白髪染めの間隔を少しでも空けたい方へ。合間をしのぐ工夫とは?
白髪が目立たないヘアカラーとは?伸びても気になりにくい髪色の選び方
白髪染めをしても、すぐに生え際や分け目が気になる……。そんなお悩みはありませんか?白髪が目立ちにくい髪色の選び方とおすすめカラーを、50代以上の女性を専門とする美容師・テルイ タカヒロさん監修のもとご紹介します。
INDEX
白髪が伸びても気になりにくい髪色とは?
白髪染めというと、真っ黒や落ち着いた色味でしっかり染めるイメージを持つ方も多いかもしれません。
白髪を染めるには、黒だけでなくさまざまな選択肢があります。髪色によって仕上がりの印象や白髪のなじみやすさも異なるため、自分に合ったカラーを選ぶことが大切です。ここでは、代表的な4つのヘアカラーを紹介します。
自然な仕上がりを目指すならブラウン系

真っ黒よりも白髪とのコントラストがやわらかく、根元が伸びても境目が目立ちにくいのがブラウン系です。
白髪をしっかりなじませながら、自然で上品な印象に仕上がります。肌なじみがよく、年代を問わず取り入れやすいほか、派手な印象になりにくいため、初めて少し明るめのカラーに挑戦する方にも向いています。
こんな人におすすめ
- 白髪をしっかり染めながら自然な印象に仕上げたい方
- 派手な髪色は避けたい方
- 初めて明るめの白髪染めに挑戦したい方
白髪がなじみやすく血色感も出るピンクブラウン・モーブ系

白髪が伸びてきても目立ちにくく、自然になじませやすいのが、ピンクブラウン・モーブ系です。
赤みを含んだやわらかな色味が白髪と地毛のコントラストを和らげ、伸びてきた白髪を目立ちにくくしてくれます。
さらに、赤みのあるカラーは肌に血色感をプラスしやすいのもポイント。肌のくすみが気になる方や、グレージュ系では顔色が沈んで見える方にも取り入れやすいカラーです。
こんな人におすすめ
- 白髪が伸びてきても目立ちにくいカラーにしたい方
- 白髪を自然になじませながら、顔色も明るく見せたい方
- 黄色味の退色やグレージュ系が似合わないと感じる方
染めたあと時間が経っても自然になじみやすいベージュ系

髪が伸びても白髪となじみやすく、色落ちしても黄ばみや暗さが目立ちにくいのがベージュ系です。
髪にやわらかさや軽やかさを演出できるほか、顔まわりを明るく見せやすいのも特徴です。白髪を自然になじませたい方や、重たい印象の髪色を避けたい方、顔色を明るく見せたい方に向いています。
こんな人におすすめ
- 重たい印象の髪色を避けたい方
- 顔色を明るく見せたい方
赤みを抑えた透明感があるグレージュ系

グレーとベージュを組み合わせた、落ち着いた色味がグレージュ系です。
髪の赤みやオレンジっぽさを抑えやすく、白髪との境目も比較的なじみやすいのがメリット。上品で洗練された印象を演出できるため、落ち着いた雰囲気に仕上げたい方や、透明感のある髪色に憧れている方にも向いています。
こんな人におすすめ
- 髪が赤っぽく退色しやすい方
- 落ち着いた雰囲気に仕上げたい方
- 透明感のある髪色に憧れている方
白髪が目立ちにくい色選びのコツ
色味のイメージがつかめたところで、次は選び方のコツを紹介します。
同じ「白髪が目立たない色」でも、選ぶときの視点を少し変えるだけで、仕上がりの満足度は大きく変わってきますよ。
1. 白髪を隠すことだけを優先しない
白髪染めは「しっかり隠す」だけではなく、次のカラーまで自然に過ごせるか、白髪をぼかしたり、自然になじませたりできるかも考えて髪色を選びましょう。
明るめのカラーは、白髪との色の差がやわらぐため、伸びてきた白髪が目立ちにくく、髪全体も軽やかな印象に見せやすいのが特徴です。
ただし、明るくしすぎると、新しく生えてきた黒髪との色の差が目立ち、根元がプリン状態のように見えてしまう場合も。
一方、暗めのカラーは白髪をしっかりカバーできますが、伸びてきた白髪との境目が目立ちやすくなることがあります。

どちらの特徴も踏まえると、美容院へ1〜2か月に1回程度しか通えない方は、明るすぎず暗すぎない自然な色味を選ぶのがおすすめです。
今回ご紹介した髪色は、伸びてきた白髪がなじみやすく、きれいな状態を保ちやすいでしょう。
また、一度とても暗い色で染めると、その色味が残りやすく、次回以降に明るいカラーへ変更しにくくなることもあります。これから挑戦してみたい髪色も見据えて選ぶのがおすすめです。
2. 肌の色や顔映りとの相性を考える
髪色は顔の印象を大きく左右します。白髪の染まり具合だけでなく、肌の色や顔映りとの相性も考えて選ぶことが大切です。
例えば、暗めのカラーは白髪をしっかりカバーしながら、落ち着いた印象に見えるのが魅力です。一方で、肌の色や顔立ちによっては、髪とのコントラストが強くなり、顔まわりが重たく見えたり、暗い印象に見えたりする場合があります。
反対に、明るさや色味を工夫したカラーは、肌になじみやすく、顔色が明るく見えます。ただし、明るすぎる色や肌に合わない色味を選ぶと、髪だけが浮いて見えることもあるため注意が必要です。
大切なのは、「暗い色」「明るい色」のどちらが良いかではなく、自分の肌色や雰囲気に合うカラーを選ぶことです。迷ったときは、美容師さんに相談しながら、自分に似合う色味を見つけるとよいでしょう。
3. 伸びたときの見え方まで考えて選ぶ
カラーをした直後は、どんな髪色でもきれいに見えるものです。だからこそ、「染めた当日」だけでなく、「根元が伸びてきたときにどう見えるか」まで考えてカラーを選ぶことが大切です。
例えば、白髪が気になる方は、1か月後に根元が伸びた状態をイメージしてみましょう。
髪色と白髪のコントラストが強いほど根元の境目は目立ちやすく、反対に白髪になじみやすい自然な明るさや色味を選ぶと、根元との境目が目立ちにくくなります。
特に、美容院へ通う間隔が長い方は、極端に明るい色や暗い色ではなく、自然なブラウンやベージュ系などを選ぶのがおすすめです。白髪となじみやすく、根元が伸びてもきれいな印象を保ちやすくなります。
美容院に通う間隔が長い方はホームケアを取り入れるのがおすすめ
美容院になかなか通えない方は、次のカラーまでの間に、カラートリートメントやカラーシャンプーを取り入れるのもひとつの方法です。
カラートリートメントやカラーシャンプーは、色味を補いながら、退色による色ムラや白髪の目立ちを抑えるのに役立ちます。
また、生え際や分け目だけが気になる場合は、ヘアマスカラなどのポイントリタッチアイテムを使うことで、気になる部分を手軽にカバーできます。
白髪が目立ちにくいカラーは、根元が伸びたときまで考えて選びましょう
白髪を目立ちにくくするには、染めた直後の仕上がりだけでなく、伸びてきたときに白髪がどのようになじむかまで考えてカラーを選ぶことが大切です。
さらに、美容院へ行くまでの期間はカラートリートメントやリタッチアイテムを取り入れると、きれいな髪色を保ちやすくなります。
白髪を無理に隠すのではなく、自然になじませながら、自分らしく楽しめる髪色を見つけてみてください。
◾︎監修者プロフィール:テルイ タカヒロさん

えがお美容室 /美容師・ディレクター
50代以上の女性のお悩みを解決することに定評のある、「グレイヘアへのスイッチカラー」を代名詞 とした美容師のテルイタカヒロさん。50 代以上の女性を専門とした美容師の第一人者であり、2018 年 1 月にオープンしたえがお美容室創業メンバー。お客様からの信頼も厚く、すぐに予約が埋まってし まうほどの人気に。今、最も注目される美容師の一人。
取材協力:花王 ブローネ
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