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メイクアップアーティスト、ウェルネスビューティーアドバイザーの杉崎夕子です。今回はわたくしのお仕事であるメイクアップの中でも、長年担当させていただいている社交ダンスの舞台メイクについて書かせていただこうと思います。
社交ダンスは舞台メイク
よく晴れた10月の日曜。今年(2022年)も、ダンス教室のパーティーのメイクを担当させていただきました。
場所は静岡県の富士宮市。素敵なゲストハウスでの開催です。
こちらのお教室の先生との出会いは数年前。静岡市で開催されていたパーティーのメイクをわたくしが担当させていただいた最中に
「あの、うちのお教室のパーティーでもメイクをお願いできないかしら?」
と、お声がけくださいました。それからずっとご縁をいただいています。
先生のお人柄に本当にたくさんの生徒さんが集まり、とても大きな素晴らしいパーティー。
今回もありがたく引き受けさせていただき、今年もその日がやって参りました。
ひとりひとりみんな違う
朝の7時台、8時台からメイクは始まります。この日は8人。以前は20名以上の方にメイクしていましたが、コロナ禍ということもあり、出場されない生徒さんもいらして、少し人数が減ってきました。
メイクコーナーを作っていただき、おひとりずつメイクをさせていただきます。
社交ダンスのメイクはいわゆる舞台メイク。強いライトやスポットライトを浴びたりする中で踊るため、会場の様子や照明に合わせたメイクをしなければなりません。
私はいつもメイクをスタートさせる前に会場に入り、照明や壁、客席の感じをチェックするようにしています。ああ、この暗さなんだな、こんなふうに客席に見える感じなんだな、とメイクする方のイメージをふくらませていくのです。
そしてメイクする方が8人いれば、8人ともお顔が違います。骨格も、お肉の付き方も、お顔のパーツの大きさ……。そのひとりひとりのお顔に、そして着るお衣装に合わせてメイクをしていくのです。
中には何種目も踊られ、その度に衣装替えをされる方もいらっしゃいます。
「ワルツは白のドレスでこんな感じ、ルンバは赤のドレスでこんな感じ」とお聞きして、トータルでバランスが取れるようにメイクをしていきます。年齢によってメイクの仕方が異なったりも。1歳でも若く見えるように、照明に映えるようにと丁寧に。
まぶたが下がっちゃってつけまつげがうまくできないのよ~、など皆さんのお悩みはさまざま。
それらひとつひとつにきちんとお応えしていくのが、プロの仕事です。
メイク後の変化~女性はいつまでたっても女~
「こちらにどうぞ」椅子に座っていただく時に、必ずその方の表情を見ています。
緊張されているか、焦っているか、悩んでいるかなど……。背中が少し丸まり、元気のない表情、元気のない声をしている方も少なくありません。
でもいざメイクをはじめるとどうでしょうか!
みるみる表情が明るくなり、丸まっていた背中が伸びて声にもハリが!
そうなんです、メイクで変身すると私は女優! 皆さん一気に気分が変わって、メイク前と別人に!
「行ってきます!」「行ってくるわね!」「こんなにキレイにしてくれてありがとう!」
ハリのある元気な声で、元気な表情で送り出せるあの瞬間はとてもうれしいもの。
そう、女性はやはりキレイになることが好きなんです。うれしいんです。
いつもそう気づかせてくれるメイクのお仕事。私自身が女性はいつまでも女なんだと思わせてもらえるんです。
このお仕事が大好き。ハイライトを入れた後の表情の変化がたまらなく美しい。これからもひとりひとりを輝かせることができるように精進していきますね。
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