豊かな自然に恵まれた温泉天国の名湯施設

栃木の足湯|関東の人気名湯を引いた足湯厳選5

大曽根 桃子
2019/04/23 3

栃木県には、大手旅行代理店の2018年度集客ランキング関東1位の那須温泉、3位の鬼怒川温泉ほか、およそ600の源泉があります。そんな温泉天国の有名観光地に、源泉から引いた足湯も数多くあります。その中から充実の施設5つを厳選してご紹介します。

栃木の足湯
【目次】
  1. にごり湯がうれしい「こんばいろの湯」(那須町)
  2. 日本最大級の足湯「塩原温泉 湯っ歩の里」(那須塩原市)
  3. 奥日光散策のついでに「湯元園地 あんよの湯」(日光市)
  4. 街歩きの休憩に最適「鬼怒太の湯」(日光市)
  5. 約30人が入れる巨大足湯「たぬま温泉の足湯」(佐野市)

にごり湯がうれしい「こんばいろの湯」(那須町)

硫黄の香りが漂う濁り湯

“こんばいろ”とは地元那須町の言葉でカタクリの花のこと。毎年4月頃になると、このあたりは紫色で可憐なカタクリの花が咲き誇ります。

「こんばいろの湯」は、那須町の観光名所でもある那須温泉神社の境内の手前にあります。趣のある木造の建物の中に贅沢にも足湯は2つ。硫黄の香りが漂うにごり湯を見ると、つかる前から期待で胸が膨らんできます。お湯は、単純硫黄温泉(硫化水素型)で効能は、冷え性、切り傷、慢性皮膚病など。両足を温泉につけると、歩き疲れた足がじんわりとほどけていくような心地よさが感じられます。

「こんばいろの湯」は湯泉神社の近くにある

足拭き用のタオル(350円)は、足湯施設のすぐそばにある那須町観光協会で購入できます。

那須に来たならぜひ食べたい話題のグルメは、足湯近くにある「みちのく民芸店」の1日10食限定の温泉温玉アイス(500円)。濃厚なアイスの上に花豆、あずき、そして温玉がトッピング! 気になるお味はというと、意外や意外? 想像の上をいく相性のよさに驚かされます。

那須には観光牧場がいくつかあるので、乳製品がおいしい場所でもあります。ソフトクリーム1つとっても、それぞれに違った味が楽しめて食べ比べもおすすめです。

ソフトクリームの味比べも楽しい

■こんばいろの湯
住所:栃木県那須郡那須町大字湯本182-14
電話:0287-76-2619(那須町観光協会)
営業:9:00~18:00 無休
料金:無料
交通:電車 JR黒磯駅から関東バス那須湯本バス停下車徒歩1分
車 東北自動車道那須ICから県道17→21(12km)

 

日本最大級の足湯「塩原温泉 湯っ歩の里」(那須塩原市)

日本最大級の足湯

塩原温泉郷は1200年以上の歴史をもち、150以上の源泉がある温泉郷です。ここにあるひときわユニークな足湯が、「塩原温泉 湯っ歩の里(ゆっぽのさと)」。なんとこの足湯は、全長がなんと60m(30m×2か所)と日本最大級! 良質で源泉かけ流しのお湯を圧倒的なスケールで楽しめます。

足湯は浴槽に大小さまざまな大きさの石が敷き詰められており、足湯の中を歩くことで足裏に心地よい刺激が得られます。自分好みの温度やちょうどいい足裏の刺激がある場所を探すのが、よりリラックスする秘訣なんだとか。

足湯を歩くことで、より温泉効果をえられるとか

塩原温泉郷は、ここでしか食べられないご当地グルメも豊富にあります。メディアでも話題の「スープ入り焼きそば」は、ソース焼きそばに醤油味のスープを加えた地元で50年以上も愛されて来た味。元祖スープ入り焼きそばの店「釜彦」では、昭和30年から続く店伝統の味がいただけます(750円)。

ここを訪れたらぜひ食べたいスープ入り焼きそば

散策のお供には、地元産の牛乳と卵を使った生地に、さまざまな具材を挟んだ「とて焼」もおすすめ。温泉街にある12軒のお店では、和菓子屋では「黒ミツきな粉とて」(450円)、寿司屋では「寿司とて」(880円)などと、それぞれの店ごとに異なった具材を巻いていろいろな「とて焼」を提供しています。こちらもぜひ現地に来てお試しあれ!

和菓子屋さんの「とて焼」

■塩原温泉 湯っ歩の里
住所:栃木県那須塩原市塩原602-1
電話:0287-32-3101
営業:9:00~18:00(時季により異なる) 木曜定休(祝祭日の場合は翌日休)
料金:大人200円
交通:電車 JRバス塩原畑下バス停下車徒歩3分
車 東北自動車道西那須野塩原ICからR400号(17km)

 

奥日光散策のついでに「湯元園地 あんよの湯」(日光市)

広々とした足湯でゆっくり楽しめる

湯元温泉の源泉を引いた「あんよの湯」は、白濁の良質なお湯が魅力の足湯です。一度に40人ほどが入れる大きさで、広々としていて開放感たっぷりです。足拭き用のタオルは、足湯の隣にある土産店「つるやの塩羊羹本舗」で200円で購入できます。

奥日光まで足を伸ばしたらならぜひ楽しみたいのが、豊かな自然を満喫できるハイキング! 1番人気のハイキングコースは、中禅寺湖畔の竜頭ノ滝からスタートして戦場ヶ原を歩き、湯ノ湖を目指すコースです。途中には奥日光3大名瀑のひとつであるダイナミックな湯滝を目前に見ることもできます。そしてゴールの湯ノ湖の奥にちょうど「湯元園地 あんよの湯」があり、ハイキングで疲れた足を休めることができます。

竜頭ノ滝をスタートして湯ノ湖に至るハイキングコースのゴールに足湯がある

この戦場ヶ原を歩くコースはほぼ平坦な道なので、ハイキング初心者やちょっと体力が心配という方にもぴったり。植物や野鳥に出合いながら、奥日光の手つかずの自然を体感し、ゴールには足湯のご褒美が待っている、おいしいとこどりのコースです。

初心でも安心してハイキングできる奥日光・戦場ヶ原

■湯元園地 あんよの湯
住所:栃木県日光市湯元
電話:0288-53-3795(日光市観光経済部日光観光課)
営業:4月中旬~12月上旬の9:00~20:00
料金:無料
交通:電車 JR日光駅・東武日光駅からJR・東武バス湯元温泉行き終点下車徒歩3分
車 日光宇都宮道路清滝ICからR200(26km)

 

街歩きの休憩に最適「鬼怒太の湯」(日光市)

東武鉄道鬼怒川温泉駅前にある「鬼怒太の湯」

鬼怒川温泉は関東の奥座敷ともいわれる、鬼怒川の渓谷美が楽しめる温泉郷です。こちらでぜひ浸かりたいのが、東武鉄道鬼怒川温泉駅前広場にある「鬼怒太(きぬた)の湯」。駅改札至近なので、旅の始まりや締めくくりにぴったりのロケーションです。

泉質は温泉街と同じアルカリ性単純温泉で、効能は、神経痛、筋肉痛、関節炎など。42度くらいの湯温も、ちょうどよく、散策の足休めにもぴったりです。

列車が来るまで足湯で時間つぶしも。もちろん無料

足湯の名前にある「鬼怒太」とは、鬼怒川温泉街の橋のたもとに全部で7体(隠れ鬼怒太もいるとか)設置されている、邪気を払い、福を招く子どもの鬼をイメージしたキャラクターです。スタンプラリーで鬼怒太を探して記念品を手に入れるという楽しみ方もありますよ。

駅前にいる「鬼怒太」

気になるグルメは、「お持ち帰り処きぬた茶屋」の鬼怒太を模したというたい焼き風のスイーツ「温泉きぬ太焼(150円)」がイチオシ。寝転がった姿の鬼怒太の生地の中には、栃木産イチゴと小倉をブレンドした餡がたっぷりです!

餡がたっぷり「温泉きぬ太焼」

■鬼怒太の湯
住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原
電話:0288-76-4107(日光市藤原行政センター産業建設係)
営業:9:00~18:00 無休
料金:無料
交通:電車 東武鉄道鬼怒川温泉駅からすぐ
車 日光宇都宮道路今市ICからR121(12km)

 

約30人が入れる巨大足湯「たぬま温泉の足湯」(佐野市)

かわいらしい外観の足湯

栃木県佐野市にある「道の駅どまんなか たぬま」に、北関東道沿線上で唯一という貴重な足湯があります。こちらの特徴は、入る前に足を洗う「足洗い場」があることと、全長7メートルというその大きさ。清潔感あふれる足湯を開放的な気分で楽しむことができます。

さらに、足湯に付き物のタオルにもこだわりがあります。綿100%のウォッシュタオル(324円)は、日本一のタオルの産地である今治産のもの。旅行の後も、何度も繰り返し使える上質なタオルが購入できるのはうれしいですね。

清潔感あふれる足湯でのんびり

お湯の泉質は低張性弱アルカリ性低温泉と優しい肌触りのお湯。足の痛みに悩んでいた方が毎日この足湯につかったところ、痛みから解放されたとの話もあるとか。

こちらの足湯の近くには、佐野プレミアム・アウトレットや唐沢山城、弁天池湧水など、観光スポットがたくさん。おすすめのB級グルメは、道の駅でも食べられる、蒸したジャガイモに衣をつけて揚げた佐野名物「いもフライ」(2本200円)です。佐野市にはご当地ラーメンとしてメジャーな佐野ラーメンのお店もいくつかあります。

佐野ならではの「いもフライ」

■たぬま温泉の足湯
住所:栃木県佐野市吉水町366-2
電話:0283-61-0077
営業:9:30~19:00 水曜定休
料金:無料
交通:電車 JR両毛線・東武佐野線佐野駅より佐野市営バス「さーのって号」道の駅 どまんなか たぬまバス停下車すぐ
車 北関東自動車道佐野田沼ICから県道16(2km)

 

※掲載情報は2019年4月取材した当時のものです。

■こちらの記事もおすすめ

旅の途中でほっと一息。全国のおすすめ足湯

大曽根 桃子

旅行誌や女性誌、食の専門誌での勤務経験を経て、フリーライター&エディターとして活動。社会問題から、食、旅行、インテリア、など幅広いジャンルを網羅する。趣味は食べること、呑むこと、読書、旅行、アウトドア、酒場訪問、銭湯巡り、各地の農産物直売所へ行くこと。

この記事が気に入ったら「いいね!」ボタンを押してください。 

編集部へのご意見はこちら

ハルメクTRAVELメールマガジンを受け取る

ゆったりと非日常を味わいたい方におすすめの旅情報をお届けします。

※メールの送信をもって、「個人情報保護について」に同意したとみなします。

※受信制限をしている人は、info@halmek.co.jpからのメールを受け取れるようにしてください。

ハルメク halmek

ページ先頭へ