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- 【難読漢字】四角い漢字⁉ 因、固、回の読み方
「因む」「固より」「回る」…何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ! 今回は、四角い印象の漢字に注目してみました。送り仮名をともなう読み方、わかりますか?
【因む】「因みに~」は日常会話でも頻出
最初にご紹介するのはこちら。
「因む」
「いん」と読むのが一般的な「因」という漢字。「物事を成立させるもと」という意味で使われる「原因」「勝因」などで知られていますね。「因」は漢字一字では「よすが」と読み、「ゆかり」「えん」という意味があります。「縁」と同義と考えてよいでしょう。
では、「因む」の読み方は……?
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「ちなむ」
さらには、「因る」と書くと「よる」と読み、「そのことに基づく」ことを意味します。「不注意に因るミス」という使い方でなじみがありますね。「因って」は「よって」と読み、「そういうわけで」という意味で使われます。
【固より】かたより、ではありません
続いてはこちら。
「固より」
「堅い」「硬い」などと並んで「かたい」と読む「固い」。物の質がしっかりしているという意味はもちろん、「頭が固い」「表情が固い」など、表情や性質などを表現する際にも使われます。
では「固より」はどう読むでしょうか?
正解はこちら!
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「もとより」
「元より」「素より」と同様に、「はじめから」「以前から」「本来」という意味。「固より失敗は覚悟していた」といった使い方になります。
「固」を使った難読熟語といえばこちら。
「固唾を呑む」…かたずをのむ
事のなりゆきを案じなどして息をこらすさま
『広辞苑』より
緊張して息をこらし、口の中に唾(つば)がたまる様子を表現しています。「固唾を呑んで見守る」と使いますね。
【回る】「まわる」以外の読み方は?
最後はこちら。
「回る」
「まわる」という意味で使われる「回転」(かいてん)、「もとにもどる」という意味で使われる「回復」(かいふく)「撤回」(てっかい)、「ひとまわり」という意味がある「今回」(こんかい)など。「回る」は「まわる」以外にも読み方があります。わかりますか?
正解は……
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「めぐる」
「廻る」「巡る」同義で、「ぐるぐるまわる」「移りわたって一巡する」「あちこち歩き回る」などの意味があります。「考えを働かせる」という意味で「策を回らす」といった使い方もあります。「回る因果」(めぐるいんが)という言葉にも聞き覚えがあるかもしれません。
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