上大岡トメの老いを楽しむ!生き方のタネ・6
50歳からの人生が楽しくなる生き方とは?
50歳からの人生が楽しくなる生き方とは?
更新日:2024年06月02日
公開日:2021年04月29日
カラダからのサインを受け止めて
「上大岡トメの老いを楽しむ!生き方のタネ」は、イラストレーター・上大岡トメさんが老化について学び、50歳からを楽しむ生き方を紹介する連載企画。
これまで、不思議なおばあさん・アンさんから、骨の老化・筋肉の老化・感情の老化について学んできたトメさん。最後に教えてもらったのは、「50歳からの人生が楽しくなる生き方」でした。
※マンガ画像は複数あります。Yahooで閲覧している方は、画像をスライドしてストーリーを確認ください
20代の4人の男女は、キラキラと輝いていました
先日、展覧会『ふくもの展』を開催中の出来事。
その4人が入ってきた瞬間、ギャラリーの雰囲気が一変しました。この4人から光が放たれているように、室内が明るく、そして清々しい空気になったのです。まるでエネルギーの塊。
あっけにとられました。そして素直に思った。「若さって、すごいエネルギーがあるんだ」と。
同時に自分が年を重ねることで一番失ったものがハッキリとわかりました。エネルギー(氣)だ!
普段は自分の世代前後の人(40代から60代)と接することが多い私には、忘れていた感覚。痛烈な体験でした。
年をとるってことは、こうやってエネルギーを失って、死に近づいていくんだなぁ。
でも不思議と、そこに寂しいというキモチはありません。事実だもの。淡々と受け入れるだけ。
これも、アンさんのおかげでしょうか。
「エネルギーボール(氣)」の大きさは人それぞれ

「人は生まれながらにしてそれぞれ『エネルギーボール』を持っているのよ。そしてその大きさは違うの」そうアンさんは言います。
エネルギーボールのサイズは、女性は28歳、男性は32歳で最大になり、そこから年を重ねるごとに小さくなっていく。生活習慣にも大きく影響され、不摂生や病気も小さくする原因になります。小さくなっていくなり方も、人それぞれ。
こればっかりは人と比べても「しょうがない」ことなんです。
大きなイベントの終了後、私はベッドに直行。翌日も廃人状態です。でも私と同じ年の知人・Aさんは、翌朝早朝からトレッキングに行っている!
これこそエネルギーボールの大きさの違い。私が同じことをしたら、大怪我をすること間違いなしです。
人生を楽しむために「養生」することが大切!

これから先の人生は、そのエネルギーボールをいかに小さくしないかということが大切です。
では、どうするか? それがマンガでいう4本柱の「養生」なのです。
この地味で基礎的なことを「やる」かどうかが、この先の人生を楽しめるかどうかの大きなポイントです。
体調を崩したり(私も)、最悪命を落とす同世代を見ていると、「寿命」は確実に近づいているなあ、と感じます。若い頃は人生に締め切りがあるなんて、考えたこともなかった。
もうなんでもかんでも、片っ端からがむしゃらにやっていくことはできません。少なくとも私は。
やりたいことの「優先順位」をつけないと、あっという間に「蛍の光」が流れてきて「あれ?もう人生おしまい……!?」ってことになってしまうかもしれない。
悔いを残さず人生を楽しむために、自分が一体今、何をやりたいのかをあぶり出すことにしました。
やりたいことには、優先度をつけること!

「これからの人生でやりたいことは何ですか?」そう聞かれたとき、あなたはすぐに答えられますか?
いくつか答えられた人は、優先順位をつけてください。そして、順位が決まったら迷わずGo! ただし、エネルギーボールには気を付けて。
「えーと……これから何をしようか?」という方は、以下のヒントを見ながら、今すぐ紙と筆記用具を用意して書き出しましょう。
- 最近、何をやっているときが楽しい?
- 以前は何をやっているときが楽しかった?→またやってみたい?
- やってみたいこと、またはやってみたけれど、諦めちゃったことは?
それで出てこなくても、諦めない。自分の楽しいことを探し続けることが大切です。
その原動力は「好奇心」。好奇心を持ち続けることは、エネルギーが必要。そこでやっぱりキーになるのが、早めの養生なのです。好奇心が焚き火だとすれば、養生は薪。火が消えないように、随時薪をくべる。
「養生は積極的に年をとることであり、人生を自分らしく生き抜くための戦略」というアンさんのコトバは、これからの私の人生を照らしてくれます。

それでも、もやもやして、今何をしたらいいかわからないときは、以下3つのことを1週間だけ続けてみてください。必ず変化が起こるはず!
- いつもより、1時間、早く寝る(12時前には寝る)。
- 食べるときは、腹八分目。
- 毎日散歩に30分行く。
これからの人生で、今が一番若い。毎朝、鏡の中の自分にそう言って、人生の後半戦を楽しむことにします!

★今回で、マンガ連載はいったん終了。次回からは、1回2分で心と体をケアできる簡単エクササイズ「トメサイズ」をご紹介していきます。お楽しみに!
著者プロフィール:上大岡トメ

かみおおおか・とめ 1965(昭和40)年、東京都生まれ。東京理科大学卒。イラストレーター。山口県宇部市在住。著書に『キッパリ! たった5分間で自分を変える方法』『ずさんな家計を整えました。』『子どもがひきこもりになりかけたら』『日本のふくもの図鑑』など多数。
※本記事は、上大岡トメ・著『老いる自分をゆるしてあげる。』(幻冬舎)より一部抜粋して構成しています。
構成=竹下沙弥香(ハルメクWEB)
■もっと知りたい■
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- 1回2分の「トメサイズ」で50代からの運動習慣を!
トメさんの著書『老いる自分をゆるしてあげる。』発売中
50歳を超え、次々と体に変化が起こり始めたイラストレーターの上大岡トメさんが、自身の老化に真正面から向き合いながら描いたコミックエッセイ。自分の中で起こる老化の意味を知るうちに、気付けば、変化するカラダ、人生が楽しみになっていくはず。老いる自分のことがより愛おしくなる、体をめぐるコミックエッセイです!
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運動の方は結構自分なりに出来ていると思いますが、いつもより1時間早く寝ると言うことはできていません。睡眠って本当に大切だから、これを機に早めの就寝を心掛けます。