- ハルメク365トップ
- 素朴な疑問
- 2022年の干支で注目!「トラ」の生態は?
素朴な疑問2022年の干支で注目!「トラ」の生態は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
年が変わって、2022年の干支は丑から寅へバトンタッチしました。動物界の中でも特に勇敢な猛獣として知られるトラは、十二支で最も強い動物といってもいいんじゃないかしら。威風堂々としたトラが見守ってくれるかと思うと、なんだか安心するわね。今年一年お世話になるトラについて、年の初めにしっかり学んでおきたいと思います!
トラの生態
トラというのは世界で最も大きいネコ科の動物で、東・南アジアの広い地域に生息する絶滅危惧種です。オレンジがかった体毛に白と黒の縞模様の、いわゆる「トラ柄」が入っているのが特徴。
20世紀初頭には10万頭いたといわれるトラは、毛皮や剥製、漢方素材目的の狩猟・密猟が行われ、生息地域の森林伐採も追い打ちとなって数種類が絶滅。今では2200~3200頭(繁殖可能な成熟個体)まで激減し、近い将来絶滅するのではないかと危惧されているんだそうです。
トラは群れで生活せず、基本的には単独で行動しています。獲物を探して長距離を捜し歩き、狩りは10回に1回とかなり低い成功率だそうです。長距離を全力疾走するのは苦手で、獲物にできる限り近づき、20mくらいの距離から一気に飛び掛かって仕留めます。
また、オスは広い範囲を縄張りとしていて、子どもを持つメスは、獲物が多く、行き来しやすい狭い範囲を縄張りとしています。オスがメスの3~4倍も行動範囲が広いのは、繁殖のためメスに接近する目的もあるようです。
3~4年ほどで成獣になりますが、繁殖期は地域によって異なり、寒いエリアでは冬、熱帯エリアでは一年中。約100日間の妊娠期間を経て3~4頭の子どもを産みます。子育てはメスが一手に担います。その後子どもは、生後1年半ほどで独り立ちします。
ちなみに十二支のトラは「寅」と書きますが、この漢字には「引っ張る、まっすぐに伸ばす」という意味があるそう。また中国の「漢書」では、「草木が伸び始める状態」だと解釈されています。トラのパワフルさにあやかって、2022年は元気いっぱいに活躍したいですね!
■人気記事はこちら!
- 水族館の水槽はどうやって掃除するの?
- 女王アリの寿命は10年以上!その不思議な生態とは?
- セミは何種類くらいある?なぜ大音量で鳴くの?
- パンダが日本に初めて来たのは? 不思議な生態も!
- 蚊に刺されたら、かかない方がいいの?
- 知ってるようで実は知らない?素朴な疑問ランキング ベスト100
イラスト:飛田冬子
- いいね 0
- びっくり 0
- 役に立つ 0
- 泣ける 0
\ この記事をみんなに伝えよう /
-
プレゼント!ひざケア飲料
歩くたびに不安なひざの違和感。サプリメントで挫折したという方へ、「関節ケアドリンク グルコサミン」をぜひお試しください! -
尿トラブルの放置は厳禁
一人で悩みがちな尿トラブル。尿モレまで行かないレベルだからと放置していませんか?軽い症状のうちに対応しないと悪化の危険も! -
楽しすぎるニコボとの毎日
話題のコミュニケーションロボット「ニコボ」をご存知ですか?一緒にいると思わず笑顔になる、そんな毎日をハルメク世代が体験! -
病院の巻き爪治療がスゴイ
巻き爪でお悩みの方、「治療は痛そう」と思っていませんか?でも病院の治療は思いの他楽で短時間。巻き爪治療のリアルとは? -
視力ケア専用の卵が登場?
毎日食べる「卵」。実は目の健康を守る「ルテイン」が豊富な卵があるんです。最近視力が……と思っている方は要チェック! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。