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2019年10月02日
実践! きれいになるちょっとのコツ
雑誌「ハルメク」編集部の児玉が、撮影の合間に見つけたちょっと素敵で役に立つ情報をピックアップ! 今回のテーマは、「エイジングとおしゃれの関係性」です。
暑い夏が終わり、これから本格的に始まる秋に心が躍りますね。タイツやブーツ、コート、レイヤード……秋冬はおしゃれも楽しいシーズン。
ハルメク本誌ではまもなくお届けする11月号で、秋冬のおしゃれ特集を実施する予定です。体型や肌色、髪の変化による「今ままでの服がなんだか似合わない」というおしゃれの悩みをズバッと解決する特集になっているので、楽しみにしていてください♪
今回のコラムは「エイジングとおしゃれ」がテーマです。というのも先日、本誌で「マダムのつくり方」を連載中の美容家、川邉サチコさんと、娘で同じく美容家のちがやさんが登壇した、ハルメク主催の「おしゃれ変身講座」に伺いまして。
お二人のお話を聞いて、「大人だからこそ似合うおしゃれ道」て素敵だなと感激したんです。
個人的にも、人生100年時代といわれる今、若さが絶対的な美の価値基準という考え方はいかがなものか……と考えていて。
しわやシミといったエイジングサインを欠点に受け取るのではなく、ポジティブな美しさに変換する感覚のスイッチがあったらいいなと思っています(なかなか難しいですけどね)。
そして年を重ねた大人だからたどり着ける美をもっと知りたいし、広めたいな、と。
今や日本の平均年齢は45.9歳(2013年WHO調べ)で、女性だけの平均寿命は87.26歳(2017年厚生省調べ)。
最近読んだ本(※)に「30歳以上を大年増とする江戸時代の感覚を引きずったままだと、50年以上も『もう年だから』と自信が下げ止まらない日々を送るはめに。成熟した審美眼を育てる文化を新しく築いていかないと、老いゆく自分を後ろめたく感じることになる」とあり、おおまさにー!と膝を打った次第です。※『美容は自尊心の筋トレ』長田杏奈著
そして素敵に年を重ねるおしゃれのお手本といえば、我らが川邉サチコさんです。
ということで、ハルメク主催の講座で私の心に残った「大人のおしゃれとメイクの心得」を紹介したいと思います。
白というと上品でクリーンなイメージがある一方で、「膨張色ゆえに着こなしに取り入れるにはちょっと……」と敬遠されがちな色。ですが、ここでも川邉さんのアドバイスを聞いて膝を打ちました。
サチコさんいわく「年齢を重ねた大人世代にとって白は魔法の色」。清潔感があり、顔を明るく見せてくれる白こそ積極的に取り入れるべきだそう。
特に白いシャツはどんな人でも必ずキレイに見せてくれるアイテム。1枚でサラりと着ても、ニットのインナーに着ても。コーディネートの幅が広がる点もうれしいところです。
「普段の洋服はリアルブランドで十分」と語るサチコさん。実際、サチコさんの仕事着はZARAとユニクロの登場頻度が高いそう。
特にお気に入りアイテムとして紹介していたのが、ユニクロのTシャツです。しかもそのまま着るのではなく、襟元にアイロンをかけるひと手間がポイントとのこと。こうすることで清潔感があってきちんと感が出て、安っぽく見えないそうです。
現在に至るまで第一線の美容家として活躍しているサチコさんのアドバイスはどれも勉強になりましたが、中でも興味深かったのは「目と眉はセット」という考え方です。
目と眉は顔の印象を左右する重要な要素のひとつ。おしゃれを楽しむためには大事な要素ゆえに、適当に済ますと何だかあかぬけない印象になってしまいます。大事なポイントは2つ。
メイクをする際の心掛けとして覚えておこうと思いました。
今回紹介したサチコ’sメソッドは、ほんの一部です。もっと知りたい!という方に朗報があります。
実は10月12日にハルメクから川邉サチコさんの本が出ます!
ハルメク本誌で好評連載中の「マダムのつくり方」の内容はもちろん、撮りおろしカットもあり大充実。グレイヘアの育て方からおしゃれのコツ、川邉家に伝わる美容法など、生き方から暮らし方まで大充実の内容です。Amazonや全国の書店で発売中!ぜひチェックしてみてください。
『カッコよく年をとりなさい ~グレイヘア・マダムが教える30のセオリー』
こちらは現在発売中の『HAPPY AGEING これからの私に合うおしゃれ』(日本文芸社刊)です。お隣に並んでいるのはマダム・チェリーさん(73歳)のスタイルブック。
年を重ねてますますおしゃれになるお手本がたくさんいることは、とてもうれしいことですし(個人的に)救いにもなります。私も老いてますますおしゃれ!を目指そうと心に誓いました。
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