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2018年08月15日
素朴な疑問
入学式や卒業式、結婚式の引き菓子や七五三のお祝いの返礼品として、紅白饅頭は押しも押されもせぬ日本のお祝い事の定番のお菓子ですよね。
でもなぜ、お祝い事があると紅白饅頭を配るのでしょうか? ちょっと気になったので調べてみました。
「紅白」の言葉の起源は、源平合戦で源氏と平氏が赤と白の旗印に分かれて戦ったことにあるんですって。このことから相対する2つの組という意味で使われていて、紅白歌合戦や運動会の紅白戦はこれが由来になってるんですね。(フムフム)
だからといって、紅白がおめでたいということにはなりませんよね?
そもそも、紅白の色は、めでたい、お祝い、縁起がよい、といった意味で祝いの席では紅白の幕が張られます。由来諸説ありますが、赤色が赤ちゃんの出生を意味し、白色が死装束の色のように死や別れを意味するところから、その2つの色を組み合わせることによって人生そのものを表しているという説が有力のようです。
このような理由で、紅白が縁起物として用いられるようになったと言われています。
なるほど、だから紅白饅頭はおめでたいものということですね(納得!)
それにもうひとつ、紅白の色だけじゃなく、饅頭そのものにもおめでたい要素があるんですって。
饅頭のルーツは中国にあると言われますが、それは小麦粉の中に肉を詰めたもの、いまでいう肉まんのようなものですね。でも日本では小豆で作ったあんこを詰めた甘い食べ物、つまり和菓子として進化してきたんです。
あんこ、すなわち小豆そのものには、邪気を払う力があると考えられ、小豆の詰まった饅頭自体には、厄除けのための縁起物という意味もあるんですって。
そんなお饅頭に縁起物の紅白が合体しているんですから、紅白饅頭はめでたさ2倍のお菓子なんですね(スゴイ!)。なんだか、紅白饅頭が食べたくなってきたわ(笑)
そうだ! きょうはハルメクWEBのオープン日だから、紅白饅頭をみんなで食べましょ。
おめでたい日ですからね。うんうん。
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イラスト:飛田冬子