- ハルメク365トップ
- 素朴な疑問
- ツバメの巣立ちの時期はいつ?どこに行くの?
素朴な疑問ツバメの巣立ちの時期はいつ?どこに行くの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ずいぶん暖かくなってきて、ツバメの姿を見かけるようになりました。なんと我が家の屋根にもツバメの巣を発見!
すっかり古くなってガタが出ている我が家ですが、ツバメにとっての優良物件だったなんて、なんだかうれしい気持ちになりました。
この子たちが巣立つ時期は一体いつなのかしら?気になったので調べてみました!
ツバメが巣立つのは8月頃
渡り鳥であるツバメは、3月下旬~4月上旬頃になるとフィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナムなど東南アジアから海を越えて、日本にやってきます。
距離にするとおよそ2000~5000kmにもなり、ツバメは小さな体ですが、とてもパワフル! 沖縄、九州をへて北上し、各地で子育てを始めます。
産卵の時期は、4月末~7月末頃。3~7個の卵を生み、8月頃に巣立ちの時期を迎えます。産卵から孵化までは2週間ほど、孵化から巣立ちまでは3週間ほどで、雛は親鳥からたくさんエサをもらって大きくなります。
人の家に巣を作る理由って?
体の小さなツバメには、天敵がたくさんいます。カラス、ハヤブサ、ワシ、猫、ヘビなどを自分たちの巣に近づかせないよう、工夫する必要があります。
そこで、あえて人の多いところに巣を作り、天敵を近づけないようにしていると考えられています。なるほど、ワタシたち人間を守衛代わりにしてるのね~。
一方で、ツバメは農作物に被害を与える虫をたくさん捕まえてくれるので、農家の人からはとてもありがたがられるそうです。
巣立ったツバメは海を越え、南方へ
巣立ったツバメは集団となって過ごし、親鳥から飛び方やエサの獲り方を教わります。その後、秋が近づく9〜10月に、ツバメたちは日本を離れます。
日本にやってきたときのように九州、沖縄をへて海を越え、遠くの南方へと飛び立ちます。そこで冬を過ごして、次の春、また日本に戻ってくるのです。
ちなみに、ツバメの巣を見守るときは「そっと見守る」ではなく「積極的に見守る」のがいいそう。天敵を寄せ付けないようにして、快適な物件だと思ってもらえたら、また来年も我が家に来てくれるかしら?
■人気記事はこちら!
- 【難読漢字】春告鳥ってどんな鳥?春告草、春告魚は?
- 飛べない鳥ってペンギンだけ?他にもいるの?
- パンダは本当に笹の葉ばかり食べているの?
- 女王アリの寿命は10年以上!その不思議な生態とは?
- 蚊に刺されたら、かかない方がいいの?
イラスト:飛田冬子
- いいね 32
- びっくり 0
- 役に立つ 3
- 泣ける 3
\ この記事をみんなに伝えよう /
-
巻き爪を予防する靴選び
健康的な足を守るために「靴選び」はとても重要。巻き爪や足トラブルを防ぐ靴の選び方と履き方をシューフィッターに聞きました。 -
「朝の尿モレ」これで解決
どっと押し寄せる朝の尿意。そんなやっかいな「朝の尿モレ」に特化した吸水パッドをハルトモさんがお試し!はたして効果は? -
薬局の待ち時間を解消
薬局でのキツい待ち時間。仕方ないとあきらめていませんか?アイン薬局のアプリを使えば、実は待ち時間問題は解消できるんです! -
突然の出費はこれで解決!
住宅ローンや子の教育費などお金がかかる50~60代。一方で親は高齢となり、その金銭面の援助も不安。解決策を探ります。 -
老化を早める「体の酸化」
体の酸化度(サビ度)をチェック!「老けやすい生活」を送っていませんか? -
1回10分~の健康習慣♪
一流講師のレッスン100以上!本会員は無料で受け放題!日替わり「まいにちレッスン」の詳細はこちら★