私にもできた!!「北半球105日クルーズ旅行」

クルーズ準備(2)家のこと、洋服のこと

公開日:2018.10.17

66歳で初参加した105日間で北半球を一周する、クルーズ旅行について語ります。今回は、3か月もの長期旅行に備えた、家での準備とクルーズ旅行に持って行った洋服についてお伝えします。

松本さんが持って行き、重宝した洋服。カジュアルなおしゃれ着がおすすめ。

家中を冬から夏へ衣替え

※イメージ

 

クルーズの出発日は4月12日、帰宅は7月25日。

一人で留守番の夫に不自由がないように、少し早目ですが3月後半から、冬物羽毛布団・毛布・シーツをコインランドリーで洗い、乾燥して密封袋にしまって片づけました。

私たちの夏用の綿毛布・タオルケット・夏布団・シーツ用意・客用(8組)は客間の押し入れに入れ替えました。

応接間にある、ホットカーペット・炬燵一式・居間の炬燵も片づけ、敷物も夏仕様・網戸もすぐに使える所に用意しました。

2人分の冬物の衣類(ダウンコート・コート・セーター・パンツ)は、クルーズに持っていく以外は毎日手洗いし、平干ししてからしまい込みました、

クルーズから帰宅してすぐに使えるように、クローゼットの衣類も夏バージョン! 客用スリッパから玄関サンダルまで、目につくもの、思いつくものを、どんどん夏仕様にしていきました。 

4月から8月の5か月間、習い事関係はお休みして、出発までひたすら家中を片づけ、模様替えをしました。

大好きな鉢物の花も植え替えたり、並び替えたり、5坪ほどの畑は冬物野菜(ホーレンソウ・小松菜等)は収穫して片付け、石灰をまき耕し、お盆飾りに葉を使う里芋だけを5個、植え込んでおきました。

花芽を付けてきた絹サヤ、ワイルドストロベリーやブルーベリーの収穫・食べ方・保存の仕方等も夫に伝え……と、あれもこれもがんばりました。

クルーズに持って行く衣類の適切な量は?

※イメージ

家の支度だけでなく、自分の支度もしないといけません。まずはクルーズ中の105日間を、パンフレット・寄港地ツアーのガイドブックの気温等を参考にして、春、夏、冬の日数に分けました。

春物
・ウインドブレイカ―3着
・襟付きシャツ(厚手・薄手)4着
・長袖Tシャツ3枚
・チュニック2着
・薄手のセーター2着
・ジーパン2着
・登山用ズボン1着
・スパッツ2着
夏物
・Tシャツ5枚
・ノースリーブ、キャミソール5枚
・ノースリーブチュニック2着
・レースカーディガン2着
・ポロシャツ3枚
・サンドレス3着
・パンツ3着
・ハーフパンツ2着
冬物
・ダウンジャケット1着
・フリース(厚手、薄手)2着
・セーター1着
・カシミヤハイネックセーター2着
・冬用パンツ2着
・厚手のスパッツ2着

パーティ・会食用
・ワンピース1着
・ブラウス(夏・冬)1枚ずつ

その他
・ポンチョ2着
・下着(寄港地で立ち寄る、オーバーランドツアー(5泊6日)を申し込んだので多めに用意。冬用の下着はユニクロのヒートテックの長そでハイネック(色物)3枚。保温性が高くて良かった)
・パンスト(厚手・薄手)5足
・ハーフストッキング10足
・靴下5足

クルーズ船内では、洗濯ができる

※イメージ

衣類・靴下・下着等は、毎日シャワーの後に手洗いし、バスタオルでタオルドライして室内に干しておくと、加湿器代わりにもなり、1日で乾きます。ジーパンも大丈夫でした。

もちろんランドリー袋に入れて、クルーに渡せばランドリーサービスに出せます。でも、女性の方は自分の物だけですので、私の知る限りではほとんどの方が手洗いをしていました。そのため、枚数は要検討ですね。

色々な場面を想定して用意していくと、荷物はどんどん多くなりましたが、トランクと箱に詰める時に、もう一度選り分けて最終的には、上記に挙げた量を持っていきました。

振り返ってみると、船内は冷暖房・空調が整っているので、講演会やコンサート時には冷え込んでいました(特に夏場)。1枚羽織るものを持ったり、ひざ掛けを借用したりしていました。
若い方たちはともかく、中高年は船上でも日焼けも考慮するので、薄手の長袖の衣類を重宝しました。ハワイ等の寄港地でも日焼け防止に長袖を着用していました。

クルーズ中はいろいろな講座や、ファッションショー・コンサート・発表会・夏祭り・運動会・お餅つき・お誕生会などなどイベントが沢山ありますので、着物や浴衣、ドレスを持参していた方もたくさんいました。

クルーズの105日をどの様に過ごすのかを考えて、手持ちの衣類はやや少なくして、寄港地で買うのも楽しみの一つですね。

次回は……持って行って便利だった小物や生活品について書きます。

▼▽松本さんのクルーズ体験記はこちら▽▼

第1回 私にもできた!北半球105日クルーズの旅

第2回 クルーズ準備(1)クルーズにかかるお金と長旅への覚悟

第4回 クルーズ準備(3)実際に便利だった雑貨と生活必需品

第5回 いざ、横浜港へ。準備万端でも心の片隅ではドキドキ

第6回 クルーズ中は、24時間自分の時間!船内での過ごし方

松本 悦子

先祖代々生まれも育ちも埼玉県。フットワークのよさで、軽めの頭をのせて今まで生き抜いてきた気がします。5坪程の畑で季節の野菜、果物の木を植え、花を愛でて現在夫と2人暮らしです。2017年4月から7月で105日間北半球一周のクルーズに行ってきました。 大切な宝物のクルーズ体験記を読んでみてください。

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