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素朴な疑問桜の塩漬けの楽しみ方とは?
公開日:2021/03/22
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
少しずつ風が暖かくなって、春の気配が近づいてきました。今年は思いきりお花見を楽しむというわけにはいかなさそうです。春らしい雰囲気を感じたいと思って桜の塩漬けを買ってみました。いろんな料理に活用できるみたいだけど、どんな使い方があるのでしょう? 早速調べてみました!
桜の塩漬けの楽しみ方
桜の塩漬けとは、塩漬けにして保存性を高めた桜の花が瓶や袋に詰められたものです。塩漬けのため、かなりしょっぱいので、塩抜きが必要な場合もあります。
そのまま水に浸して10~20分ほど置くだけで、塩分はほぼ抜けます。塩の抜け具合をチェックすることもお忘れなく! あまり浸し過ぎると風味が落ちるだけでなく、花がもろくなって崩れやすいので注意が必要です。
それでは、桜の塩漬けの楽しみ方をいくつかご紹介します。
- 桜茶
桜の塩漬けといえば、真っ先に思い浮かぶのが桜茶(桜湯)ではないでしょうか。お湯を注ぐだけで、ふわっと開く花や桜の香りを楽しむことができます。「花が開く」という意味の縁起を担いで、結納などのお祝いの席でよく飲まれています。
- カブの桜漬け
薄く切ったカブ、5mm幅に切ったカブの茎、桜の塩漬け、だし昆布、調味料を混ぜれば、40分ほどで完成する簡単な浅漬け。桜の風味や、ピンク・緑・白の色合いから、春らしさが感じられます。
- 桜ごはん・桜寿司
炊いたご飯に刻んだ桜の塩漬けを混ぜるだけ。手軽に作れるだけでなく、お米とピンクの桜のコントラストで、食卓が一気に華やかになりそう! おもてなしなら、酢飯や薄焼き卵でアレンジして桜寿司風に仕上げるのも素敵です。サケや薄造りのタイなど好みの具材を使って、彩り豊かな手まり寿司のワンプレートというのもおしゃれですね。
- 桜パウンドケーキ・桜クッキー
スイーツにも桜の塩漬けを活用できます。しっかり塩抜きした桜を生地に練り込んだパウンドケーキやクッキーは甘味と塩気のバランスがよく、食欲をそそります。
- 桜あんぱん
ほんの少し塩気を残した桜は、あんことも相性抜群です。いつものあんパンがぐっと上品な雰囲気に仕上がります。
桜の塩漬けの作り方
スーパーやネット通販でも手に入る桜の塩漬けですが、自宅の木や、許可を得て摘める桜があれば、手作りすることができます。ここでは、桜の塩漬けの作り方を簡単にまとめてみました。
材料
- 桜の花(七分咲きの八重桜がベスト)……200g
- 塩……50g
- 梅酢……大さじ4
※白梅酢を使用すると淡い桜色に、赤梅酢を使用すると色鮮やかに染まります。 - 塩(保存用)……50g
作り方
- 桜は花梗(花が付いている茎)から房状のまま摘み取る。
- 桜をきれいに洗い、ふきんやキッチンペーパーでそっと挟んで水気を切る。
- 容器に桜と塩を入れ、重し(400g)を載せ、一晩おく。
- 3で出てくる水をしっかりと絞り、梅酢をかける。
- 4を容器に入れ、重し(100g)を載せ、上からふたやラップをして、3日おく。
- ざるにキッチンペーパーを広げ、その上に桜の花が重ならないようにして3日ほど陰干しをする。
- 保存用の便に、桜の塩漬けと塩をいれて完成。保存期間は1年程度。
友人のうちに桜の木があったわねえ。今年は桜の花を摘ませてもらうかしら。
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参照:伯方塩業株式会社
イラスト:飛田冬子
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