私にもできた!北半球105日クルーズの旅

クルーズ準備(3)実際に便利だった雑貨と生活必需品

公開日:2018.11.22

海への憧れを、66歳にして叶えた松本悦子さんの105日間の北半球のクルーズ旅行記をお届けします。今回も、クルーズ旅行の持ち物編。意外といらないタオル、あったら便利なバケツ……、経験者が語る、納得・必見の持ち物リストです。

クルーズ中、お掃除は不要。タオルも洗面具も常備されて、至れり尽くせり

クルーズ中は各階の船室に担当の係の方がいて、ベットメーキング・室内、洗面所、トイレ、シャワー等の掃除を毎日してくれます。

各自のバスタオル・フェイスタオルも、毎日交換してくれます。そのため、持参したバスタオル・タオルはプール・ジャグジー以外では、使用しませんでした。

ただ、私はカラーリングをした後などに枕を汚すのは嫌なので、100円ショップで買った黒いタオルを枕カバーとして使っていました。

さらに、リンス・インシャンプー、ボディソープ、手洗い泡ソープも洗面所に常備・補充されているので、こだわりがなければ、持参しなくても大丈夫です。

私は、いつも使用しているトリートメント(300g)と洗顔ソープ(2個)を持参しましたが、105日、大丈夫でした。

歯磨きセット(ブラシ3本・歯磨き粉3本)・下地化粧品(化粧水・オールインゲル)・ファンデーション・メイク道具1式・日焼け止めも多めに持参。

でも防寒、日よけ、虫よけのために、寄港地では基本的に長袖を着用していたので、思ってたより使いませんでした。でも、お化粧は別。家では外出時ぐらいしか化粧をしませんが、クルーズ中は毎日きちんと身だしなみでお化粧をしていました。

化粧品・下地化粧品・マニキュア・除光液・香水・トリートメント・櫛・日焼け止め・虫よけ・爪切り等は、100円ショップで買ったカゴにまとめて入れておきました。

虫よけスプレー等も寄港地ツアーにもよりますが、私は街歩きでも、船内生活でも使用しませんでした。

シャワーは4人で交代に使い、そのときに着替えた衣類は洗濯してタオルドライ(バスタオルに洗濯物を並べ、端からくるくると巻き、足でしっかり踏みつけて、わが身の体重を掛ける)。ハンガー・小物干しで室内干ししておくと、朝までには大体乾きます。

室内は空調でかなり温度管理されており、やや乾燥気味でもあり体調面にもよかったと思います

あったら便利な、意外な優れもの

ひとつめ:折り畳み式のシリコン製のバケツ

松本さんが持って行ってよかったアイテム。
左は折りたためるバケツ。
右は、100円ショップで買ったかごにまとめた身だしなみグッズ
たたむと5㎝ほどの高さになるので、便利

私は準備中にホームセンターで折り畳み式のシリコン性のバケツを見つけて持参しました。

幅30cm、高さ23㎝、容量7.8L。畳むと高さが5cm程になり、1日の洗濯物は勿論、オーバーランド後の大量の洗濯物も洗えて、すすぎに大いに役立ち、同室の人達も交代で使って喜ばれました。

船内には各自にランドリー袋が用意されていて、1袋300円位で洗ってもらえるシステムもあります。私も1~2回、最初の頃は使用しましたが、自分の時間がたっぷりあるクルーズ中は自分の物を洗うぐらいは何の苦にもならず、大多数の方が手洗いをしていたと聞いています。

 

 

ふたつめ:水筒

私は水筒を2本持参しました。

船内8階に、24時間使用できる製氷機と冷水・お湯が常設されています。夏場はポカリ等を作ったり、お茶、お好みの飲み物等を何時も持ち歩けたり、寄港地のツアー時にも持参しました。

船内は乾燥気味ですので、夜中も身近に置き体調を整え、保つには大いに役立ちました。

 

もしもう一度クルーズに参加するなら、持参する物は

※イメージ

手洗いの衣類はどうしてもシワが気になります。特に綿物は……。

船内では、日を決めてアイロンの使用ができますが、限られた時間内ですので、混み合い・順番待ち、おまけに旧型のアイロンは蒸気もあまり出ません。私も何回か、チャレンジしましたがあきらめました。

小型のハンドスチーマーを持参したら、自分の時間で衣類を整えることができて、より快適な船上生活が過ごせるかなと思います。

限られた船内空間を自分なりに快適に,かつ有効に105日間過ごすために工夫して楽しむ努力だけは、とても大切なことでした。

次回は出発・出航の日の心境等を書きます。「いざ、横浜港へ。準備万端でも心の片隅ではドキドキ

▼▽松本さんのクルーズ体験記はこちら▽▼

第1回 私にもできた!北半球105日クルーズの旅

第2回 クルーズ準備(1)クルーズにかかるお金と長旅への覚悟

第3回 クルーズ準備(2)家のこと、洋服のこと

第5回 いざ、横浜港へ。準備万端でも心の片隅ではドキドキ

第6回 クルーズ中は、24時間自分の時間!船内での過ごし方

松本 悦子

先祖代々生まれも育ちも埼玉県。フットワークのよさで、軽めの頭をのせて今まで生き抜いてきた気がします。5坪程の畑で季節の野菜、果物の木を植え、花を愛でて現在夫と2人暮らしです。2017年4月から7月で105日間北半球一周のクルーズに行ってきました。 大切な宝物のクルーズ体験記を読んでみてください。

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