- ハルメク365トップ
- 素朴な疑問
- リンス、コンディショナー、トリートメントの違いとは
素朴な疑問リンス、コンディショナー、トリートメントの違いとは
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ドラッグストアに行くと、たくさんのヘアケア製品が並んでいます。新商品なども手に取ってチェックしてみるのですが、リンスとコンディショナー、トリートメントの違いがいまひとつわからないんですよね。
それぞれには、どのような違いがあるのでしょうか? 調べてみようと思います。
リンスとコンディショナーはキューティクルが傷むのを防ぐ
リンスとコンディショナーに大きな違いはありません。メーカーによっては、リンスかコンディショナーのどちらかしかない場合もあります。髪の表面を滑らかにして指通りをよくし、パサつきを抑え、キューティクルが傷むのを防ぎます。
成分を見てみると、シャンプー後の濡れている状態で髪の表面に吸着しやすい「カチオン性界面活性剤」と高級アルコールをベースとし、「シリコーン」や「エステル油」などの油剤などで髪の表面を保護します。
最近では、髪の内部に浸透し、髪の傷みを補修するトリートメント機能を併せ持つ製品も増えてきているそうです。
トリートメントは髪の内部に成分を浸透し、髪の状態を整える
トリートメントは髪の内側に浸透して、髪に必要なたんぱく質などの成分を補う役割を持っています。傷んだ髪を補修・回復させると同時に、質感をよくするという効果もあります。
トリートメントには、カチオン性界面活性剤、アミノ酸成分・毛髪保護タンパク、コンディショニング剤、ノニオン界面活性剤などの成分が含まれています。
市販されている家庭向けのトリートメントは、リンス、または、コンディショナーの機能を併せ持っているものがほとんどで、シャンプーの後はトリートメントだけでも十分な仕上がりが得られます。
ヘアパックやヘアマスクなどの集中ケアは、より効果が高いものが多いようです。基本的には週に1回、ダメージがひどい場合には週2回取り入れると効果が期待できます。
どのように使い分けをする?
リンス、コンディショナー、トリートメントは、どのように使い分けすればいいのでしょうか?
普段はリンスやコンディショナーを使って指通りをよくし、髪が傷んでいる場合や、へアカラーやパーマで髪にダメージを受けた場合に、トリートメントを使うようにするといいでしょう。
ダメージが気になる場合は、トリートメントを毎日するとよいそうです。よりしっかりとケアをしたい場合は、トリートメントの後に、リンスやコンディショナーをつけましょう。トリートメントで髪の内側を補修して、リンスやコンディショナーで外側からふたをして、キューティクルを保護します。使用する場合は、自分の髪質に合った製品を選び、使用方法を守って使うようにしましょう。
自宅のトリートメントで十分な補修ができないと感じる場合は、美容院のトリートメントを試してみるのもおすすめです。髪の状態を見て、その人に合ったトリートメントを提案してくれますので、髪の悩みがある場合は、美容室でのケアを検討するのもいいかもれしれませんね。
なるほど、リンス、コンディショナー、トリートメントの役割がわかりました。これからは、目的に合ったケアをして、髪を大切にしていこうと思います。
【監修】
CHIKA SHINTARO (リトル・リアン新宿南口)
■人気記事はこちら!
- 湿気が多い時期、髪の広がりを抑えるには?
- 白髪を抜くと、さらに増えるって本当?
- つや髪にいい飲み物とは?
- シャンプーを使わない湯シャンの効果とは?注意点も
- 白髪染めの選び方のポイント、色や頻度を美容師が解説
- 知ってるようで実は知らない? 素朴な疑問ランキング ベスト100
参照:Ash
イラスト:飛田冬子
- いいね 0
- びっくり 0
- 役に立つ 0
- 泣ける 0
\ この記事をみんなに伝えよう /
-
尿トラブルの放置は厳禁
一人で悩みがちな尿トラブル。尿モレまで行かないレベルだからと放置していませんか?軽い症状のうちに対応しないと悪化の危険も! -
ひざケアにドリンク習慣?
歩くたびに不安なひざの違和感。サプリメントで挫折したという方へ、「関節ケアドリンク グルコサミン」をぜひお試しください! -
楽しすぎるニコボとの毎日
話題のコミュニケーションロボット「ニコボ」をご存知ですか?一緒にいると思わず笑顔になる、そんな毎日をハルメク世代が体験! -
病院の巻き爪治療がスゴイ
巻き爪でお悩みの方、「治療は痛そう」と思っていませんか?でも病院の治療は思いの他楽で短時間。巻き爪治療のリアルとは? -
視力ケア専用の卵が登場?
毎日食べる「卵」。実は目の健康を守る「ルテイン」が豊富な卵があるんです。最近視力が……と思っている方は要チェック! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。