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- まもなく57歳、ワンルーム一人暮し~働き方改革~
離婚後、子育てや仕事に奮闘し、そして迎えた子の自立。日課のウォーキングが気持ちを前向きにしてくれました。今は一人暮らしを満喫中、50代を楽しんでいる様子やこれからの生き方をお伝えします。今回は娘をサポートするための働き方改革についてです。
私の働き方改革?
娘の初めての出産。しかし仕事はフルタイム。近くに引っ越したものの、具体的にどうやって娘を助けるか?
今はどこの会社も人手不足です。私の勤める会社も総勢50名足らずの小さな会社ですが、だからこそ一人が何役もやって仕事を回しています。
30年前、娘の出産直前に夫に転勤辞令が出ました。上の子は4歳。東京から見知らぬ広島へ。退院後1週間で引っ越し、なんとか乗り切りましたがその後ひどい疲れを感じました。風邪が長引き、授乳中で薬ものまず、そのうち関節の痛みに耐えかねて受診。
「敗血症だったみたいだねえ。なんとか自分の力で抑えこんで治りつつあるけど、ふつうはこうはならないよ。運がよかったね。これからはもっと早く受診しなさい。ムリはいけないよ」
年配の穏やかな先生の言葉は今も頭に残ります。その轍を娘に踏ませたくありません。
思い切って半日休を上司に申請
「娘の退院後、体調が戻るまでしばらく正午に帰らせてください」
会社は許可してくれました。しかし、仕事の量は変わりません。なんとかせねば。
満員の始発電車
2018年5月に引っ越して驚いたのは、引越し前も利用していた同じ三田線の始発でも南側と北側とで違いがあることです。
自分の指定席があるほど空いていた以前と異なり、北側から都心に向かう電車がこんな状況とは! 始発駅から9つ目の当駅ホームに人でいっぱいの電車が入ってきます。その9割が60~70代。中には腰の曲がった方や足もとがおぼつかない方もいます。ほとんどが軽装、リュック姿ですがハイキングに行く風情ではありません。
乗り換え駅の階段を下りる際も足もとは慎重で、リュックは両手を自由にしておくため。ホームで挨拶してから会話を交わすようになった75歳の女性は、こざっぱりした服装の小柄で明るい方。近くに娘さん一家がある一人暮らしで、仕事は秋葉原。6時から10時までの勤務だそうです。この電車内の乗客のほとんどは、そうした早朝の仕事を担う人たちなのでしょう。
中身の生産性アップを!
私より20歳も年上の方たちが、毎朝身支度して暗いうちに出勤して働く。それを目の当たりにして力が湧きました。
私も6時から6時間、みっちり働こう。
電車内で仕事の段取りを確認し、会社に着いたら6時までに掃除や雑用を済ませる。あとは効率アップして凝縮させる。そして午後はできるだけ娘を休ませて回復させよう。
幸い健康な娘の産後の回復は順調で、正午早退は1週間で済みました。それでも上司と同僚にかなり助けてもらいました。会社の理解のおかげで、娘を助けて濃密な1週間を過ごせました。離婚で辛い思いをさせ、高校をサボって遊んだ一時期もあった娘。せめてものつぐないでした。
今回はややシリアスでしたが、次回はやっぱりドタバタです。
娘夫婦が引っ越しを決めた?
せっかく近くに引っ越したのに?
さて、私はどうする?
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