家のことは後回し。海を見に赤穂へ行ったら、予想外の一日になった

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家のことは後回し。海を見に赤穂へ行ったら、予想外の一日になった

休日にやることは山ほどある。でも、久しぶりに海が見たくなって赤穂へ。楽しみにしていた景色は見られず、思いがけない出来事の連続。それなのに、帰り道では不思議と気分が軽くなっていました。

休日くらい、好きなことをしよう

休日には掃除もしたいし、片付けたいこともあります。でも、家の用事なんて探せばいくらでも出てきます。

もともと海が大好きな私。旅行先の宿も、朝に海岸沿いを散歩できるかどうかで選ぶほどです。少し疲れがたまると、無性に海が見たくなります。

そこで今回は、前から気になっていた兵庫県赤穂市の「きらきら坂」へ。名前を聞いただけでも、なんだか楽しそうでしょう?

土瓶蒸しのために、駅まで逆戻り

まずは腹ごしらえ。

訪れたお店では、1200円追加すればお吸い物を土瓶蒸しに変更できるとのこと。海を見に行く日に土瓶蒸しとは想定外ですが、実は大好物。秋ですし、せっかくなので食べたくなりました。

ところが、支払いは現金かPayPayのみ。今どきPayPayを使っていない私は、手持ちの現金が足りません。

結局、駅の向こうのコンビニまで戻ってATMへ。

15分ほどして戻ると、面倒なお客だと思われても仕方ないのに、「お帰りなさい。お腹空いたでしょ」と笑顔で迎えてくれました。思わず、じんときました。

土瓶蒸しに加えて、地元のお米をガスで炊いたという白いご飯も絶品でした。

ひとりで出かけるようになって気付いたのが、こうした旅先での何気ない会話のありがたさ。

キラキラどころではなかった海

キラキラどころではなかった海

食事を終え、バスに約20分揺られて海へ。

バスを降りるとすぐに神社があり、そこから「きらきら坂」へ下りる道が見えました。

ところが空はどんより、海は鉛色。

それでもせっかく来たのだからときらきら坂を歩き始めると、次第に強風に煽られ、波しぶきが足元まで飛んでくるようになりました。

これ以上進むのは怖くなり、民宿のあるところまで来たところで、近くの民宿の方に海沿いを通らずに戻れる道を尋ねました。

教えていただいた道は、Googleマップで見るとかなりの遠回り。仕方なく歩き出すと、途中に近道らしき階段を発見。

キラキラどころではなかった海

見上げれば、ものすごい傾斜の長い階段。少し迷ったものの、遠回りするより登ってみようと挑戦しました。

息は絶え絶え、膝からなんか不穏な音まで。運動不足を痛感しながら、なんとか登り切りました。誰も見ていないのをいいことに、思わず出たガッツポーズがこちらです。

キラキラどころではなかった海

どんより坂で、気持ちが軽くなった

日曜日で、調べていたお店の多くはお休み。お土産も諦めかけたところ、改札の手前にお店を発見。

買ったのは赤穂の塩ラスクと、入浴用のエプソムソルト。

どんより坂で、気持ちが軽くなった

楽しみにしていた青い空も、キラキラした海も見られず、きらきら坂ならぬ「どんより坂」でした。

それなのに帰りの電車では、日常の小さなモヤモヤがすっかり洗い流されていることに気付きました。

思い返してみると、見ず知らずの人の温かい一言。大好きな土瓶蒸しを思いがけず食べられたこと。そして、あの階段を自分の足で登り切ったこと。どれも小さな「うれしい」と「やった!」でした。

家のことは後回しにしたけれど、気持ちはすっかり軽くなっていました。

優雅に海を眺める予定が、帰宅後のお風呂を楽しみに帰ることになるとは(笑)。

文・ハルコ

HALMEK up編集部

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