素朴な疑問春の大掃除「スプリングクリーニング」とは?  

公開日:2021/03/06 更新日:2022/03/14

 

春の大掃除「スプリングクリーニング」とは?  
春の大掃除「スプリングクリーニング」とは?  

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

スプリング・ハズ・カム♪ 気温が上がってくると心も体も緩んで、何となく明るい気分になってきますよね。春の陽気に誘われて、ふらりとどこかへ旅したいところですが、自由に旅行できるようになるまでは、もう少しの辛抱。

 

せめて春にしかできないことってないかしら? とあれこれ検索してみたら、最近話題になっているという「スプリングクリーニング」という言葉を発見しました。どうやら春に行う掃除のことのようだけど、なぜ春に大掃除? 気になったので、早速調べてみました。

 

スプリングクリーニングとは

スプリングクリーニングとは

スプリングクリーニングとは、文字通り、春に行う大掃除のこと。日本では大掃除というと年末行事のイメージが強いですが、実は欧米では春に大掃除するのが一般的なんですって。

 

というのも欧米では、昔から暖炉やストーブに薪や石炭を使う家庭が多かったため、暖房を使い終わった春に煙突などにたまったすすや灰、木くずなどを掃除したことから、スプリングクリーニングの習慣が根付いたんだとか。

 

日本の場合はお寺などで年末に「すす払い」という儀式をしていますが、一年の終わりに汚れを払い落し、新しい年の年神様をお迎えするための正月行事の一つとして大掃除が行われていたそう。お掃除一つでも、考え方がこんなに違うなんて面白いわね!

 

スプリングクリーニングは寒い時期の大掃除と違い、暖かいので家中の窓を開けて空気の入れ換えをしながら作業できますし、水仕事も苦になりません。カーテンやラグなどの大物を洗濯しても乾きやすいし、加湿器によるカビを拭き取っておけば梅雨時期のカビ対策にも役立ちます。

 

さらに、掃除のついでに新学期に向けて断捨離もできると思うと、スプリングクリーニングってすごく理にかなっているんじゃないかと思えてきたわ。

 

春の大掃除に向いているところ 

春の大掃除に向いているところ 

スプリングクリーニングでは年末と同じお掃除だけでなく、春だからこそ重点的に手を掛けておきたいところがあります。それは「エアコン」「窓」「ベランダ」の3か所。

 

エアコンは掃除に手間がかかるため、寒い時期の掃除では後回しにしてしまいがち。また窓やベランダは家の外で作業する必要があるので、掃除しないままの人も多いんだとか。この機会にしっかりお掃除しておきましょう!

  • エアコン
    エアコンのフィルターと、吹き出し口(ルーバー)の掃除が中心になります。ルーバーは狭いので、定規など細長いものにタオルを巻いて汚れを拭き取るのがおすすめ。
     
  • 窓・網戸
    網戸は室内側に新聞紙をセロハンテープなどで貼り付けて、外側から掃除機でホコリを吸い取ってから、濡らして軽く絞った雑巾2枚で両側から挟むように拭くときれいにお掃除できます。ガラスを拭くときは、汚れている場所がわかりやすいので、太陽光が反射しない曇りの日の方がおすすめです。
     
  • ベランダ
    ベランダには花粉や黄砂がたまっていることがあるので、それらが飛び散らないように、固く絞った雑巾で高い所から低い所へと順に拭き掃除をしていきます。例えば、物干しざお→手すり→エアコンの室外機、というような感じで拭いていきます。次に、水かぬるま湯で優しく洗い流し、最後に乾いた雑巾で、から拭きしましょう。

 

「大掃除=寒くてつらい」というイメージしかなかったけれど、春のぽかぽか陽気の中でなら、気持よくお掃除できそう! 年末の大掃除でさぼったベランダのお掃除をやりましょうかね。
 

 

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参照:お掃除本舗

   キナリノ

   teniteo

 

大掃除のたびに古いアルバムを見つけては、思い出にふけってしまうワタシ。
お掃除して、スッキリ気持よく4月を迎えたいです。

 

イラスト:飛田冬子 

 


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