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素朴な疑問猫よけグッズに使われるペットボトルは効果があるの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日「家の庭に勝手に野良猫が入ってくるようになって、困っている」と友人から電話がかかってきました。花壇を荒らしたり糞や尿をしたりと、まるで自分の庭のように自由にふるまっているらしいんです。
猫よけグッズには水を入れたペットボトルがいいのよね~! と言っていたら、聞いていた家族からの冷たい視線が……。以前流行したこのやり方、効果が疑われているばかりかちょっと問題ありなのだとか!(知らなかったのはワタシだけ?)
ショックを受けつつ、猫よけのペットボトルって効果について調べてみることにしました!
猫よけグッズのペットボトルに効果はない
猫よけに水入りのペットボトルがいいといわれ始めたのは、1980年代のこと。水に反射するキラキラした光を猫が嫌って、庭などに近付かなくなるといわれていました。テレビや新聞などで紹介されたこともあって、全国的に広まったのだそうです。
最初のうちは効果があったようですが、猫がすぐに慣れてしまったことや、日照時間などを考慮すると、ペットボトルに光が当たる時間自体が少ないことがわかってきました。テレビ番組の実験でも、猫を遠ざける効果はなしという結果が出ています。
それだけならまだいいのですが、ペットボトルの丸みをおびた部分が凸レンズの代わりになって太陽光を一か所に集め、近くにある可燃物を燃やすこともあるのだそう! 火災が起こるのはまれですが、この方法は使わない方がよさそうです。
猫が好きな環境を理解し、入らない環境を作りましょう
水を入れたペットボトルが猫よけグッズに使えないとなると、どんな方法があるのでしょうか? 猫が好むのは、人が出入りしない静かな場所、柔らかい土や砂、芝生などのある場所。猫よけをしたければ、これらと逆の状態を作ればいいわけです。
環境を変える
物理的に入りづらくするために、地面を覆う植物を植えたり、大きめの砂利や中玉くらいの大きさの軽石を敷き詰めたりするのもおすすめです。柔らかそうな状態の土を見せないようにするのがポイントですよ! 猫が嫌う香りが付いたネコ専用立入禁止強力粒剤などもありますが、これは雨が降ると効果がなくなるので、雨が降るたびにまく必要があります。
猫は水を嫌う傾向があるので、庭や玄関に水を撒く。他に、木酢液(もくさくえき)や竹酢液(ちくさくえき)、ハッカ、お酢などを水で薄めたものをまくのもいいとされています。ゼラニウムやローズマリー、レモングラス、ペパーミント、どくだみ、柑橘などの香りのする植物を植えるのもいいそう。
猫よけグッズを使う
ホームセンターや通販で購入できる猫よけグッズを利用方法もあります。いくつかご紹介します。
猫が近づくと無害なスプレーを勢いよく噴射するスプレー機器は、どこにでも設置できる手軽さが便利。
猫の嫌いなニオイの粒剤もあります。植物由来成分で天然鉱物を使用したものなら、土の上に撒いても安心です。効果は1~2か月程度ですが、安価で購入できるのは魅力です。
猫が嫌がる超音波を発生する機器は、猫が近づいたら超音波とフラッシュで追い払います。物理的に猫を傷つけないのでおすすめです。
いろいろな猫よけの方法や市販のグッズがありますね。早速友人に教えてあげることします!
■人気記事はこちら!
参照:子猫のへや
イラスト:飛田冬子
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