50代からの体質改善メソッド#3

50代からの不調に!「めぐり改善」のツボ回し&ストレッチ【実践編】

50代からの不調に!「めぐり改善」のツボ回し&ストレッチ【実践編】

公開日:2026年04月15日

50代からの不調に!「めぐり改善」のツボ回し&ストレッチ【実践編】

便秘、腰痛、冷え、頻尿など50代前後から増える悩み、「めぐり改善」で解消できるかもしれません。本記事では、それらの原因となる大腸・腎臓・膀胱の不調を解消する「ツボ回し&ストレッチ」のやり方と注意点を考案者の整体師がわかりやすく解説します。

永井 峻(ながい・たかし)さんのプロフィール

楽ゆる整体&スクール代表。「楽ゆる健康ラボ」所長。1982年、富山県生まれ。横浜国立大学卒業。26歳で自律神経失調症になり、まともに眠れない半年間を過ごすが、後の師匠の整体で回復。整体師になってからも自律神経を専門とし、その回復の要として、内臓から体質改善をする施術やセルフケア指導に力を入れてきた。これまで、スポーツ選手、医師などの専門家を含め、約14万件の施術、指導を実施。新著に『体の衰えを一括で清算できるすごい方法』(Gakken)がある。

大腸のめぐりを整えるツボ回し&ストレッチ

大腸は、消化・吸収後に不要になったもので便を形成・排出する、お通じを左右する臓器。また、東洋医学では気や血が流れるルートを経絡といい、大腸の不調は、その経絡上にある太ももや膝に影響しやすく、脚の痛みやハリとして現れることも。

大腸のめぐりを整えるツボ回し

おへその下には、大腸に関係するツボが複数あります。大腸の動きが良くなると、連動して気のめぐりも良くなり、下痢や便秘、冷えなどの解消に。

大腸のめぐりを整えるツボ回し&ストレッチ

ツボの位置は、へそから指3本分下、そこから左右に指1本分の場所。「大巨」というツボです。便秘や下痢、お腹のハリの解消に有効。

大腸のめぐりを整えるツボ回し&ストレッチ

ツボに左右の手の中指を当て、抵抗を感じるぐらいの深さまで押し込み、円を描くように30回転マッサージします。

大腸のめぐりを整えるもも裏のストレッチ

大腸が不調だと、便秘など排泄が滞って水分代謝が落ち、めぐりが停滞。その影響で大腸と同じ経絡上にあるもも裏にハリ感が出たり、腰痛になったりしやすい。

大腸のめぐりを整えるもも裏のストレッチ

伸ばしたい筋肉は、もも裏。デスクワークや立ち仕事など、長時間、同じ姿勢をしていると硬くなります。前屈をして突っ張り感が出たら固まっている証拠。

大腸のめぐりを整えるもも裏のストレッチ

1.    仰向けになり、右の膝裏に手を当てて膝を胸に引き寄せます。

大腸のめぐりを整えるもも裏のストレッチ

2.    右膝を軽く伸ばし、手で膝を軽く引き寄せます。右脚のもも裏を伸ばしてはゆるめるイメージで、ゆっさゆっさと15回動かします。伸ばすタイミングで「ほっ、ほっ」と息を吐くこと。反対側の脚も同様に行います。

大腸のめぐりを整える外もものストレッチ

大腸が不調だと、もも裏同様に外ももにもハリが出やすくなります。外ももは、普段は伸ばすことが少なく、硬くなりやすいのでしっかり伸ばしましょう。

大腸のめぐりを整える外もものストレッチ

伸ばしたい筋肉は、太ももの外側の筋肉で、骨盤の前側から膝のおさらの外側まである大腿筋膜張筋。ここを中心にお尻まわりも伸ばしていきます。

大腸のめぐりを整える外もものストレッチ

1.    床に座り膝を立てます。手は体の後ろにつきます。

大腸のめぐりを整える外もものストレッチ

2.    右の足首を左膝にかけます。

大腸のめぐりを整える外もものストレッチ

3.    左膝を右に倒します。左の太ももの外側を伸ばしてはゆるめるイメージで、ゆっさゆっさと15回動かします。伸ばすタイミングで「ほっ、ほっ」と息を吐くこと。反対側も同様に行います。

腎臓・膀胱のめぐりを整えるツボ回し&ストレッチ

水分調整の要といわれるのが腎臓と膀胱です。腎臓は血液をろ過して老廃物を排出し、水分・塩分のバランスを調整しながら尿をつくります。それを膀胱で一時的に溜め、体の外へ尿として排出。腎臓と膀胱は連携しているので、ここが弱ると尿トラブルが増えることに。

腎臓・膀胱のめぐりを整えるツボ回し

お腹のハリや食欲不振などの解消に効果的で、水分代謝を調整してくれるツボを刺激します。下腹部の血流が促され、冷えやむくみ、腰痛の解消にも◎。

腎臓・膀胱のめぐりを整えるツボ回し&ストレッチ

ツボの位置は、<1>へそから指2本分上、そこから左右に指1本分の場所(イラスト;上2か所)、<2>へそから指3本分下の場所(イラスト;下1か所)

腎臓・膀胱のめぐりを整えるツボ回し&ストレッチ

<1>のツボに左右の手の中指を当て、抵抗を感じるぐらいの深さまで押し込み、円を描くように30回転マッサージします。<2>のツボも同様に行います。

腎臓・膀胱のめぐりを整える脚の付け根のストレッチ

腎臓と膀胱の経絡はどちらも腹部と腰部を通っています。気や血が滞ることで、お腹や腰にハリ感や痛みが出るのでゆるめることが大切です。

腎臓・膀胱のめぐりを整える脚の付け根のストレッチ

伸ばしたい筋肉は、腰から骨盤の内側を通って太ももの内側につく「大腰筋」。深層筋ともいわれます。お腹や腰のあたりにハリやコリがあるのは大腰筋が硬くなっている証拠です。

腎臓・膀胱のめぐりを整える脚の付け根のストレッチ

1.    四つ這いになります。膝は股関節の下にくるように、手は肩幅より少し広めに床につきます。

腎臓・膀胱のめぐりを整える脚の付け根のストレッチ

2.    右膝を立てます。

腎臓・膀胱のめぐりを整える脚の付け根のストレッチ

3.    左脚を後ろに引いてへそを床に近づけます。脚の付け根を伸ばしてはゆるめるようなイメージで、ゆっさゆっさと上体を15 回動かします。伸ばすタイミングで「ほっ、ほっ」と息を吐くこと。反対側も同様に行います。

「50代からの体質改善メソッド」シリーズでは、50代からのずっと付き合っている不調におすすめの「めぐり改善」の方法を、基礎→セルフ診断→実践の全3回で整理しています。前後の記事もあわせて読むことで、あなたの不調を解消する「ツボ回し&ストレッチ」がわかります。

※本記事は、書籍『からだめぐる おなかのツボ回し』より一部抜粋して構成しています。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

もっと詳しく知りたい人は

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『からだめぐる おなかのツボ回し』永井峻著(ワニブックス)

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HALMEK up編集部
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