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奈良の足湯|歴史散策とともに楽しみたい足湯5選

大曽根 桃子
2019/09/19 1

古都・奈良といえば、世界遺産にも登録されている興福寺や東大寺、シカで有名な奈良公園など見どころが満載のエリアです。そんな奈良県にある、各地域の魅力にあふれた足湯を5つご紹介します。

奈良の足湯
「いこらの足湯」(吉野郡十津川村)
【目次】
  1. 万葉ロマン漂う無料の足湯「大宇陀温泉あきのの湯 足湯」(宇陀市)
  2. 吉野杉の桶樽でほっこり足休め「茶の湯」(奈良市)
  3. 生駒の山並みを眺めながら「歓喜乃湯 足湯」(生駒市)
  4. 神話や古墳、歴史好きにはたまらない足湯「シルクの杜」(橿原市)
  5. 日本一長い路線バスで行く「いこらの足湯」(吉野郡十津川村)

万葉ロマン漂う無料の足湯「大宇陀温泉あきのの湯 足湯」(宇陀市)

宇陀市(うだし) は奈良県の北東部の山間地にあり、宇陀という名は「万葉集」や「日本書紀」などの歴史書にも記載が見られる場所です。

「大宇陀温泉あきのの湯」 の源泉を利用した足湯の泉質は、アルカリ性単純温泉(低張性、アルカリ性温泉)で、神経痛や筋肉痛をはじめ、関節のこわばりやうちみ、くじきなどへの効果が期待できます。足湯用のタオルは、すぐ隣にある「道の駅宇陀路大宇陀」 で150円で購入できますので、持ち合わせがない場合にも便利ですね。

「道の駅宇陀路大宇陀」

道の駅には、足湯と同じ源泉の温泉スタンドがあり、 源泉を購入することもできて人気があります(40ℓ100円)。自宅のお風呂で温泉を楽しめるなんてとても贅沢! 車で行く場合はおすすめです。
 

宇陀に来たからには食べたい「宇陀牛肉うどん」

「道の駅宇陀路大宇陀」では、ここでしか味わうことのできないグルメにも出合えます 。オリジナルの白出汁と幻の宇陀牛(うだうし)を使った「宇陀牛肉うどん(750円)」は必食と言ってもいいかもしれません。優しいだしの味わいと肉のうまみが感じられますよ。デザートには、地元で採れたブルーベリーをふんだんに使ったソフトクリーム(350円)はいかがでしょうか。

ブルーベリーソフトクリーム

足湯の近くには、国の「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)」に選定されている古い街並み が残っています。江戸時代に思いを馳せ、かつては城下町として栄えた街 を散策してみるのもまた一興です。

【大宇陀温泉あきのの湯 足湯】
住所:奈良県宇陀市大宇陀拾生714-1
電話:0745-83-0051
営業:10時~17時 無休
料金:無料
交通:電車 近鉄大阪線 榛原駅から奈良交通バスで大宇陀行 約20分。
   車 名阪国道 針インターから約30分。
 

 

吉野杉の桶樽でほっこり足休め「茶の湯」(奈良市)

奈良ならではの吉野杉の桶樽を使った足湯

世界文化遺産の元興寺の近くに、足湯に浸かりながら お茶も楽しむことが できる「茶の湯」があります。足湯カフェはさまざまなタイプがありますが、こちらは吉野杉の桶樽に足を浸ける という珍しいタイプです。足し湯で自分好みの温度で入れることも嬉しいですね。
 

足湯のお湯の種類も選ぶことができます

足湯の種類は2種類あり、「お茶の足湯」はカテキン作用でデトックス効果が、「米ぬかの足湯」は肌荒れ防止や保湿効果が期待できます。

こちらでは、ドリンクと足湯のセットが1000円~、ランチと足湯のセットが1700円~で楽しめます 。足湯用のタオルは無料で付いているので、わざわざ持参しなくていいのも手軽でいいですね。
 

体に優しい玄米ごはんランチ

駅や観光地から近い場所にあるので、観光と組み合わせて上手に利用することをおすすめします。元興寺のほか、東大寺や春日大社、浮御堂なども近くにあり、散策の足休めにぴったりです。

【茶の湯】
住所:奈良県奈良市元興寺町20-3
電話:0742-26-7100
営業:11:00~18:00 木曜定休(祝祭日は営業)
料金:ドリンクと足湯のセット1000円~、ランチと足湯のセット1700円~
交通:電車 近鉄奈良駅から徒歩15分、JR奈良駅から、徒歩20分。

 

生駒の山並みを眺めながら「歓喜乃湯 足湯」(生駒市)

「歓喜乃湯 足湯」は、生駒山の山並みを一望できる眺めのよい 高台にあり、芯からあたたまって疲労が取れると老若男女から愛されている足湯です。足湯の泉質は単純温泉で、神経痛、筋肉痛、疲労回復などの効能が望めます。何よりこの足湯の魅力は、周囲を大自然に囲まれて開放感たっぷりの足湯ということ。心身ともにリフレッシュすること間違いなしです。

足湯は全天候型のため、紫外線を気にすることなく、雨の日でも足湯を楽しむことができます。

近隣の見どころはやはり生駒の大自然! 矢田山あそびの森、矢田丘陵遊歩道など、ハイキングや森林浴をセットで楽しんでみてはいかがでしょうか? お出かけになる際は、動きやすい格好をおすすめします。こちらでは足湯タオルの販売がないので、ご自身のタオルを持参してくださいね。

近くには温泉スタンドの設置もあり、神経痛や冷え性に効くといわれている温泉 を100円で100ℓまで購入することができますよ(温泉スタンドの営業は 10:00~19:00)。

【歓喜乃湯 足湯】
住所:奈良県生駒市小瀬町1100番地13
電話:生駒市役所高齢施策課(0743-74-1111 内線763)
営業:10時~18時 無休 
料金:無料
交通:電車 近鉄生駒駅 あるいは東生駒駅から奈良交通バス「小瀬保健福祉ゾーン」行きで約12分、 終点で下車してすぐ。
車 二阪奈道路 壱分ランプ(東行き)、または小瀬ランプ(西行き)から一般道を経由し、国道308号線を奈良方面へ約2㎞。

 

神話や古墳、歴史好きにはたまらない足湯「シルクの杜」(橿原市)

多くの神話が残る大和三山に抱かれた地、橿原市(かしはらし) 。そんな橿原市にある「シルクの杜」は、入浴や温浴、トレーニングジムがある複合施設です。足湯は、施設の屋上の芝生の広場にあり、西に広がる金剛・葛城山系を望みながら楽しむことができます。

足湯は温泉ではありませんが、周囲は緑が多く四季の移ろいを感じられリラックスできます 。夏季はお湯が水に変わるため、涼を求めてひと休みするのもいいかもしれません。タオルは、シルクの杜の施設内で販売しているので手ぶらでもOKですよ(フェイスタオル200円)。

シルクの杜の外観

施設近くでおすすめの場所は、新沢千塚古墳群や、橿原市博物館など。古墳や歴史に興味のある方は心踊ることでしょう 。さらに施設から車で5分の場所には、神武天皇と皇后を祀る橿原神宮もあります。食に興味のある方は、施設近くにある農産物直売所「新沢千塚ふれあいの里」で、地場産の野菜や果物を買い求めることもできますよ。

【シルクの杜】
住所:奈良県橿原市川西町855-1
電話:0744-26-6201
営業:9時~20時 毎週火曜日定休(祝日の場合は翌平日)、年末年始休業
料金:無料
交通:電車 近鉄橿原神宮前駅下車、西出口より約2km。
バス 奈良交通バス橿原神宮前駅西口のりば 八木御所線、神宮観音寺線、神宮イオンモール線「シルクの杜」バス停下車すぐ。
車 京奈和自動車道「橿原北IC」から約7km・「御所IC」から約2km、大和高田バイパス「新堂ランプ」から約3km。

 

日本一長い路線バスで行く「いこらの足湯」(吉野郡十津川村)


十津川村は奈良県の最南部にある日本一大きな村です。十津川村へのアクセスは車かバスのみですが、大和八木駅~十津川温泉~新宮駅を6時間半ほどかけて運行する“日本一長い路線バス”があるので、のんびりとバス旅はいかがでしょうか?

足湯は十津川温泉街にある平谷地区地域交流センター「いこら」にあります。円形の足湯はご一緒している皆さんと自然と話が弾みそうですね。足湯の他、手湯や飲泉もあります。足湯タオルは無料で貸し出しているので、ふらりと立ち寄ることができます。またこちらの足湯の源泉は100%源泉掛け流しの単純硫黄泉で、リウマチ性疾患、慢性婦人病、糖尿病などの効能が期待できます。
 

十津川村郷土料理の「めはり寿司」は1つ150円ほど 

十津川村へ訪れたならぜひ召し上がっていただきたいのが、郷土料理の「めはり寿司」。高菜漬けの葉で包んだおにぎりで、山仕事や農作業のお弁当に昔から愛されてきたのだとか。名前の由来は“目を見張るほど美味しいこと” から。村内の飲食店で食べることができます。

足湯から歩いて2分ほどの場所からこんな美しい景色が見られます

十津川村には、ミシュラン・グリーンガイドで一つ星を獲得した「玉置神社」、日本の滝百選に選ばれた「笹の滝」、世界のシャクナゲが1万本揃った「21世紀の森」など、見どころが本当にたくさんあります。 温泉宿も多くあるので、連泊をしてゆっくりと過ごして観光をするのもありですね。

【いこらの足湯】
住所:奈良県吉野郡十津川村大字平谷428-1
電話:0746-62-0910
営業:8:30~22:00 不定休 
料金:無料
交通:バス①JR大和八木駅から路線バスで260分(途中休憩あり) 十津川温泉から徒歩で5分 ②JR五條駅から路線バスで180分(途中休憩あり) ③新宮駅 から路線バスで130分 十津川温泉から徒歩で5分。
   車 京奈和道五条インター下車、国道168号線を経由し約2時間。

 

※掲載情報は2019年8月時点のものです。

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大曽根 桃子

旅行誌や女性誌、食の専門誌での勤務経験を経て、フリーライター&エディターとして活動。社会問題から、食、旅行、インテリア、など幅広いジャンルを網羅する。趣味は食べること、呑むこと、読書、旅行、アウトドア、酒場訪問、銭湯巡り、各地の農産物直売所へ行くこと。

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