を干してます。
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