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- 老けて見える原因「たるみ」を今すぐ対策すべき理由
加齢で気になる、ほうれい線・二重あご・額のシワ……。実はこれらは全部たるみなんです! 顔が老けて見える一番の原因たるみを、大人肌や顔の形の変化を元に解説します。『ハルメク』読者が、たるみの悩みをマッサージとメイク術で解消するのも必見です!
え!? ほうれい線や額のシワ、「たるみ」が原因なの?
シミ、シワ、くすみ……。年齢とともに顔の悩みは深刻になる一方ですが、「一番に対策すべきは、たるみです!」と提案するのは浅香純子さん。たるみに注目する理由と、その解消法を教えていただきます。
老けて見えるか、若々しく見えるかは、顔の中で何が決め手になっていると思いますか? 実はシミやシワは、よほど接近して見ない限り、印象には残りません。
それ以上に老けて見せるのは「たるみ」。フェイスラインがゆるみ、ほうれい線などが入ると、写真に小さく写った顔でも、「老けている」印象を与えます。
ほうれい線・二重あご・額のシワ……これらも全部たるみ
一口に「たるみ」と言っても、頰がたるめば「ほうれい線」、あごがたるめば「二重あご」、口元がたるめば「マリオネットライン」と、パーツごとに呼び名はさまざま。これらが起こる原因の一つが、表情筋の衰えです。皮膚を支える筋肉が衰えるので、顔が下がってくるのです。
さらに、たるみは放置すると、ますます深くなるだけでなく、他の悩みに波及することも。例えば、目の周りの表情筋が衰えると、まぶたが下がり、目にかぶさってきます。すると、まぶたを引き上げようと、眉をくいっと上げる癖がつき、この癖によって、なんと額にシワができることに。つまり、いらぬシワを生み出すのも、たるみ。だから、一番に対策すべきなのです。
年齢を重ねると……間延び顔に変化する
表情筋の衰えが進むと、顔のさまざまな部分のお肉が下がるだけではなく、イラストからもわかるように、若い頃に比べて顔のパーツの「位置」が変わってきます。
基本的には、目や口などのパーツの位置は下がります。しかし、先ほどお話ししたように、目の周りの表情筋の衰えをカバーしようと眉を上げる癖がつくため、唯一、眉は引き上がります。すると、眉と目の距離が広がります。
また、口の位置が下がるとともに唇もハリを失います。特に上唇がしぼんでくるため、鼻と口の距離が広がります。
このような変化によって、顔全体が「間延び」してアンバランスになります。そのため、たるみ対策では、衰えた表情筋に働きかけるマッサージはもちろんのこと、「間延び」感を解消させるメイク術も大切。
読者が激変!たるみの悩みはマッサージとメイク術で解消
こちらは、たるみ対策のマッサージとメイク術を試した読者のビフォー&アフター写真です。
少しの努力でこれだけの変化が……! 次の記事からたるみ解消に効く頭皮マッサージや大人の目ヂカラUPメイク術を紹介するので、ぜひお試しください。
■教えてくれたのは?
浅香純子(あさか・じゅんこ)さん
大人女性のための化粧品ブランドやスキンケア&メイク教室を立ち上げる。ハルメクでも大人のメイク教室や化粧品の開発に協力。絶大な人気を誇る。
取材・文=田渕あゆみ、大矢詠美(ともにハルメク編集部) 撮影=中西裕人 イラストレーション=川野郁代 メイク=嘉門芳子(Say銀座教室) ヘア=木村三喜
※この記事は2018年7月号「ハルメク」に掲載された内容を再編集しています。
■もっと知りたい■
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