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2019年09月17日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
親戚から結婚式の招待状が届きました。身内なので、できれば夫婦で列席したいと思っています。早速、夫の都合を確認しなくちゃ……。結婚式に出るのは久しぶりだけど、ご祝儀の相場って、今も昔も変わっていないかしら? 念のために調べてみました。
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会では、5年に1度全国のご祝儀平均額をまとめています。2012年から2017年、ご祝儀平均額がどれだけ変化したのかを見てみました。
【会社関係者】
【身内、友人】
過去5年間、ご祝儀の金額に極端な差はないみたい(ホッとしました!)。ただ、上記の平均額は、あくまでも北海道から沖縄までの全国平均だということを忘れてはいけません。冠婚葬祭って、地域ごとに考え方やしきたりが違うんですもの(これが問題なのよね~)。
例えば北海道の場合、勤務先の上司からのご祝儀平均額は1万1583円(2017年調べ)です。なおかつ最も多い回答は……なんと0円! これは、結婚式は会費制という北海道独特の習慣によるもので、会費と別にご祝儀も渡すのは、親族かよほど親しい友人に限られるのだそうです。
一方、上司からのご祝儀平均額が、全国一高いのは東京でした。平均額は4万2222円で、最多回答が5万円です。でも、これが叔父、叔母からのご祝儀となると、全国一高いのは四国の10万円! 平均額は9万1429円でした。会社関係と身内では、相場の考え方を分けた方がよさそうですね。
さて、相場はもちろん、お祝いですから縁起も担ぎたいワタシです。基本的なことかもしれませんが、ご祝儀のタブーについても調べてみました。
まず、ご祝儀に偶数はダメという説は、当たらずしも遠からず。一般的に言われる「2で割り切れるかどうか」ではなく、奇数は陽数、偶数は陰数という中国の陰陽道が根拠なんですって。でも、最近はペアやカップルを連想させる2、末広がりの8は例外とされているようです。
また、新札がふさわしいとされる理由には、新しい門出だから、結婚式は喪の席と違い、日取りが決まっているのだから準備しておくべき、といった理由があるそうです。
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イラスト:飛田冬子