スタイリスト福田美和さんに聞く!大人のおしゃれ術2
50代がやめたほうがいいNGファッション5つ!手持ち服を見直すコツ
50代になると、昔似合っていた服がしっくりこなくなることも。体型を隠しすぎる、甘すぎる服やブランド服を主役にする……どれも実は注意が必要!?スタイリスト福田美和さんに、50代女性が取り入れる&止めるべき服選びのポイントを前後編で聞きました。
INDEX
50代女性がやめたほうがいいNGファッションとは?
- おしゃれをしているつもりなのに、なぜか古臭い
- 体型カバーしているはずなのに、逆に太く見える
- 若々しく見せたいのに、若作りに見えてしまう…
50代のファッションで起こりがちな間違いは、服そのものが悪いのではなく、今の自分とのバランスがずれていることが原因と、HALMEK up アンバサダーでもある、スタイリストの福田美和さん(Instagram:mstylemiwa) は語ります。
【NG1】体型を隠しすぎる
お腹、腰まわり、二の腕、ヒップ。気になる部分が増えると、つい全身をゆったりした服で覆いたくなります。
でも福田さんによると、隠そうとすればするほど、かえって体が大きく見えてしまうことがあるそう。特に、メリハリのない服を全身で覆ってばかりだと、シルエットがぼやけてしまいます。
大切なのは、隠すことではなく「整える」こと。
気になる部分をただ隠すより、ジレやジャケットで縦のラインを作る、首元や手首に抜けを作るなど、全体を引いて見て、メリハリをつけバランスを意識することが大切です。
【NG2】昔のサイズのまま着続ける
体重は変わらないけど、昔と同じ服のサイズを選んでいるのに、なぜかきれいに見えない。そんなときは、今の体型にサイズが合っていないのかもしれません。
50代になると、体のラインや肉のつき方が変わります。トップスはMでよくても、ボトムスはLのほうがきれいに見えることもしばしば。
小さいサイズにこだわってきつそうに見えるより、余裕を持たせたシルエットを選ぶほうが、ずっと上品に見えます。サイズの変化を受け入れることは、負けではありません。今の自分を一番きれいに見せるためのアップデートなのです。
【NG3】甘すぎる服を全身で着る
フリル、レース、リボン、プリーツ。50代になっても、かわいいデザインが好きな人は多いはず。もちろん、甘いアイテムを楽しむこと自体は悪くありません。福田さんも、部分使いなら素敵に見えると話します。
ただし、全身にフリルやレースなどがたっぷり入っていると、50代では「がんばって若作りしている」印象になってしまうことも……。
かわいさを取り入れるなら、全身ではなくさりげなく。
レースなら袖や裾だけ、リボンなら小物でさりげなく、など“少量で効かせる”のが大人にはちょうどいいバランスです。
【NG4】ブランド物を主役にしてしまう
「高かったし、思い出があるから」
若い頃に買ったブランド品を大切に持っている人は多いでしょう。でも、大きなロゴや柄が全面に出ているブランドの存在感が強すぎる服は、少し注意が必要です。
福田さんは「ブランドの看板を背負うのではなく、自分自身が主役」と話します。ブランド品を使うなら、あくまでさりげなく。
ここぞのよそ行きというよりは、トートバッグのように日常にさらりと取り入れるくらいが、大人の余裕につながります。
「主役はブランドではなく、自分」そう意識するだけで、着こなしの品が変わります。
【NG5】脚のラインを拾いすぎる服を着る
例えば、昔流行ったスキニーパンツや、足のアウトラインがはっきり出るパンツ。50代になると難しく感じることもあります。
福田さんがすすめるのは、センタープレスの入ったパンツや、膝から少し広がるシルエットのパンツ。脚のラインをそのまま見せるのではなく、縦のラインを意識できるものに変えるだけで、全身がすっきり見えます。
デニムも同じです。ヒップラインや後ろ姿が気になるなら、無理にはき続ける必要はありません。いっそはかずに、ストンと落ちるロングスカートに切り替えるのも、大人の選択です。
50代のNGは「年齢」ではなく「更新不足」
50代のファッションで大切なのは、若い頃の姿に戻ることではありません。この記事の5つのNGは、今の自分を否定するためではなく、今の自分をもっと素敵に見せるための見直しです。
服を変えることは、年齢に負けることではありません。今の自分をよく知り、今の自分に似合うものを選び直すこと。
前編「50代から取り入れたいファッション5つ!」も参考にしてみてください。50代のおしゃれは、そこからもっと楽しくなりますよ!
スタイリスト・福田美和さん

スタイリスト、恋愛心理コーチ。ファッション誌やWEBなどでライター、編集者、スタイリストとして活動。現在はファッションと恋愛心理の両面から、大人の女性が自分らしく美しく生きるための発信(Instagram:mstylemiwa)。現在、HALMEK upアンバサダーにも参画。
取材・文=鳥居 史(ハルメクアップ編集部)
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