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素朴な疑問「映画の日」はなぜ12月1日?割引や催しの背景とは
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
まもなく12月ですね。買い物に掃除にその他いろいろ忙しくなりそう……!
先日、近所の映画館の看板に「12月1日は映画の日」でチケットが割引料金になると書かれているのを見つけました。
12月1日が「映画の日」? それって何か理由があるのかしら? そもそも「映画の日」なんて誰が決めたのかしら?
調べてみると、「映画の日」は一般社団法人映画産業団体連合会(以下、映団連)が定めた記念日のようです。
1896(明治29)年に、エジソンが発明したキネトスコープ(映画の上映装置)を用いて、日本で初めて神戸で映画が輸入上映されました。上映期間は11月25日~12月1日でした。それから60年後の1956(昭和31)年には、12月1日を「日本における映画産業発祥(日本で初めての有料公開)を記念する日」として、「映画の日」が制定されたんですって!
映画の日は映画の入場料が割引になるだけではなく、さまざまな催しが行われています。特別招待興行が行われたり、地域ごとに関連行事が行われたりして、映画を劇場で見ることの魅力を広く知ってもらおうとしているそう!
他にも、「映画の日」中央式典というものが行われ(都合によって12月1日当日に行われないこともある)、映画業界の功労者を表彰することもしているのだそう。
ちなみに2018年の「映画の日」中央式典では、今も現役のフィルム編集技師である石井巌さんや、日本アカデミー賞やアメリカのゴールデン・リール賞を受賞した録音技師の紅谷愃一さん、さらには大ヒット映画「万引き家族」の是枝裕和監督が表彰されています。
2019年の中央式典では誰が表彰されるのかしら? 映画関係者や、ヒット作の監督を調べておいて、「今年の表彰はこの人!」と予想を立ててみるのも面白いかも。映画を見る以外の観点からも、「映画の日」を楽しみたいですね。
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参照:総務省統計局
イラスト:飛田冬子
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