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2019年12月09日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
この間ダンナさんが、ジョギングを始めるって言い出したんです。どうやら来月の健康診断が気になってのことみたいだけど、運動は確かに大事ですよね。ワタシも一緒に始めてみようかなとトレーニングウェアを引っ張り出して走ってみたのですが、しばらくして体に異変が。たくさん汗をかいたわけでもないのに、太ももからふくらはぎがかゆくて仕方ないんです。これは大変だと慌てて家に戻ったら、ものの30分程度でかゆみは収まりました。いったい何が起きたんでしょう? 早速調べてみました。
いろいろと調べてみたところ「痒み(かゆみ)」が起こる原因って、思った以上にたくさんあることがわかりました。肌の乾燥や衣類の摩擦によるアレルギー、寒暖差によるじんましんなんてものもあるんだそうです。運動時には老廃物によるかゆみが出やすいらしいのです。
体の中にはいろいろな老廃物が蓄積されています。生活習慣や食事でたまり続ける老廃物は、血管を通って腎臓に送られ、体外に排出されます。しかし、運動不足が続くと血行が悪くなり、老廃物が滞留してしまうそうです。
走って血行がよくなると、今までたまっていた老廃物が一気に流れ出します。不要な物質である老廃物がたくさん血液中を流れると、体が炎症を起こしたと勘違いしてしまうのです。その刺激でかゆみ成分であるヒスタミンが分泌されるというのが最近の定説なんだそうです。
ヒスタミンは、花粉症や虫刺されなどの抗ヒスタミン剤でよく聞くかゆみ成分だけど、自分の体から出た老廃物にも反応するんですね。きちんと老廃物が排出されていれば、次第にかゆみは収まってくるとか。
こういったかゆみの予防には、日頃から運動をして血流をよくして、体内の老廃物をためこまないのがいいそうです。運動といっても、ストレッチなどの軽いものでも効果があります。急なかゆみにびっくりしたけど、運動不足や血行不良を知らせる体からのサインだったんですね。この際だからジョギングとストレッチをがんばって、運動を習慣にしようと思います。
今回のワタシのかゆみはすぐに収まったからいいけど、あまりにも長引く場合は他の原因が考えられますので、病院に行ってしっかりと原因を調べてくださいね。
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参照:株式会社ミシマ社
イラスト:飛田冬子