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2021年10月16日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ランドセルといえば、最近は、いろんな色が出ていて自由ですよね。私が小学生の頃は女の子は赤、男の子は黒が定番で、それ以外の選択肢はなかった気がします。私は赤いランドセル、大好きでしたけどね! 今は大人向けのおしゃれなランドセルが人気なんだそうなんです。どんなランドセルなのか、調べてみます!
日本ならではのランドセルが世界的に注目されたのは、2014年。ベージュのトレンチコートに小学生用の赤いランドセルを背負った、ハリウッド女優のズーイー・デシャネルさんの写真がおしゃれだと話題に。それから新しいファッションアイテムとして、海外セレブたちにランドセルがブームになりました。日本に来日した外国人がお土産としても購入するなど、一時は品薄状態になるほどの人気ぶりだったそうです。
その後、ビジネスシーン向けにランドセル型のバッグを発売するメーカーが増え、「大人ランドセル」として人気が続いています。
ランドセルの特徴は、箱型のため書類が曲がらず収納しやすい、背中に密着して肩と腰で背負うので安定感と心地良さがある、といった機能性。また、レザー製の丈夫な造りは、耐久性に優れています。子ども用のランドセルにはないデザイン性の高さも人気の秘密です。
「大人ランドセル」を掲げた商品を扱うメーカーは数多くあります。人工皮革を使った安価なものでは1万円以下、本革を使用した職人の手作り品は10万円以上と多種多様です。ここでは、長くランドセルを作り続けてきた老舗ブランドを紹介します。
1973年創業の鞄メーカー・ヘルツは、「小学校を卒業して大人になってからも使えるランドセル」をモットーに本革ランドセルを製作してきました。2本のベルトがついた、半かぶせ式のクラシカルなデザインが特徴。受注生産で、一人の職人が裁断以外のすべての工程を手掛けています。価格は、大人向けサイズ6万2700円~。
1965年からランドセル製作を手掛けている土屋鞄製造所。2015年には、大人向けのブランド「OTONA RANDSEL」を発売し、新しいビジネススタイルとして、注目されました。スマートなシルエットで高級感のあるデザインが特徴です。扱いやすい防水仕様の商品もあります。価格は14万8500円~。
大人ランドセルは、たっぷり収納と堅牢な造りはビジネスシーンにもマッチするし、シンプルながらスタイリッシュなデザインでファッションアイテムとしても優秀ですね!
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参照:株式会社ヘルツ
イラスト:飛田冬子